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年商10億円のお絵かきクリエイターが話す「好き」を仕事にする時に知っておきたいこと

創造学習研究所特別講演

研究所では、理想の人生を実現する「創造力」を身につけ、磨くための学びの一環として、時折、その道の先輩をお呼びしてお話を聞く勉強会を開催しています。先日お呼びした先輩は、なんとまだ若干37歳!

引きこもりニートから大逆転。本人の好きを活かして商品を作り、それを発売したところ大ブレイク! なんと今では年商が10億円、上場すら視野に入っているとのこと。
そんな、創造学習の実践者「ハクちゃん」こと、ハク ノブアキさんをお呼びして

 「好き」を仕事にする時に知っておきたいこと

について、約1時間に渡り、たっぷりと講演をしていただきました。その内容があまりに素晴らしかったこと、そしてハクちゃんも、一人でも昔の自分のような人の力になれたら、というご好意をいただいたことを受け、、、
本日は特別に、その勉強会の内容を、一才カットせず…

なんと、豪華ノーカット版で公開します!!!

※本原稿は当日のゲスト、ハク ノブアキさんのお話をもとに、創造学習研究所スタッフが編集、構成をして作成いたしました。サービスの都合、マーケティングノウハウなどは一部削除しており、細かなニュアンスなどに相違の可能性があります。あらかじめ御了承ください。

それでは、たっぷりとお楽しみください!

ーー以下講演ーー

「好き」って何だろう?

そもそも...『好き』って何でしょうか?

心がワクワクしたり、心拍数が上がったり、瞳孔が開いたり、交感神経が活発になる、そんな瞬間のことを「好き」と感じるかもしれませんが、今日はもう少し深く考えてみましょう。

アメリカのギャラップ社という会社をご存じでしょうか? 何十年もかけて、多くの研究をしている企業です。彼らは「才能」についての研究を長年続けており、その成果がすごいんです。例えば、弁護士のような専門職でも、適切な才能を持った人を採用できれば、その会社にとって非常に有利になる。ギャラップ社の研究は、それほどに大きな影響力を持っているんです。

この会社が出版している『さあ、才能に目覚めよう』という本をご存じの方も多いかもしれません。この本では、才能について興味深い定義がされています。彼らの定義によると、

「才能」とは、無意識に頻繁に繰り返される思考、感情、行動のパターンのことです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0

この説明、少し難しく聞こえるかもしれませんが、もう少し噛み砕いて考えてみましょう。たとえば、気づいたら同じことを考えている、無意識のうちにやってしまっていること、そんな行動こそが才能の表れなんです。


無意識に繰り返す行動こそが才能の証

こんな例はどうでしょう。電話をしている時、ついメモ帳に絵を描いてしまう、そんな経験はありませんか? これも才能の一種なんです。実は、日本では絵を描くのが苦手な人が全体の70%にも上るそうです。つまり、無意識に絵を描いてしまう人は、全体の30%しかいないわけです。そんな人は、少し「変わり者」かもしれませんが、その変わった行動こそが才能なんですね。

こうして見てみると、「好き」っていうのは、その正体が「才能」なんです。好きなことは、才能の現れ。無意識に何度も繰り返してしまう行動や考え方が、あなたの才能のサインなんです。

そして、昔から「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますよね。これも、まさに最新のアメリカの研究結果と一致しています。長年言い伝えられてきた言葉には、それだけの真実が含まれているんだと感じます。

では、例えば起業を考えている人がいたとしましょう。才能があることで起業するのと、そうでないことで起業するのとでは、どちらが成功しやすいと思いますか? 当然、才能がある分野で起業した方が成功しやすいですよね。だから、好きなことを仕事にするのは有利なんです。精神的にもハッピーですし、なにより、才能があるから成功に繋がりやすいんです。


才能を育てるための環境が大事

しかし、ここでまた一つ疑問が生まれるかもしれません。「才能があるのは分かるけど、うまくないよ?」ということです。それは当然のことです。才能があっても、適切な環境にいなかったら、その才能は育たないんです。

たとえば、ものすごく野球が得意な太郎くんがいたとします。でも、彼が通っていた学校には野球部がなかったとしたら、いくら才能があっても野球がうまくなるわけがありませんよね。技術は、環境によって育まれるものなんです。

私たち大人は、環境を自分で選べます。だからこそ、自分の才能を輝かせるために、その才能を育てる環境を選ぶことができるんです。大人になってからでも、好きなことを仕事にすることで有利なスタートを切ることができるんですよ。


好きなことを仕事にすることは有利

「好き」というのは無意識に生まれるものです。意図的に好きになろうとしても、それは難しいんです。たとえば、電話をしながらメモ帳に絵を描くことが好きな人は、いつの間にかそれが好きになっていたはずです。これは「ギフテッド」とも言われ、もらったもの、つまり「才能」の一部なんです。

好きになることは、自分でコントロールできるものではありません。食べ物で例えるなら、辛いものが好きな人っていますよね。でも、トレーニングして辛いものを食べられるようになっても、好きになるわけではありません。できるようにはなっても、心から「好き」になるわけではないんです。

だから、才能も同じで、行動はコントロールできても才能はコントロールできません。これは魂に刻まれているもの、生まれながらに持っているものなんです。

そして、それは絵を描くことだけではありません。みなさんが持っている「好き」というものは、すべて才能のサインなんです。この才能は、適切な環境によって磨かれていきます。

ですから、好きなことを仕事にするのは非常に有利です。でも、そのためには、自分の才能を輝かせ、磨くための環境を選ぶことが大切なんです。


好きなことを続けるための条件:お金と時間

企業ネタを好きなことにした方が良い理由は、理論的には理解できたかもしれません。でも、もう一度考えてみましょう。才能も環境も揃っているのに、なぜかハッピーに稼げていない、そう感じる方もいるのではないでしょうか? 実際、才能があっても、環境が整っていても、満足に稼げず、やめてしまう人がいるのです。

例えば、身近な例として美容師さんを思い浮かべてみてください。美容師という職業は、一度つくとなかなかやめないイメージがありますが、実は離職率が一般の会社よりも3倍も高いと言われています。

美容師になるためには、専門学校で学ぶのに250万から450万円もの費用がかかります。そして、2年から4年かけてサロンに就職し、簡単にはスタイリストになれないことは皆さんもご存じかもしれません。でも、たくさんの時間とお金を投資し、専門の難しい試験をクリアしても、結局やめてしまう人が多い。これを、「地獄」と呼ぶ、笑

では、なぜやめてしまうのでしょうか?データによると、主な離職理由には3つの大きな要素があるそうです。

まず1つ目は、薄給であること。収入が非常に低いのが一番の理由です。頑張って働いても、十分な対価が得られない。

2つ目は、拘束時間がとにかく長いこと。仕事が終わってからもレッスンが続き、休みの日もレッスンをするのが当たり前という過酷な環境です。これをこなさないと、技術が向上しないというのが現実です。

3つ目は、人間関係です。これはどの職場にもある問題なので、美容業界に限ったことではありませんね。

このように見てみると、実はお金と時間というのは同じことを指しているのだと気づきます。給料が低くて、拘束時間が長いからこそ離職する。もし給料が低くても、拘束時間が短ければ耐えられるかもしれないし、逆に拘束時間が長くても、給料が高ければやめないかもしれません。つまり、お金と時間は一体のものなんです。

好きなことを仕事にできるなら、それを1年だけで満足する人はいるでしょうか?1年で終わりにしてしまう人なんて、きっといませんよね。好きなことを仕事にできたら、できる限り長く続けたいと思うものです。例えば、伝ちゃん先生のように、何十年も続けていけたら素敵ですよね。


なにも長く続けるために時間をコントロールする

長く続けられることには、大きな意味があります。業界で長く続ければ続けるほど、信頼も実績も積み上がり、強くなっていくんです。20年続けている人と、昨日始めたばかりの人を比べてみてください。どちらにお願いしたくなりますか?特別なマーケティングをしない限り、20年の経験を持つ人の方が信頼できるに決まっていますよね。

例えば、歯医者さんで考えてみましょう。昨日初めてドリルを握ったばかりの新人歯科医のところに行きたいと思いますか?やはり経験豊富な人のところに行きたいですよね。

だからこそ、長く続けることが大切なんです。ただ、長く続けるためには、ある程度のお金と、コントロールできる時間が必要です。例えば、8月は家族との時間を大切にして、仕事を少なめにしよう。逆に、4月や5月は忙しい時期だから、がっつり働こう。そんなふうに、自分で時間をコントロールできる環境と、安心して生活できるだけのお金があれば、仕事を長く続けられるのです。

つまり、才能や環境だけではなく、時間とお金のバランスも重要な要素なんです。


単価設定の重要性

さて、皆さんにお伝えしたい大切なポイントは、「お金と時間の関係性」についてです。この関係性を理解することで、ビジネスの成功に大きく近づくことができるんです。まず、私たちがよく忘れがちなのが「単価の設定」です。

よく、好きなことだから単価は安くてもいいよ、という話を耳にします。例えば、3千円や5千円のセッションを受けたりします。でも、ちょっと待ってください。あなたの1時間を千円で交換することはできます。でも、もしそうしたいのであればバイトをする方がいいですよね。なぜなら、あなたがどれだけ頑張っても、1日は24時間しかないからです。つまり、お金よりも時間の方が圧倒的に価値が高いということです。

「タイムイズマネー」という言葉がありますが、実は「タイムビーツマネー」、時間が勝つんです。お金よりも時間の方が価値があるというのが本音なんです。だからこそ、時間をお金に変えるなら、ある程度の金額を設定しないと自分がしんどくなるということです。

多くの人は、1時間5千円や1万円でセッションをして、「時給1万円」と勘違いしてしまいます。でも、その金額を得るまでにどれだけの時間を使ったか、という視点が抜けているんです。その人と出会うまでの時間、メルマガを書いた時間、Zoomでの打ち合わせ、100%売れるわけではない面談も含めて考える必要があります。

例えば、1万円のセッションが売れたとしても、それまでに個別で3人に2時間ずつ話をしていたら、それで6時間。さらにセッションの準備に1時間、お化粧をしたり資料を見返したりすると、合計8時間。その結果、時給換算すると千円ちょっとになります。だからこそ、単価を上げなければいけないんです。十分な単価を設定しておかないと、才能があって、環境も選び、仕事も一生懸命にやったのに、単価設定を間違えただけで離職してしまうということが起こり得るのです。


ひとりビジネスは単価を上げよう

ここで今日の話が役に立つんです。私たちは、その大きな過ちを避けることができる。つまり、単価を上げよう、という話なんです。

細かい計算は置いておくとしても、目標は一契約35万円以上の商品にすることです。50万円でも良いですし、100万円ならもっと良い。そんなプランを組めれば、かなりハッピーな状況になります。もちろん、それでもしんどいと思うことはあるでしょう。でも、就職するよりはずっと良い、パートよりも確実に良い地獄です。そう、好きを仕事にしても地獄は地獄なんです。でも「良い地獄」なんです。ちなみに、ちょっと誤解のないようにお伝えしておくと、僕は基本、世界を地獄として捉えるようにしています。なぜなら、地獄を地獄として見ることで、より、世界の美しさに気が付けると考えているからです。話を戻しましょう。

35万円以上の契約が取れれば最高ですよね。そして、その経験を活かして、少しずつスキルアップとともに値上げしていきましょう。一度やってみて、次回はもう少し高い価格で提供してみるんです。


価格の引き上げとその戦略

値上げは実は簡単なんです。逆に、値下げは難しい。すでに買った人から値下げするとクレームがくるかもしれませんが、値上げは喜ばれるんです。「私、良いタイミングで買ったんだ!」って、むしろ喜んでもらえるんです。

同じプランでも、最初の頃と今とでは、あなた自身が成長しています。例えば、全く同じデザインのペンダントがあったとしましょう。一つは鉛でできていて、もう一つはゴールド。どっちが高価に感じますか?もちろんゴールドですよね。全く同じデザインでも、素材の価値が違うんです。同じように、1件目の受注と2件目の受注では、あなたという「素材」の価値が上がっているんです。だから値段も上げて良いんです。

コンテンツのデザインや内容は同じでも、あなたの経験やスキルが成長していれば、その分値上げしてOKなんです。35万円の時はそれで良かった。でも次は50万円、そして75万円にしても良いんです。あなたの価値が上がっているんですから、同じサービスでも価格を引き上げて良いんですよ。

このように、自分の時間や価値をしっかりと見極めて、適切な単価設定をしていくことが、ビジネスを長く続けるためにとても大切なんです。


価格の引き上げとその戦略

ここで一つ事例として、今僕がやっている事業「お絵描きクリエイター」についてお話ししたいと思います。まず、今、手書きでプロモーションビデオを作るクリエイターが非常に人気で、弁護士さんやコンサルタント、さらには工務店や美容サロンのオーナーの方々からも依頼が来るような仕事になっています。手書きのアニメーションで企業や個人の強みを表現することで、彼らのストーリーブランディングをサポートするんです。

例えば、弁護士さんの新製品のリリースや、歯医者さんの開業を手書きアニメで伝えるというプロジェクトも手がけています。手書きというアプローチが今、非常に求められているんですね。絵を描くのが好きな人にとっては、これが幸せな仕事です。もちろん、好きじゃない人にとっては大変な作業かもしれませんが、好きなことを仕事にできる人にとっては、まさに「幸せな地獄」といえるかもしれません。

絵を描くのが好きな人は、朝起きてから寝るまで描くことができる。そして、その好きなことが仕事として成り立っているんです。実際に、子育てをしながら年収300万~400万円を稼ぐクリエイターもいます。「好きなことを仕事にする」という夢を現実にしているんですね。

ただし、好きなことを仕事にするためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、しっかりとした単価設定です。先ほどお話ししたように、弊社ではクリエイターさんには、一契約35万円以上のパッケージをご用意していただくよう、お願いしています。これを最低限として、一度35万円の契約が取れたら、次は値上げを考えていただきます。個人でやられている方の値上げする際のコツですが、1.5倍までにするのが無難でしょう。2倍や3倍にすることも可能ですが、心のどこかで「大丈夫かな?」と感じてしまうと、セールスの時に自分自身で遠慮が生まれて、売りにくくなってしまうことがあるからです。

このように、好きなことを仕事にするためには、適切な単価設定と計画的な値上げが必要です。そして、その過程で得たスキルや経験をしっかりと反映させていくことが大切です。


結び:好きなことを仕事にする「美しい地獄」

好きなことを仕事にするというのは、確かに大変なことです。ときには「地獄」のように感じることもあるでしょう。しかし、それは「美しい地獄」です。好きなことを続けることで、長い目で見れば大きな成功と幸せが待っています。そのためには、適切な単価を設定し、自分の時間をコントロールし、才能を最大限に活かす環境を整えることが重要です。

皆さんも、好きなことを大切にし、それを仕事にするための一歩を踏み出してみてください。きっと、その先には素晴らしい未来が待っているはずです。

いかがでしたか? 講演は以上です!
是非とも、あなたのご感想をお待ちしています。

創造学習とは?


創造学習研究所は、1978年から約30年間、皇居の目の前、半蔵門にて開かれていた伝説の学習塾です。創造学習は、一般的な学習法に加えて、速読や暗記術といったいわゆる「能力開発」や、昨今でいう「潜在意識」や、「いのり」の力といったスピリチュアリティにも触れた内容で構成されていました。

そんなバカな!?と思うかもしれませんが、当時の塾生には、まさかこんなに有名になるなんて!? と思うような、幼い頃の今をときめく有名人の方が通ってくれていたんですよ。
日本が閉塞感に苛まれてはや十数年。ちょっとでも役に立ちたいと思い、この度、伝説の学習塾で行っていた秘伝の学びを無料で公開いたします。ぜひ楽しみにしていてくださいね。


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