人生は歌劇より奇なり
幼少期の親との関係性が、パートナーとの関係性に反映してしまうことがあります。
親から無価値観を植え付けられたなら、自分に無価値観を与えてくれるようなパートナーを選んでしまうものです。
無意識下で「私は無価値な人間だ」を証明してくれる人を求めてしまうのですよね。
精神世界や心理学を学ぶと、悲劇は自分が望んだものではないかと思うことがあります。
いや〜。怖いな〜。怖いな〜。
(もはや怪談ですな)
でもね、そのパターンに気付けば、人生は確実に変わります。
「ダンスがやめられない」
そこにある真実。
そこにある本当の私。本当のあなた。
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今度、ミュージカル「モーツァルト!」の劇中歌
「ダンスはやめられない!」を歌います。
モーツァルトの妻、コンスタンツェの歌です。
で、先日。バンド合わせでした!
演奏について、色々と持ち帰るものがありまして。
まあ、それは、また書くとして
今日は、この劇中歌のテーマなど。
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なかなかに、この歌、重いテーマ。
1番で夫であるモーツァルトを詰り、
2番で母との回想シーン、
この人、結構なインナーチャイルドの傷を抱えているんではなかろうか。
「ダンスはやめられない。その時だけ幸せになる」
それは紛れもない真実の言葉なんだろうけども。
でも、もし私が彼女ならどうするだろうか。
こういう劇中歌と取り組むととっても不思議なんですが、歌の中の主人公と、私の人生が交差するような感覚があるんですよね。
私なら、絶対にそこから抜け出すでしょうか。
そもそもMozartと合わないし!
(さっさと別れるのがお互いのためだよ)
彼女を執着させたものは何でしょうねえ?
Mozartの才能?
天才音楽家の妻という座?
いや、そこに愛はあるのかい?笑
何より自分を愛した時に、周りも幸せになるんだよ。
執着では自分は幸せになれないし、
多分、Mozartがあなたから離れた理由はそこだよ。
そもそも、あなたが満たされない限り、彼の苦悩の本質は見抜けない。パートナーシップを構築することはできないよ。
とか、コンスタンツェを諭し始めたりして。
いや、お前はどうなん!?
ってつっこまれそうだけども笑
同じものを持っているから表現できるんだよ。
でも、私はあなたじゃないから、客観的にこの事象を見れる。
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というわけで。
私の中のコンスタンツェと会話しながら役作りしてます。
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「珍獣たちの音楽祭」vol.2
9月15日(日)10:40〜
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当日 2500円(+1ドリンク)
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そういえば。この世界もまた。
一つの大きな劇中歌なのかもしれないなー
人生は歌劇より奇だよねえ。。。
とか。