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上勝町ゼロ・ウェイストセンターと京都斗々屋さんへ ②

そもそも、こちらに書いたのですが、わたしが年始に思いついたことがきっかけで計画ができる。https://note.com/crystalinspi159/n/n0969ef0afe0d

「何か行動するとしたら何だと思う?」と、娘に相談すると、ゼロ・ウェイストセンターと量り売りリフィルショップへ行ってみようとなった。
徳島駅でお昼前、娘と待ち合わせ、バスで3時間弱で上勝町につきました。
上勝町ゼロ・ウェイストセンターができるまでの歴史、政策等はこちらリンクで知ることができます。

ビールケースを並べたカウンターや不要家具で受付がデザインされている。
同じ空間で物々交換コーナーがあり、ちょっと立ち寄れる。
もらっていくものは図ってノートに記すことで、
リユースされるモノたちが可視化されるという仕組み。

チェックイン時に、施設の利用法をレクチャー受け、宿泊を兼ねて翌朝、センターの見学ができます。これは関連のビール醸造RISE & WIN Brewing Co.の運営のようで、わたしたちは “HOTEL WHY” に宿泊しました。

視察はもちろん、一般旅行者の見学ツアーも開催されています。

2月の宿泊時は風が強く寒い一日となりましたが、ホテルはログハウス山小屋のようになっており、内部はファブリックも家具もナチュラル素材でおだやかな色彩、とても快適で暖かな雰囲気で過ごすことができました。


フロントにある書籍・雑誌を持ち込むもよし、部屋にも様々な本があり、
何よりほかにすることもないわけで、読む時間もたっぷりあると感じた。
美しい本たち、未来を感じる楽しい時間でした。

フロントの建物やラウンジも屋根が高く広い構造。スタッフの方に「今日はどちらから?」などきかれ、お部屋で使うせっけんやお茶やコーヒーのとりわけをしていただいた。

リサイクル瓶のメイン照明、ライトとしても、オブジェとしても存在感があります。壁面には、上勝町の町民から協力してあつまった不要となったサッシ、とびらなどを配置し、手芸パッチワークのようなかわいらしさと歪感がいい味になって、この場所の象徴となっていました。

予約時に頼んでおいたお弁当を部屋でとり、くつろぐ。道中お弁当のごみやペットボトルのごみなどがでるので、部屋で分別。プラごみのなんと多いことか。主婦目線で個包装は便利だけれど、これらのリサイクル率はどのくらいだろうか?

デザインについてはどこかで読んだ気がする。。。素敵でした!
少し体験が深まって、前より環境について知ることの欲求も高まっているし、何より自然が目の前に広がっているし、時間的余白があることで高い視点と美意識が自分の中にもあったと思う。

庭とガーデンコンポストは、谷側の手前にあります。

目には見えないけれど、6~8分割されているところに、投入用の穴を掘り、有機物を埋める。
翌日はまたその横へ埋めるので攪拌はしないのだそう。


雨水バケツがそばにあり、乾燥したら水も一緒に投入する。。そんな説明を受けた。

うちでも段ボールコンポストをはじめていたので、こちらの半分埋めるだけコンポストは手間いらずでとてもうらやましい。コンポストはいろいろやり方あるため、生活サイクルにあわせて取り入れたらいいと思いました。

朝になると、町民のかたがこのステーションに集まり、分別していく。
ごみを減らし、リユースや回収に企業も関わり、その手ごたえとして可視化された工夫があちこちに仕組まれている。ごみの行方はもちろん、回収のためにかかる費用が回収場所の前に書かれていて節約につながったり、どこの企業が回収してくれているなど知れば感謝を感じるだろう。

「ちりつもポイントキャンペーン」対象の資源物を分別したり、量り売りで商品を購入したり、
町内の店舗でレジ袋を使わずに買い物することでポイントが貯まるシステムだ。
溜まったポイントは町内で使える商品券や生活用品、学用品などに交換できる。Yahoo検索より

次回は京都へ移動し、量り売りの斗々屋さん