親の介護のための帰省
2024/12/13
今年も残すところ半月余りとなりました。うどん屋さんには年越しそばの旗が立ち、いよいよ年末の雰囲気になってきましたね。
さて、先日はお父様の介護のために遠方から帰省されている方のお手伝いをさせていただきました。お父様は施設に入所されていたのですが、どうしても自宅に帰りたいとのことで戻ってこられ、しばらくの間娘様が帰省されていたそうです。しかし、その間に体調不良や転倒などが重なり、娘様がなかなか自宅に帰ることができなくなってしまっていたとのことでした。その都度ケアサービス大すけをご利用いただき、何度か送迎をさせていただきましたが、はじめの頃は娘様も言葉は厳しいながらも穏やかにお話をされておりましたが、回を重ねるごとに不満や疲労が募ったのでしょう、次第に強い言葉が聞かれるようになりました。お父様の夜間の徘徊や、暴言、排泄介助などの対応が大変とのことです。また、ご兄弟もいらっしゃるようですが、なかなか協力を得ることができないとのことでした。
ある朝迎えに行くと「私、昨夜一睡もしてません。」と疲れた表情です。お父様も憮然とした態度で、「病院やら行かん。」と意固地になっていらっしゃいました。私がお父様に「まあまあ」となだめますが、なかなかことが進みません。それでも時間をかけて穏やかにお声掛けをして、車椅子で何とか乗車することができました。道中は喧嘩と愚痴のオンパレードでしたが、ようやく病院へ到着。そのころにはお二人ともお疲れなのか、少し落ち着いていらっしゃいました。
受診が終わりご自宅に着くころに丁度、ケアマネージャーさんから、ひとまずショートステイを利用することができることになったとのご連絡が入りました。お父様は「行かんぞ」とおっしゃっておりますが、おそらくお互いのためにすこし離れたほうがいいでしょうね。
その後しばらくして娘様からお電話をいただき、次回受診のご予約をいただきました。今は遠方の自分の家に帰り「ゆっくり休憩できてます。」と穏やかな声でおっしゃいました。
いやいや、何よりです。介護は気力体力、家族や周囲の協力がないと本当に大変ですね。
ゆっくり休憩してください。
ありがとうございました。
写真は二丈福井の海にて。姫島がきれいに見えますね。
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