仕事が終わって思い出に浸ってた人が書いたただの日記
去年までの僕はスマホで写真を撮るのがすごく嫌いで。
嫌いというか、例えば好きなバンドのLIVEに行ってカメラを構えている人達に違和感を感じていたというか。友達と遊びに行ってるのに自撮りばっかしている女の子とか。
LIVEに来てるなら肉眼で好きなバンド見つめて生歌聴いて心に刻めよ!
遊びに行ってるならたあいない昔話とかでゲラゲラ笑おうぜ!
とか考えてた。
でも最近は少しだけ考え方が変わりまして。
写真ってとても良いものなのでは、という考えが湧いてきたのですよ。
ほんと偶発的に。
そもそも何でスマホで写真撮れるのにカメラを持っているかですよ。
コロナで行動が著しく制限された時期に、当時週七でバスケしてたバスケ馬鹿の僕は完全に日常を奪われたわけですよ。
趣味なんてバスケしかなくて、でも体育館は使えるはずもなく、起きて仕事してYouTube観て寝るみたいな生活。
今思えばやばかった。
それで何かやりたくなって、安直にカメラに向かうのです。
最初は写るんですから始まりコンデジとかも持ちまして。
頻度は高くないけどパシャパシャしていくわけです。
沢山撮って色々写真あるんだけど、全部その日の事思い出せるんですよ。
もう三,四年前とかですよ。
何も撮らなかったら忘れ去られてたはずの日とか沢山あるのよ。
一枚写真があるだけで、誰と何してたかとか思い出せるのよ。
もう感動ですよ。
撮った瞬間の写真には必要性ないんだけど、こうして時間を経て見返すと必要性が爆上がりするんだなと。感動させられました。
この感動体験が僕にとっては凄く特別というか、心揺さぶられたんですよ。
勝手に毛嫌いしてたものに、こんなに感動させられるのかと。
なんだかんだ言ってるけど、久々に見返して楽しくなっちゃっただけの話です。
こないだの旅行で撮った写真もみんな喜んでくれて嬉しかったな。
これが三年後に改めて見返すとどう感じるのかな。
三年後が楽しみです。
さあ今日も三年後の僕のために思い出残しますよ。