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アクト訪問看護ステーション
作業療法士

【受講のきっかけ】
がんサバイバーの利用者様のサービスに入る時がありますが、現状での介入時にはがん末期の状態やステージⅣの利用者様のリハビリを行っております。
その人らしく生きていけるように人生を尊重して介入しておりますが、状態が悪くなり亡くなられる方を多数見てきました。
現状での関わりでは状態が悪くなってからの介入となっており、お元気な状態での介入はできないかと考えていた所、がん専門運動指導士の養成講座があることを知り、今回受講させて頂きました。
将来的には介護保険や医療保険での領域でも、お元気な状態でがんサバイバーの方々にアプローチできる事を望んでおります。

【受講した感想】
今まではプライベートやデリケートな部分を尊重してがんサバイバーの方々に関わっておりました。
養成講座を受講したことで運動の目的など関わり方や評価の仕方を改めて学ぶ事ができました。
今までの作業療法士としての臨床経験にプラスして、さらにスキルアップできたと認識しております。

【現場で役立っていること】
現状の医療保険、介護保険領域では診療報酬などの制度はありませんが、今回資格を取得できたことを踏まえて、私自身ができること、スキルアップ出来たことに自信をもって今後の臨床に役立てればと考えております。
基本的なスキルではがんサバイバーの方との関わり方に変化があり、その人らしい生き方を尊重して治療計画を立てることができております。

【今後の展望】
全国的にがんサバイバーの方は増えており、急性期の治療が済んでいる方、抗がん剤の治療をしているがリハビリや運動はしていない方が多数いると思います。
がんの再発に不安を感じているが、治療は終わっている方などそのような方々に対してがん専門運動指導士の資格が有効的にお役に立てるように、世間に認知できらばと考えております。


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