やりたいことのはなし

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たしかに！

僕も、他人に興味を持つ時には「何をしたいと思っていて、今までは何をしてきて、今は何をしている人なの？」というところが気になる。
さっそく考えてみよう。

歌の世界に入り込む時間と、試行錯誤してきた人とおしゃべりをしたり話を聞く時間が好きです。

僕の父と母は吉田拓郎が好きで、家の中にはフォークギターがあって、車のカセットテープには落陽とか夏休みが入っていて。
「ぶどうパン」みたいなところに出かけると言われ、付いていったのは「武道館」。会場の真ん中で光に当てられている人、これがコンサートというものだと教えてもらった。
そんな環境で育ったので、「LOVE LOVE あいしてる」は毎週ビデオに撮って見ていました。

拓郎がKinKi Kidsの2人にギターを教えるコーナーを見ていた僕はそのまま興味を持って、父の持っている小さいギターを借りてみたりした。
親が好きなものを好きになろうとするのは子供の本能なんだと思う。

その後なんやかんや、自分のギターを買って、歌を作ってみたりして、いろいろ勉強もさせてもらえて、そのきっかけで音楽以外のことも覚えて、友達とバンドを組んでもらって歌ったり、歌で日記を書いてみたり、演劇の人たちと写真で関わるようになって（成り行きってすごい）、嬉しいことも悲しいこともいっぱいあって、また歌を作ることを再開した。

人と関わることも孤独になることもいろいろ経験すると、歌の世界に入り込む時間と、試行錯誤してきた人とおしゃべりをしたり話を聞く時間が好きということがわかってきた。

そうだ「LOVE LOVE あいしてる」みたいな音楽とトークの時間をまた見たいんだ。

そうして僕は何かしらメディアを作りたいと思うようになりました。

今日みたいに自分と会話したり、誰かと会話したり、作った音楽や作品を残したり、誰かとコラボレーションしたり。
そんなことをちょっとずつやっていけるような、メディアを作りたいと思っています。

少し前に作った曲です。聴いてください。「淡く明るい」