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ヴァニティ(等)になりきって聴く

プリンスの歌、Keep on Loving U は、表面的にはとってもチャラいナンパの歌で、このチャラいプリンスに軽やかにまとわりつかれて口説かれ続けるためには、こちらも簡単には落ちないぞという気合いで武装して正気を保たなければならないので、少なくとも4分くらいの間、自分は43歳くらいのヴァニティになったという、何とも図々しい壮大な妄想を膨らませて聴くことにします。ヴァニティではなくてもいいので、地球で一番綺麗なもの(the finest thing)になって聴くと楽しいかもしれません。

Keep on,   Keep on
Keep on lovin’ U 
(The Greatest Show on Earth)

ちょっと 見てよ
僕の方に向かって歩いて来るのは誰?
見たこともないような the finest thing じゃない?
Oh, my God! 君だったの 君だよね
ほら高校の時の き、君は僕のホームカミング・クイーン

Tell me, Baby
ねえ ずいぶん長いこと会ってなかったね
いやいや クールだよ 誤解しないで
君はとてもマーヴェラスさ

ねえ この後何もすることがないんだったら
街で行列に並ぶ?
バックシートで抱きしめあって#%@&するのは?(Oops! ホーンビート)
うーん 夜明けまでに戻れるかな たぶんね

君が僕にしてほしいことは たとえどんなことであっても
何としてもしなければならない
そう 君を愛し続けるために

あの時の僕は愚かだったけれど
今ならクールにするよ
君を愛し続けるために

それで どうかな
一杯おごらせてくれる?
大きなまるいグラスに
過去のことを忘れられるようなのを注ごう
返事はあまり急がないで
ところで 今 何時かな
君と僕とで一晩中 毎日 毎日

君のスペースの中に入ってほしい?
甘い香水のところのことだよ
恋人たちが行くところ
それをセックスと呼ぶ人もいるね
僕だったら地上最大のショウと言うよ!

***

目を閉じて
外へ出かけよう
君の手をとって
僕の車に乗せよう

これを気持ち悪すぎるなんて言う人がいても
そんなの嘘さ 賢くなろうとしたことがないのさ

だってほら、この Baby Blue
僕はこれにびったりな Reds を持ってる
君のボディみたいなボディなんてないよ
だって君のボディが最高なんだから
バックシートに乗って
僕にドライブさせて
Ooh Baby
世界一周の(ドライブ)
地上最大のショウ

君が僕にしてほしいことは たとえどんなことであっても
何としてもしなければならない
そう 君を愛し続けるために

あの時の僕は愚かだったけれど
今はたっぷりクールなものを持っているよ
君を愛し続けるために

あの時 僕がしたのと同じことを
もう一度してみてもいいかな
君を愛し続けるために

君のくちびるに
もっと多くのものと
微笑みをあげよう
君を愛し続けるために

***

それがとうとう終わった時に
君は泣いてしまうよ
僕に起きた事で
これは現実? それともファンタジー?
君に faith はないかもしれない
どんな価値があるか分からないけれど
いずれ
どうなんだろうと考えることになるよ
天国は……

文字起こしなども活用しましたが、それでも分からないところもありました。でも、だいたいの雰囲気はこんな感じかと思います。やけぼっくいに火をつけようとしている都合のいいシチュエーションもプリンスっぽい気がして大好きです。ともかく、ヴォーカルでメロメロになってしまいます。

最後のすごく遠くで囁いているような部分もボリューム最大にして聴いてみました。聴きにくいので当てずっぽうですが、曲のメイン部分とは空気が変わってしまったように思います。

《追記》
聴こえなかったところだけ切り取って、テキストが入れられたクリップが投稿されてました。感謝です。

歌詞の内容はちょっとよくわかりませんが、日本語にしてみました。伴奏もコーラスもない単独ヴォーカルがよく聴こえて、ゾクゾクします。




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