mortalで牌譜検討してみた③
今までは打つのが楽しくてしょうがなかったのに、mortalと一緒に牌譜検討をするうちに自分の牌譜を見返すことが同じくらい楽しくなってきました。
今回は7-9回目の牌譜です。
レーティング一致度が高かったわけではないのですが、取り上げて書ける内容の場面が少なく短めです。
〈7回目〉
私は打9p、mortalは打5m。
すでに5ブロック揃っているものの、12sと5mのどちらかで1ブロックと私は見て5mを残しました。
この手はだいたい白をポンして進めていくことになりそうなので、対面と上家の現物で安全度の高い9pをmortalは残しておきたかったのかなと思いました。
南2局全員2万点台の2着目。
私は打發、mortalは打3m。
索子2ターツとオタ風の対子が2つで混一色ターツが4つ、45pのターツ1つですでに5ブロックあるので混一色も見て3mと判断したのでしょう。
2,4m、3,6pを引いてくる前に、東西のポンや3sをチーできることのが多いと思われます。
ドラが1mということもあり3mを切るのを私は躊躇しましたが、鳴いて混一色にして早く手を進めて親を流す選択がベストと思いました。
ドラが9m。
オーラスアガリトップ。
ターツオーバーで78m、67p、56sの3つのうち1つ落としたいです。
私は打6p、mortalは打7mでした。
もう打点がいらない場面でドラが出にくいと判断して打7mと判断したのでしょう。
〈8回目〉
ドラが發。
5ブロックあって4sを1ブロックとすれば6ブロックの手。
両面ターツは344pの1つだけです。
私は4pを切り両面固定しましたがmortalの評価では1番下でした(黄色の線の中にうっすら緑の線があります)
4sまわりのくっつきと發重なりの良型か高打点を目指したい手なので、89pか79sを落としていく判断になります。
ペン7pよりカン8sのが最終的な待ちがいいことと両面変化を見て89p切りと判断したのでしょう。
下家から出た9mをポンして何を切るか。
オタ風対子で3対子、萬子1ターツ+7mで混一色もトイトイも見える手です。
私はトイトイにもなりそうと思い1pを切りました。
mortalは3p切りを強く推奨しています。
ここはどこかで対子ができてもどのみち混一色に向かうことが多いからでしょう。
1pを切って萬子を引いてきた時は大体3pを対子落としする判断になりそうです。
3p切って2pを引いてきた時にチャンタになる利点もあります。
それと混一色に向かうために安全度の高い1pを残したかったと考えられます。
〈9回目〉
平たい状況で上家からリーチが入って何を切るか。
牌の下の赤線が長いほど危険度が高いです。
2pを落とすか、4sを落とすかです。
リーチ者が1sを切っているので14s両面には当たらず2枚連打できる4sが微差で一番危険度が低いと表示されています。
親番で索子の形が良く258sが入ればメンタンピンになるので索子は切らず2pを切って現状の形を維持するのが良いと判断したのでしょう。
上の場面の続きで、2pを対子落とししてドラの8mを持ってきたところ。
私は打7s、mortalは打8mでした。
ドラが8mだったので私はドラを切れませんでした。7s切るよりは4sのがいいと思いますが。
親番で形が良くリーチ者の筋もまだ6本しか通ってないので8m切りを強く推奨されています。
私は打白、mortalは打中。
現状ラス目ですでに数牌で5ブロック揃っている状態での役牌の切り順です。
私は安全度で1切れの役牌を切らずに生牌の役牌を先に切ることが多いですが…
ラス目ですでに3対子あり役牌が重なっても嬉しい状況なので1切れの中をmortalは強く推奨したのだと思います。
序盤の生牌の役牌と1切れの役牌のどちらを先に切るのがその時々の状況によってベストなのかいつもわからず感覚で切っていますが、こういったところもいろんなパターンを見て突き詰めていきたいです。
愚形ターツ3つ、両面ターツが3つで、愚形ターツを1つ落として5ブロックにするか、雀頭を固定して6ブロックにするかどうか。
私は打2mとし雀頭固定しましたが、mortalは打6pと両面固定をしています。
打6pで6ブロックにすることで3つの愚形ターツの選択を残すこと、6pを序盤で切ることで12pターツが最後に残っても3pが他家から出やすいと考えたのでしょう。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます♡
次は10-12回目です。