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良い写真とは?
良い写真とは?
この数年、事あることに問いかけられていました。
そしていつも答えが変わっていきます。
・人の心を揺さぶる躍動感が伝わってくる写真
・声や香りや空気感が伝わってくる写真
・その写真から見る人がストーリーを自由に想起できるのが良い写真?
・光を巧みに操って色を巧みに演出している写真
・なんか分からないけれど心に響く写真
思いつくのはこんな感じ。
たまに”これは良い写真だね”
と言ってもらって
嬉しいけれど何か実感を得られない感じで…
何かが足りない気がして
こんなんじゃ無いはず
そんな風に思うところがありました。
何度も「良い写真とは?」を考えていくなかで
写真を撮れなくなったこともちょくちょくあります。
それでもスナップ写真を含め
写真を撮る機会は一杯訪れます。
そして考えることをギブアップしました。
私には良い写真は撮れない
きっと向いていないんだ
諦めが続くことで開き直っていきました😅
だめだにゃ〜
良い写真を撮れなくても良いじゃないか
それでも撮らないといけない時は
良い写真を撮ろうとしなくて良いじゃないか
”自分の感覚に従い素直に撮ろう”
好きなもの
心が動いたもの
を撮れば自分が良いと思えばそれで良い。
だから”あっ!”と思った時には素直にスマホででも撮れば良いよね。
そんな日々をすごしていたら、最近一つの写真が届きました。
マリアが2人いるようにみえてしまう
りえことあきこ
私にとってとても大切な大切な写真♡
良い写真って、
何を探していたんだろう?
何かガツンと頭を叩かれたような気がしました。
プロであれアマであれ
仕事であれ、ただのスナップでさえも、
何か多くの人の”良いね"をもらえる写真スキルを
求めていたことに気がつきました。
もちろん構図やホワイトバランスやもろもろの技術やセオリーを
知ることも大事なんだろうけど...
けれど私が探していたのは
そんなことではなくもっとその手前の基盤を探していたようです。
だって私にとって良い写真とは
大切な写真だから。
それを大切に思えるかどうか。
そこだったから!!
大切な人が写っている
大切な人が撮っている
大切な人が心を寄せている
大切な自分の思いが写している
それが私にとっての良い写真
何か喉に刺さった小骨が取れたような瞬間でした。
あ、そこが基本だったよね。
きっとその元を忘れて良い写真を撮ろうとしていたから
そこに何も無いような気がしたんだね…
いつまでも忘れませんように...
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