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「何でも好きな物買ってきていいよ!」

「何でも好きな物買ってきていいよ!」

こんな事、子供の頃に言われたら、絶対嬉しいじゃないですか?

テンション上がりますよね!

はい。言ってやりましたよ。子供達に。


私、偉い?!


で、彼らは行ってきました。

ニンテンドーショップin渋谷。

今回、私はお留守番。

主人「本当に好きな物、買わせちゃっていいの?」

私「いいよ。いいよ。ニンテンドーショップで好きな物買ってあげていいよ。あっ!でも一応、値段の上限は大体スイッチのソフト位ってことにしておこうか?」

えいじ「わーい!僕はね、マリオパーティ スーパースターズが欲しいの!」

私「あぁ、あのニンテンドースイッチのソフトね!いいね!いいね!」

たつのすけ「ぼくもね、本当はマリオパーティ スーパースターズが欲しかったんだけど、にいにが買うって言うから、僕は違うソフトにするね。でもまだ何がいいかわかんないからあっちで選ぶね!」

私「いいじゃん。いいじゃん。そうだね、同じの2つあってもしょうがないもんね。なんか違うので、面白そうなソフトを買ってきなよ!^ ^」

私「いってらっしゃい。気をつけて行ってきてねー!」

私、以外「行ってきまーす!」


ふぅー。

クリスマスに、あつ森をゲットした。ニヤリ

そして正月に、マリオパーティーの最新版が手に入る。ニヤリ

あと、何を選んでくるかは分からないけど、もう一つ新しいソフトが手に入る。ニヤリ

「何でも好きなもの買ってきていいよ!」

その優しい言葉の裏には、策略があった。

子供達の今夢中になっているものは、とにかくニンテンドースイッチ。そりゃニンテンドーショップに送り込めばおのずとソフトかってくるでしょう。

値段設定もスイッチのソフトの金額くらいまでね、とさりげなくサブリミナル効果を施しておいた。

兄の影響で、次男のたつのすけもソフトを欲しがっている。念のため、「ソフトを買ってきなよ」と言っていた。悪いとは思ったが、あの子はあれくらい言っておかないと伝わらないのだ。

よし。数時間後には、マリオパーティ スーパースターズで遊べる。

果報は寝て待て。

さてと、昼寝でもするか。

数時間後

私、以外「ただいまー!!」

私「おかえりー!で、なんのソフトを買ってきたのかな?君たちは?」

えいじ「僕はねー!コレ!」


あぁ、わかってる。わかってる。君は確かマリオパーティ スーパースターズを買ってくる役の人だったよね。


よしよし。




はい?

私「‥‥‥‥‥‥。これ、マリオパーティ スーパースターズじゃないじゃん?。」

えいじ「うん。そうだよ。なんか見てたら、こっちの方が面白そうだなって思ったのー♪」


おいー!!なんで違うの買ってきちゃうんだよー!!

私は、マリオパーティ スーパースターズがやりたかったんだよー!!

私「そうなんだ^ ^いいの買ってきたね!」

失敗だ。長男は任務を遂行出来なかった。

まぁ、仕方ない。

こんな時のために、やつがいる。

【本当はマリオパーティ スーパースターズが欲しかったんだけど。にいにが買うって言うから‥‥】

たつのすけが言っていた言葉が、私の中を駆け巡った。

にいにが買わなかった→じゃあ僕が買う

なんて素敵な方程式だ。

たつのすけよ。君が買ってきてくれたんだね。


私のマリオパーティ スーパースターズを。


さぁ、!今こそその時だ!


たつのすけ「僕はコレを買ってきたよ!」

私「えっ?たつのすけ君は一体何を買ってきたのかなぁ?どれどれ〜」

マリオパーティ スーパースターズに決まってるじゃないか。わかってるけどさぁ。パフォーマンス。パフォーマンス。

「じゃじゃーん!!」    


おぉ、たつのすけよ。口癖まで私にそっくりじゃないか。


これで、いい正月が迎えられる!




「何買ってきてんだよー!!!!」


やばい、思わず心の声が出てしまった。


たつのすけ「えっ?ヨッシーのバスボールだよ?」


ヨッシーのバスボールをスイッチのソフトの金額分買ってきてどうするんだよー!!!!



やってくれたな。

「何でも好きな物を買ってきていいよ!」

その言葉通り、彼らは好きな物を買ってきた。

特にたつのすけ。

これでいいんだ。これでいいんだ。

きっとこれでよかったんだ。


バスボールのヨッシーは10種類あるそうなので全部コンプリート出来るかな♪あははは^ ^

楽しいな♪楽しいな♪楽しいな♪悲しいな♪おっと、楽しいな♪


今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます!

引き続き、楽しいお正月をお過ごし下さいね♪

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