呪いは水色

「私たちはいつか死ぬのよ夜を越えても」
この歌詞に、私は何回も救われた
毎日毎日泣いて眠れなかったあの頃、眠れないまま朝がくることがよくあった。
私はベッドの中で眠れなくて1人で泣いているだけなのに、朝5時頃になると同じマンションの住人の目覚ましの音や歩く音、6時とかになるとカーテンを開ける音まで聞こえてくる
私は泣いてるだけなのに、皆は朝がきて当たり前のように生活をしている、それが更に自分は何も、普通のことすらできないんだ、という気持ちでまた涙がでてきたりしていた
そんなとき呪いは水色の
「私たちはいつか死ぬのよ夜を越えても」
という歌詞をきくと、どうせみんなしんじゃうから越えられない夜があっても大丈夫なのかも、と思えた。フッと心が軽くなった
夜を越えても越えられなくてもみんなしぬ、それは変わらないことだし。別にいいよね。

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