Netflixによるプリンスのドキュメンタリー、その2
先日、といっても半月以上も前に書いた Netflix ドキュメンタリーについて、また書きます。
この前は、一人のファンとして、できることなら観たいという個人的な希望を書きました。
その後、ここ数日、ポッドキャストでまたドキュメンタリーの話を聴いていました。毎度ながら有益な #WDPDTW のプレイリストにも入っていた、FUNKATOPIA の配信です。
Mr. Christopher さんが、とても分かりやすく情報を整理して、今回の状況を解説してくれました。何が分かっていて、何が分かっていないか、推測は推測として、でも常識的なまっとうな推測をして、ファンの立場、エステートの立場などをまとめてくれました。
わたしの勝手な感想を書きますと、Mr. Christopher さんの話を聴いて新しく感じたのは、エデルマンのドキュメンタリーは思ったよりもダークなのかもしれないということでした。少なくとも、USA Today の記事(↓の記事?)をもとに推測するなら、ダークな面をえぐるような描写が考えられるということだったと思います。
一方で、New York Times の記事を書いた記者(Sasha Weiss)は、もともとプリンスのファンではなかったけれど、9時間のドキュメンタリーをみて、プリンスを聴き始めたらしいです。
ドキュメンタリーの実物を観られるまでは、どんなアプローチで作られているのか、なんとも言えません。エステートが要求する修正が実現可能なのかというところも問題かも。
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もう一つ、非常に気になったのはキャンセル・カルチャーについてでした。
キャンセル・カルチャーと一括りにすること自体が少し乱暴かもしれませんが、昨今のそうした動きは度を超えています。辟易します。
エステートが対処しなくてはならないのは、そういうダメージからプリンスのレガシーを守ること。プリンスも、そこは相当に気をつけていたでしょう(とポッドキャストで言ってました)。
Mr. Christopher さんは、マイケルの例も出していましたが、エステートがそのリスクを考えるのは仕方ないことです。
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New York Times の記事が出た直後は、いろいろざわついて、プリンス界隈では荒れていたところもあったのかもしれません。ポッドキャストの中で、脅迫を受けていた人物の話がありました。数週間たって、今は落ち着いているといいのですが。
アーティストだったり、SNS やネット上で情報発信してくれている善意の塊のようなファムの方々が、ときに暴言などの攻撃にさらされるなんて shame です。残念です。
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Mr. Christopher さんの意見はとてもバランスがとれていて、安心して聴けました。
確か10月1日からスタートしたと言っていたラジオのアプリをダウンロードしてみましたが、よいです。毎日24時間プリンスを流すチャンネル《Uptown Radio》と、毎日24時間ファンクを流すチャンネル《FUNKEDUP Radio》があります。ラジオはきちんとラジオだそうです(ASCAPをクリア)。
GooglePlay と App Store へのリンクを抜き出しました↓
こちらがラジオの案内ページ↓ 投げ銭なども案内があります。
プリンス聴こう。