Boji®︎STONE(ボージャイストーン)について
Crystal Shop Nice to See Youで重要視している石の一つ、
ボージャイストーンについてご説明させていただきたいと思います。
石を卸してくださる
EARTH-LOVE WORKS(アースラブワークス)代表の
塩原 基弘氏にご確認いただいた内容を掲載します。
EARTH-LOVE WORKSリンク
ある日、クリスタルを愛する大切な友人から
『素敵な石屋さんがいて、その人が扱う不思議な石がすごいんだよ、
イベントに出てくるから会いにいってみない?』
と誘われたのが、私のボージャイストーンと塩原氏との出会いのきっかけでした。
まるで土のお団子のような、見た目がほっこりと面白い
まさに"不思議な石"で、私がそれまで扱っていた色とりどりのクリスタルとは毛色が全く違いましたが
触ってみるとビリリとエネルギーが通い、あたたかな流れが体をめぐる体感がありました。
そして、友達が言う通りその石のことを大切に熱量高く伝えている塩原氏もまた
なかなか会ったことのない爽やかで朗らかな雰囲気を携えていて、一瞬で惹きつけられてしまいました。
こういう衝撃と感動を味わってしまっては、スルーすることなどできません。
その場で瞬発的に仕入れを決意し、
その直後から、私もボージャイストーンを広める仲間入りをさせていただきました。
この石、はるか昔から世界的に有名になっているため
天然石が好きな方であれば一度はお目にかかったことがあるかもしれません。
石の、目に見えないエネルギーを活用していこうと考える人々の間でアメリカから世界へ広まっていった石になります。
肉体のエネルギーをどっしりと安定させ
バランスをとってくれるようなサポート力が特徴です。
新参者の私の説明では微力の貢献ではありますが、
石の呼び方や活用方法も様々流布しているなかで
ボージャイストーンを採集する土地で、直接仕入れを行ってきた塩原氏から伝えてもらった情報がなるべく正確に伝わって言ったらいいな、と
恐れ多くも説明にチャレンジすることにしました。
ボージャイストーンについて
ボージャイストーンを見ることができるのは
アメリカはカンサス州の、
約三億年までは海の入江だった場所です。
太古の海底に堆積した無脊椎生物の化石が黄鉄鉱化し
まるい形をなしていったもので、
地殻変動によって大幅に地形が変わったことで
採集ができる状態になりました。
(私が個人的にリサーチしたところ、一説によれば隕石の細かい粒が海に落ちて、鉄分が周りを惹きつけてこの形になったとも、言われています。)
乾燥した原野の中央にあるピラミッドのような山は
ネイティブ・アメリカンの聖山とされ
1800年代半ばまでは、ネイティブアメリカンが住んでいました。
そして、やがてボージャイストーンを世に送り出すことになる
カレン・ギルスピー
という女性の祖父の所有地となります。
カレン女史は、幼少期は言葉が遅く、
人間と喋るよりもカンザスの大自然の中で動物たちと交流する方が得意で、大人たちが心配するような子供だったそうです。
とくに親交があったのは、ワタリガラス。
その子に「ボージャイ」という名前をつけて会話を楽しんでいたそうです。
幼いカレン女史には知るよしもありませんが、
ネイティブアメリカンのトーテムはワタリガラスだったそうで、偶然ではない何かを感じます・・・!
ある日、その土地を所有していた祖父に連れられて
前述の山の周辺をあるいていると、雨のあと変わった石が出てくるのを発見したそうです。
ボージャイストーンは、ピラミッドのような山の半径数キロくらいの範囲の特定の地層に点在しているのですが、
ごつごつした石の周りに、なめらかな表面の石がサークルを形作っているさまをみて、
幼いカレンさんは「これはボージャイの巣で、卵なんだ」と思って
大切に持ち帰ったそうです。
以来ボージャイの卵集めが彼女の習慣となりました。
しかしそれは彼女のプライベートの楽しみであり、ほとんど誰にも公表することのないことだったといいます。
時は経ち、カレン女史の子育て最中のこと。
60年代後半にたまたま友人と訪ねた、
評判の高いチャネラーからこう告げられたといいます。
「あなたの偉大な価値の名はボージャイです。
あなたはボージャイエネルギーの守護者です。」
そのチャネラーは、彼女の住む場所からははるか遠いところにいる
まるで初対面の人であり、ボージャイストーンなど知るよしもありませんでした。
その上、彼女が訪れてくる何年も前からアドバイスを求めてやってくるヒーラーたちには
「治療には手を使わず、ボージャイのエネルギーを使いなさい」
と言い続けていたそうです。
カレンさんを連れていった友人はその発言を耳にしたことがあり、
本人ともども大変びっくりして動揺したようですが、
チャネラーからのアドバイスは
それまでの人生経験について腹落ちする内容だったということで、
いよいよ覚悟が決まり、カレン女史は
ボージャイを人々に伝える活動に尽力することになります。
それまで細々と地元のミネラルショーで販売されてきた石でしたが、
1972年にアメリカ合衆国政府に商標登録され
強く支持する業者を中心に全世界へ伝えられ、
多くの人から求められる石となりました。
ボージャイストーンは雨がふり地面が流れると自然に地表に現れ出てくるもので、
その自然の恵みを待って採集されます。
決して人為的には作業されません。
夕立のチャンスが多い夏は、忙しい採取シーズンだそうですが、
気温40度ほどの、木陰一つもない大地を歩き回っての過酷な作業は
並みの体力の人間では音をあげてしまいます。
カレン女史のもとには過去に数名の人が採集の場をみたいとやってきていたそうですが、
ほとんどがついていけず、世話してもらわないといられないほどだったそうです。
このボージャイストーンを日本に広めた、
アースラブワークスの塩原基弘氏。
彼がボージャイストーンに出会ったのは、2002年のことでした。
大学生のころから探検部に所属する冒険家で、
お金を作ってはパプアニューギニアのジャングルやヒマラヤを
単身で渡ってしまうほど、旅に魅せられていました。
追い剥ぎや高山病など、死の危険に直面するような出来事に何度もあったそうですが
極限状態の中で不思議と落ち着きを見出すことができるような、
不思議な覚醒体験をしてこられました。
しかしその後、
社会人として身を立てようとなったころから、
旅とは無縁の生きている実感のとぼしい日々に疑問を感じ、煮詰まってしまいます。
先を模索しもがいていた塩原氏が、東京で飲食店を経営していたなかで、
お客さんが持っていたボージャイストーンを紹介され衝撃を受けたことから、人生のドラマは急展開していきます。
あの生死を実感した旅で感じていた感覚が、
ボージャイを触ることで一瞬にして蘇り、手から離れなくなったといいます。
なんだこれは、どういう石なんだ・・・
溢れる衝動に、いても立ってもいられず、
ボージャイストーンの証明書に書いてあった名前を頼りに、カレン女史のところをその年中に訪れることになります。
そして、
「採集の現場に一緒に行かせてほしい」
そんな言葉が口をついて出て・・・
もう次の年にはボージャイの出てくる土地で
一緒に採集をするようになったそうです。
これが塩原氏が石の仕事に開眼するきっかけとなりました。
冒険家だった彼には、過酷な土地の条件も十分乗り越えられる素地がありました。
カレン女史のよき右腕として、ボージャイストーンの知恵を聞く弟子として、楽しい友人として、
毎年毎年親交を重ねながら、石を産地から伝えていくキーマンとなりました。
毎年通う塩原氏をみていたのはカレン女史だけではなかったといいます。
その土地の精霊に見張られているような感覚を伴い、
また、ある年にはコヨーテから認められ、労いの言葉をかけられた感覚まであったそうです。
また、研磨をメロデイの親友であるボブ・ジャクソンから習いました。
塩原氏はその他にも、ロシアンレムリアンなど色々な伝説の石との出会いを経て、日本の重要な石の伝達人となっていきます。
ボージャイストーンの鉱物的/エネルギー的な説明
さて、ここからはボージャイストーンの特徴を説明しようと思います。
ボージャイストーンには二種類の形状があります。
ゴツゴツした模様のものが男石(おとこいし)、
よりなめらかでキラキラしたような模様のものが女石(おんないし)
と言われます。
土地には、男石の周りに数十個の女石がサークルを形成しているそうです。
風化し崩れたりしていない、パワフルな石の中から
男性石とあうペアを選んで
カレン女史がヒーリングに最適な組み合わせを作ってきました。
ボージャイストーンを構成するのは
さまざまなミネラル、鉄分、そして微量なパラジウムです。
中でも重要な、パイライト。
硫黄と鉄分が結びついてできたこの鉱物は、衝撃を与えると火花を出すことで有名ですが、そんな特徴も相まって、魔除的な意味合いで理解されることが多いです。
色々なネガティブエネルギーを肉体から遠ざけてくれるような、お守りのような役割です。
そして微量のパラジウムは、金や銀、プラチナと同じ貴金属です。
加工しやすく、銀歯に使われる素材として私たちの身近に存在してきましたし、
自動車の排ガスに含まれる有害な化学物質を浄化するための触媒としても使われます。
こんな風に他の物質と和合して使われるような特性から、エネルギー的な意味合いとしても「触媒」として働くように解釈されてきました。
この石は、肉体のそばにあることで、
常に持ち主のエネルギーバランスを整え、持って生まれた生命力を引き出すような役割を果たします。
実際にボージャイストーンを持ってからも、命の危険を感じる場面はあったそうですが、見事エネルギーに守られ助けられたとおっしゃっていました。
カレン女史による説明
● 人のエネルギー・フィールドの穴をふさぎ、そのフィールドのバランスをとる。
● アトランティスでは、ボージャイ・エネルギーを各チャクラに適用し、それぞれの細胞の中のエネルギーを改善するために使われていた。
● エーテル体から経穴と経絡を通して、全ての細胞へ再生のメッセージを伝える。
● 意図することでグラウンディングの状態を強めることを助ける。
●「恐れ」を手放し、魂の記憶に潜在している完璧なバランスの状態(カレン女史はその状態の自己を"Inner God Self"と呼ぶ)に結びつくのを助ける
「創造の源とのつながり」を補強する。
● 色々なレベルのエネルギーブロックを取り除くのに役立つ。
●さらに、日常的に自分のエネルギーフィールドのなかで活用すると良いということもおっしゃっています。
ボージャイストーンとの過ごし方
このボージャイストーンを手にすると、みなさんも、
石自体が、微力ながらも磁力のようなエネルギーを帯びているのを感じることができると思います。
二つの石を近づけると、くっつくか、または反発しあうようなもやもやとした感覚を感じます。
色々な面でためしてみると、その感覚を強く感じる面が見つかるので、
一番強かった面を手のひらにつけるように(体にそのエネルギーを取り込むように)置いてみます。
このエネルギーを使って、
自分の体の気になる場所に置いてみたり、瞑想をしたりと
自由に使っていただくことができます。
右利きの方はゴツゴツした男石を左側、
なめらかな女石を右手に持つのが基本の振り分けかたとされていますが、
持ち方にも厳格なルールではなく、自由に持ち主の感じるままに逆の使い方にしても良いし、使い方を開発していただいて構いません。
なお、カレン女史の伝えるボージャイストーンの使い方については
もちろんあるのですが、
対面で正確に伝わっているかを確認しながらのワークでなければ正確な伝達が難しいので、その機会を待っていただきたいと思います。
各自が愛好利用する分には、なんの制限もありませんので、色々な使い方を開発してください。
ここでは一般的な使い方の例をご紹介します。
■とても簡単な付き合い方
ズボンの左右のポケットに男石と女石を入れて、そのまま生活すれば、エネルギーの通りがよくなります。
■自分自身へのヒーリング
手に持ったまま、自分を生み出した創造の根源のような
エネルギーのある場所から、ボージャイストーンの力を借りて新鮮なエネルギーを取り込むワークをしていくのが最適です。
①センタリング
☆ボージャイを左右の手に持ち(通常は左手に男性石、右手に女性石)、
丹田に意識を向け体の中心に天地を結ぶ柱が立つのをイメージする
②光の循環呼吸
☆センタリングの状態を保ちながら、「創造の源」からそそがれるエネルギーを白い光としてイメージする
☆まず深く息を吐いてから、その光を吸って体に取り入れ、吐いてまた源へ還す(鼻呼吸。身体だけでなく、自身のオーラを呼吸と共に光が出入りするイメージ。おのずと自然に最適な場所(チャクラ)を通るのを信頼)
☆4~5回続けた後は、循環呼吸をことさら意識しなくても良い(自動化しているイメージ)
③ボージャイとのチューニング
☆①と②をしながら、両手のボージャイのオーラを感じ、ボージャイのオーラと自分のオーラが重なり、響き合うことを意識する
5分程度気持ち良いと感じるくらいワークを続けて、良いタイミングで終わりにします。
■自分自身へのヒーリング2
背骨まわりの凝っているところや、気になる箇所に背骨を挟むようにボージャイストーンを配置し、しばらく横たわってみます。
■レインボウボージャイと普通のボージャイペアをセットで使う
身体の各チャクラの中心にレインボウ、
左がわに男石、右側に女石を配置します。
複数セット持って入れば、7つのチャクラのポイントに配置することができます。
1セットで行う場合にはベースのチャクラから徐々に行ってもいいですし、
気になるチャクラに直観で置いても良いです。
■レインボウボージャイのみ
各チャクラの中心にレインボウを配置してしばらくおく
近況
カレン女史は、惜しくも2019年に肉体を離れ、アセンションしました。
ボージャイストーンに関することは、これから徐々にご子息が活動を受け継いでいく予定だということです。
お手入れの方法
水や塩に弱いので、水につける浄化法は避けて、月光や、お香などで行ってください。
レインボーボージャイは、紫外線に当たると退色することがあります。レインボウボージャイの退色が気になる場合は、シルクの巾着に入れて使用することをお勧めします。