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Eテレで知ったこと。愛着のことをアタッチメントって言うんだって。0才~乳幼児期の健全な愛着形成が心の土台になる。

今日なにげなしにEテレで「すくすく子育て」という番組を見た👀すっごく面白かった!

愛着障害という言葉は聞いたことあるけど最近ではアタッチメント障害って言うんだね。

「アタッチメントとは、子どもが不安な時に身近な大人にくっつき安心感を得ようとする行動。赤ちゃんが泣いている時に私たち親は抱き上げて一生懸命あやすもの。こうした当たり前の繰り返しが、挑戦する力、忍耐力などの非認知能力を養う。ところが子育てがしにくい社会といわれている今、こうした当たり前の関りをする余裕がない親も少なくない。健全なアタッチメントを築くにはどうすればよいのか、専門家と考える。

番組の説明より

一応リンクおきますが、登録(無料)すれば見られます。視聴期間は分かりません。

アタッチメントとは簡単に言うと触れ合うことで、動物界の親子にも見られる行動であり、子どもが不安になったり怖くなった時に親にくっついて心を安心させる行動を言い、心の安定には欠かせないものだという。


人間の場合は、乳幼児期の不安回避として、特定の養育者とのあいだの感情的密着(これがアタッチメント)に成功することにより安心感を体験することでそれが一生涯の土台となり、いろいろな挑戦や冒険をすることが出来るようになる。人生を安定感とともに生きて行けるという凄い話だった。



とはいえ誰しもがそんな恵まれた理想的な環境で育つわけではないよね。特に現代では女性が家庭を持って働くことは普通になったし、そのために保育所や幼稚園に我が子を預けることも当たり前の世の中だ。


これから人生が始まるという大切な時期に、健全に愛着形成をしたい乳幼児にとっては受難の時代とも言えそうだが、母親がおかしな人、病んだ人だったらかえってその方が危なかったりするので、そういった施設であたたかい職員さんとアタッチメントを築く方が安全な場合もあると思う。


番組に出ていた幼稚園の園長さんや職員さんたちはアタッチメントのことをちゃんと心得ていて大変心優しい方たちばかりだった。その上さらに、大人になってもアタッチメントの要素は必要で、職員と父兄の間でも不安によりそい分かり合っていくことが子供たちのためになるというお話しには感銘を受けた。


職員と自分の親が親密で仲が良いということが子供に伝われると、施設での時間が安心したものになるからだ。
これは私のように仕事を持つ母と、母がいない時間の養育者である祖母の間でいったりきたりしてメンタル不安定になった経験者からは本当に身につまされる話し。(家の場合は母が祖母を死ぬほど嫌っていた)


番組に出ていた施設では、一人のスタッフが数名の決まった子供たちを専門に見る。子供の方もそのスタッフにアタッチメントを持ち、その人でないといつまでも泣き止まなかったりする。まるで親みたいだと思った。


その方は男性だったけれども、優しい笑顔で言葉の雰囲気も温かい方だった。他にも男性のスタッフの方がいて、どなたも穏やかで感じの良い方だった。今の保育所や幼稚園ってこんな感じなの?番組に出るくらいだから、たぶん優秀な施設なのだろうと思うけど、そうでない場合もあるのだろうから預ける時は人間の雰囲気にも注意しないとね。


出演していた園長先生がまだ新人だったころ、0才児の扱い方に慣れていない?か何かで当時のベテランの方から抱っこの仕方のアドバイスをもらった。それが上手くいった時に言われた言葉

”あなたは「港」こどもは「お船」なんだよ”

あなたはここにずっといて、この子はお船だから、自分で出航しようと思ったら自分で(あなたから離れて)出ていく。で、面白いものがあったらそこで出会って、でまたガソリン、栄養が足りなくなったら戻って来て、あなたの所で充電して、また行くのよ😊保育者はそうでありなさい😊


と教えていただいたというお話をされて、これからもずっとそう(こどもの港)でありたいと思いました。というのを聞いて涙が出た。下手な親より親だなあって。

本来は、親が港、子供はお船なんだよね。








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