Moon Night~月光~
朧げに、過ぎ行く日々の中で
時々見えなくなる、あなたの心
探っても仕方ないのに
何かを必死に掴もうとしている
好きって気持ちは厄介で
その証が欲しくなる
欲しがるばかりじゃ
また同じことの繰り返しになっちゃうのに
この不安も
満月の引力に惹かれたのかな
普段は隠れているのにね
虚ろい、儚く
心まで崩れてしまいそうで
それを必死に抱きしめるんだ
ねぇ、キミも同じ月を見上げてるかな
どこにいても優しい光
2人を照らす月明りは
いつでもその背中に寄り添ってくれる
だから求めすぎず
だからと言って離れもせず
程よい距離感でキミを守ろう
いつかこの日を
懐かしむために
そうして笑っていられる日々を
待っているんだ
月明りの下
2人で寄り添える日まで
今日からまた
月と共に
キミとの時間を満たして行こう
そうして紡ぐ物語の先へ
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