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マンガン ロードクロサイト・ピンクマンガンカルサイト

秋分の日でほっと一息するころから、マンガンについて書こうと鉱物を調べてみると、ピンク系の石たちで、女性性をアピールすることや、変化へシフトするときに必要なパワーとつながっているとかとあった。きれいだから手に取ってそばにあっても、あまり調べもせずフォーカスしてこなかった石で、なんだか新鮮です。ではさっそく。

基本情報
マンガン 骨や関節を丈夫にする結合組織は、マンガンが補酵素になっている酵素がなければ作ることができない。マンガンは全体として細胞の活力を高める働きをしているため、不足すると、骨の発育不全や傷の治りが遅くなる。関節を丈夫にする酵素の構成成分であり、糖質や脂質、たんぱく質を代謝する酵素を構成し、エネルギーを生み出す。また性格を穏やかにする作用もあるといわれている。普通に生活しているとまず不足することはない、むしろ多いと中毒となる。

マンガンを含む鉱物
ロードクロサイト 鉱物和名:菱マンガン鉱(りょうマンガンこう)
化学式:MnCO3
ピンク色の透明~半透明までの層でできる結晶。

ロードクロサイトのカラーはゴールド、ピンク、オレンジを含む

ピンクマンガンカルサイト 鉱物和名:方解石(ほうかいせき)
(Ca,Mn)CO3
マンガンが入ることで、ピンク色となるカルサイト。

手間下がピンクマンガンカルサイト。上はピンクカルサイト。

外部情報
ロードクロサイト
ジェーンアンダウ氏とカトリーナラファエル氏の著書から、それぞれロードクロサイトは人類の進化、シフトにかかわる時代にでてきた石と書いてあり、おすすめのレイアウトも感情面にはたらいたり、エネルギーセンターの中央に活用して成長を促すとあった。ゴールドの知恵、オレンジの創造性、ピンクの愛の光線でより高いエネルギー体になっていくというようなことが書かれています。お二人が一緒にワークをされていたということは聞いたことがありますが、それぞれに本に書かれており下腹部から胸の中心あたりのプラーナを取り入れるエリアをヒーリングする色がどんなにか大切で、未知の進化と変化等をもたらす可能性を秘めているという。

またスピリットと会話をするマリリン&トーマス、彼らによる本では、ハートにかかわる問題、成長をもたらす状況を引き寄せ、愛をもって無条件に統合できるサポートをするとある。人間の分離に生きる性質を踏まえると、私たちの周りにある無限のエネルギーとのつながりを引き寄せるサポートなのだろう。いまのことばでいうと、もう冒険しかない!という感じかな?

グリーンの石はマラカイト、感情のレイアウトで一緒に使われるそう

ロードクロサイトは鉄、マグネシウム、カルシウムを含み、ほかにも不純物が関係して色味が変わる。また、鉛と銅の鉱脈に関連が深いようなのでいろいろ影響をうけているようだった。
参考までに、これまで書いていた鉄、マグネシウム、カルシウムの記事を添付しておきたい。

ピンクマンガンカルサイトは、ハッピーハッピーパワーストーンカードのほうから抜粋したい。マンガンの骨を形成する酵素だという働きとカルサイトのジャンプする性質を合わせもっていることで、ハートのサポートは繰り返し体の奥深いところの再生に働くという。石という自然界とつながるためのルートはからだ、五感で感じることなので瞬間瞬間の愛は常に周りにたくさんあるので、何があっても大丈夫、と思うような体験をサポートしてくれる。

自由研究
ロードクロサイトを1か月注目して過ごしたらば、実は起きている出来事とつながっていることに気づけて、今回はその考察的に書いておきたいと思う。一番よかったことは、パートナーシップについて!日常や自分の考えを積極的に明らかにして、自分の中の女性性はどうなっているか、男性性と女性性のバランスなどあらためて認識することとなったこと。

これまで、パートナー(夫)との会話で、わたしはネガティブな面を拾い、感情面が暴走していくことがあった。乱暴な言い回しや思いやりのない言葉に反応することで、なかなかいい関係と言えなかった。夫と妻という社会的役割、男と女という性別の違い等々は、世の中の受け止めも変化している時代だからこそわたしもアップデートしていきたい。たいした問題ではないとわかっていても、日常の何気ない会話で浮上する、感情の揺れ、反れをひとつづつ向き合うと、具体的にどういう場合にどのような心情が発生したりするか、私自身のヒーリングのテーマについてのいくつかを率直に会話することができた。相手は拍子抜けしたかもしれないが、わたしがハートを本気で開くと決めて向き合った結果、大きな視点で伝い合えるという感じだった。
お互いが主人公となりうる人生を一緒に歩くパートナーで、相手のよいところ悪いところもパートナーだからこそ同時に起こる、ヒーリングのチャンスだと思う。
日常だからといって、どちらかがひいてみたり、立場を下にも上にもおかず、忙しいからと急いたり焦ったりする気持ちがあるとよくないのかとも思った。過去にした失敗とはそのような場合だったと思う。石のテーマの中には、変化させるチャンスを引き寄せるとあり、正直、石の声にそう書いてあることに驚いた。

また人は、シンプルに行動すると自然へ変化していく。オープンなハートで、すべてのスピリットと交流すると、人にとってはただフォーカスするだけで、無限に物事が変わっていく、今の時代を生きているだけで、と気づけた。ただ周りのすべてのエネルギーと交流しているということなのだそうで、私たち人間が分離を生きているから常にほんの一部でしかエネルギーを使っていないからであり、気づけるというのはほんとに無限のパワフルに触れた瞬間なことのようだ。

こういう高いエネルギーのとき、わたしはその体験と現実を手にしたパーフェクト気分に喜ぶのだけど、これがほんとうに瞬間瞬間でしかないため、最近途方もないというか、肉体をもって生きている間はずっと、これからもそうする、成長する自分でありたいなど都度都度思い出すしかないというあきらめがあって、力が抜けてきた。

もうわかっている、だから、ただあればいいとか、何気ないやさしさや共有できる楽しみを持ちたいとか、そうなりたいただのわたしにエールを送るんだ。おつきあいくださる周りの方に感謝がわき、相手に対しての素直さや信頼はもちろん、愛という形のないパワーを信じることは自分にパワーを与えるんだな、そんな体験でもあった。

それからマンガンカルサイトの石の声にあったように、「瞬間瞬間に感じることでしか得られない形のない愛のエネルギーを、体の奥深くにある骨の形成に必要なマンガンとともに繰り返し取り込み成長していけばいい」だから、つかみとるためのジャンプジャンプと、気軽にジャンプし続けようと思う。ご覧いただいてもわかる通り、ほんわか優しく存在している石なので小さな子どものかわいらしいジャンプになるかもしれないと、こそこそ小さなジャンプが楽しくなる。

左少しオレンジ味のあるピンクカルサイトと右ピンクマンガンカルサイト

食事などで摂る必須ミネラルシリーズを対象に石でヒーリングすることと比較して書いてみて面白かった点は、意外な気づきが多くあったこと。石との交流の方法を調べて実際体験したり、私のユニークなやり方をみつけることができたこともあり、じっくり取り組めてよかった。きっと読んでいただいた方とも、それだけで交流しているのだろうし、書いている瞬間瞬間でスピリットと生きていることを知るようだった。大満足でもある。