ヒヤッとする話をどうぞ
こんにちは。なんだか最近、急に暑くなりましたね。
そんな中、妹からヒヤッとする話を聞きましたので、この話を読んで、昨今の暑さが少しでも和げばいいと思い書かせて頂きます。
妹は、小学一年生の息子のリキと実家で暮らしています。
ある週末の事でした。
リキのジジとババは旅行に行ってしまったので、妹とリキだけで過ごす事になりました。
お風呂も入ったし、そろそろ寝るかなと思っていたら、突然
「ピンポーン」
と、インターホンの音が鳴り響きました。
時刻は22時過ぎ、
こんな時間に一体誰だろう?
恐る恐るインターホンをとった妹。
妹「はい。何でしょうか?」
謎の来客「‥‥あの、、私の荷物、、届いてませんか?」
夜遅く突然の来客、声は女。正体も明かさず、荷物が届いていないか?と聞いてくる。
怖っ!!
妹「どうゆうことですか?どなたでしょうか?」
謎の女「‥‥上に住んでるものです。」
なんだよ。上の住人かよ。ビビったわ。正体が分かって、少しホッとした妹は玄関を開けました。
そこには、怪しく不気味な雰囲気をまとった痩せ細った女性が立っていました。
やっぱり、怖いわ。
女「荷物を頼んだのですが、、、部屋番号を書き忘れてしまって、、、そしたら、そちらに届くと思って、、荷物、、届いてないですか?」
妹「(知らないし)いえ、届いてないですね。」
女「‥‥わかりました。」
と、答えて立ち去りました。
こんな時間に突然来て、何かと思えば荷物が届いてないかって??
うーん。やっぱり変わった人だなぁ。
実は、この女性は2階に住んでいる人なのですが、以前から夜中に階段をすごい勢いで駆け上がったり、ゴミをめちゃくちゃに出したりなど、住まいのルールを破る、いわば困った住人さんだったようです。噂には聞いていましたが、本人を見るのは初めてだったそうです。
そのやり取りを、終始側で見ていたリキは、彼女が帰った後に言いました。
リキ「怖かったね〜!ガイコツが来たかとおもったよー!」
普段は、人に対してそんな事言ってはいけないよ。と注意する妹でしたが、今回ばかりは、本当に怖かったし、その人の人間性が良くない事もあって
妹「本当に怖かったね。確かにガイコツみたいな人だったね。」
と息子の意見に同意して、その日は就寝したそうです。
翌日。
この日は、小学校で行われるクリーン作戦の日でした。
リキは一年生ですので、初めての参加。初めてのクリーン作戦です。
色んな学年の子と、その親御さん達との交流を深めながらみんなで地域を回って、道に落ちているゴミを拾いキレイにしていく中、
人懐っこいリキは、あるお母さんの側にいきました。
そして、こう言いました。
リキ「あのね、僕ね、昨日、すごい怖い事があったのよ!聞いてくれる?」
誰かのお母さん「え?そうなの?どうしたの?大丈夫だった?」
どの学年か、誰のお母さんだかは分かりませんでしたが、その優しいお母さんは、リキの事を心配して、親身になって話を聞いてくれようとしました。
妹は、心の中で、昨日の話するのかぁ。まぁ、怖い人が来たって言うのかな?
いや、待てよ!
もしも、ガイコツが来たとか言ったらどうしよう??
妹は、心の中で、頼む!お願いだから、ガイコツが来たとか言いませんように!!と念じていました。
リキ「あのね、昨日ね。僕とママがね、家にいたらね、、、ピンポーンってなって、」
リキ「あなたみたいな人が来たのよ。」
想像の上を超えた強烈なパンチに、気を失いそうになった妹は軽くよろめきながら
妹「あっ!この人(リキ)、意味わかんない事ばっかり言ってる人なので本当に気にしないで下さい!!!!」
と、言うのが精一杯だったそうです。
優しいお母さんは、笑いながら全然気にしてない様子だったそうですが、
リキが、まさかそんな事を言うと思ってなかったのでその瞬間は、ヒヤっどころか、、背筋が凍りつく程ビビったと言っていました。笑
ちなみに、その優しいお母さんと例の女性は、眼鏡をかけている事と髪が短いという事位で、全く全然似ていなかったらしいです。
今日も最後まで読んでくれてありがとう^ ^
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