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緩和病棟からの一時帰宅

2025/01/17

冬らしい一週間となりました。先週は雪が降りましたね。二丈はそれほどでもありませんでしたが、東へ向かうにつれて路肩の雪が多く見えました。都市高速が全面通行止めとなったため、福岡市内へ向かう道路は大混雑で、じわじわとしか動きませんでした。早めに出発していたのでお迎えの時刻には間に合いましたが、そこから病院までは普段は35分で着く距離なのですが、1時間半もかかってしまいました。

さて、先日は緩和病棟からの一時帰宅をされる方のお手伝いをさせていただきました。以前大きな病院への検査受診のご予約をいただいておりましたが、体調を崩されキャンセルとなり、そのまま緩和病棟にご入院となったとのことでした。

お迎えにあがると娘様が一緒にいらっしゃり、準備も最終段階でした。看護師さんから、痛み止めのお薬や自宅での注意事項などの説明を受け、しっかり上着を羽織って出発です。ご本人様は寝起きだったのか、ややもうろうとしたような状態でした。娘様から「ちょっとうちに帰るけんね」とお声掛けがあり、看護師さんたちに「行ってらっしゃ~い」とお見送りしていただきましたが、反応はちょっと薄いようでした。

病院からはそれほど遠くないご自宅までの道のりも、ややうつむき加減でぼーっとした感じでしたが、娘様が「お母さん、着いたよ、うちでゆっくりしよう」とお声掛けしたとたん、ふとお顔を上げると、見慣れた自宅の様子が目に飛び込んできたのでしょう、パーっと明るい笑顔を見せてくださいました。ニコーっとしたまま「あら、ここは…」と言いかけて娘様が「ほら、おうちに着いたよ。今日はちょっとうちでのんびりしよう。」そこへご自宅で待っていたご家族様もいらっしゃり、「おかえりー、お母さん」と笑顔でお出迎えです。ようやく事態が把握できたご様子で、「まあ~」ととても嬉しそうです。

ご自宅のベッドまでご案内すると「まあ~、お世話になりました。」とご丁寧にお礼をおっしゃっていただきました。ここで私は一旦離れます。

帰りのお迎えを夕方に設定しており、もし身体がしんどくなったりしたら、早めることもあるとのことでしたが、お薬を飲みながら、定刻までゆっくり過ごせたようです。
お迎えにあがると、パッと私を見て、「あら、先生、ありがとうございます。」と、笑顔でご挨拶していただきました。「いやいや、先生じゃないんですけど・・・ま、いっか。」と言ってみんなで笑います。ゆっくりと車椅子に移り、病院に戻ります。病棟でお別れの際も「お世話になりました、ありがとうございました」と笑顔を見せてくださいました。

また体調のいい時に帰って来ることができるといいですね。
私もたくさん元気をいただきました。ありがとうございました。

写真は泊から寒空の可也山です。

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