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2023年 ベスト音楽総まとめ(劇伴・ノベルゲーム部門)

 どうもです。

 2023年の総まとめ的な記事、第6弾。
最終的に「2023年 ベスト音楽総まとめ」記事に反映される「劇伴・ノベルゲーム部門」です。メディアやコンテンツの縛りはなく、劇伴曲や主題歌、挿入歌が良かった作品を5つ選出。これまでノベルゲームは別部門としていたのですが、今年はプレイした本数が少ないため一つにまとめました。
 ということで早速、完全主観で選び尽くした5枚を紹介していきます。


#1『孤星OST』/ 塞壬唱片-MSR

 本格戦略タワーディフェンススマホRPG『アークナイツ』の11月に開催されたサイドストーリーイベント「孤星」のサウンドトラック。「孤星」は先行展開されている大陸版では4周年記念を祝うイベントだった事もあり、あまりに素晴らしいクオリティでした(難易度もやり応えありすぎた…)。
 イベントを彩ったBGMの数々もその例に漏れず、宇宙スケールの壮大でドラマティックな楽曲達が揃っていました。中でもSteven Groveが手掛けたTr.2「Control's Wishes」はガチ名曲。緊張感漂う雰囲気、高度の上昇を感じさせるカウントダウン、解放感と共に力強く溢れ出る宇宙の煌めき。全てがもう圧巻です。2年前のイベント「潮汐の下」でも「Under Tides」とか云う名曲を生み出してくれた方なので、絶大な信頼がありますね。全10曲、『アークナイツ』を知らない方にも是非聴いていただきたいです。


#2『アリスとテレスのまぼろし工場』/ 横山克

 2023年9月15日に公開された、岡田麿里監督最新作、MAPPA初オリジナル劇場アニメーション作品である『アリスとテレスのまぼろし工場』のサウンドトラック。音楽を担当したのは、岡田麿里作品では割とお馴染み横山克さんでした。
 2023年に見た数少ないアニメ映画で、好きも嫌いも岡田麿里成分摂取できたので印象に残っています。音楽も彼女が生み出す心理描写や人間ドラマをより丁寧に際立たせるモノばかりで、名シーンの数々の記憶を確かなモノにしてくれました。どこか幻想的だけど、時代的には昭和寄りの懐かしさも漂っており、その独特の空気感や情感が表現された楽曲が揃っています。サウンドは金属的な煌びやかな音や、ボーカルやコーラスが多く差し込まれているのが特徴的。メロディは抒情的でロマンティックなテイストが多く、それが好みでした。クライマックス付近で流れた、Tr.20「Her Name Is Saki」, Tr.21「Gymnasium Hypothesis」, Tr.23「Raging Impulse」, Tr.26「One Desire」, Tr.27「WE ARE ALIVE」が特に気に入っています。


#3『刻ト詩』/ Luna

 2023年2月24日に枕より発売された『サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-』のOPテーマから。歌唱:Luna、作編曲:松本文紀、作詞:すかぢ。
 ガチ名曲すぎる。前作『サクラノ詩』の「櫻ノ詩」が本当に凄すぎてハードル高かったはずなのに…これ以上ない感動的な楽曲を生み出してくれました。桜の花びらをイメージさせる美しく繊細なストリングスとピアノ、力強いバンドサウンドが響き渡る1曲。メロディのサビへの繋ぎが本当に滑らかすぎて特別な心地よさがあるのが最高に好きです。歌詞の理解が深まるので、当たり前の様にクリア後の方が刺さる曲でした。2023年を代表する作品となった『サクラノ刻』、改めて最高の作品をありがとうございました!


#4『孤独の海』/ 霜月はるか

 2023年4月28日にInnocent Greyより発売された『カルタグラ ~ツキ狂イノ病~《REBIRTH FHD SIZE EDITION》』のOPテーマから。作詞:六浦館、作曲:MANYO、歌:霜月はるか、コーラス:霜月はるか/真理絵。
 MANYO×霜月はるかは名曲確定演出なんですよ…。そしてもれなくクリア後に化ける曲でした…聴く度に余韻が蘇り冗談抜きに泣きそうになる。ジャズテイストな素朴で優しいストリングスとピアノの旋律が紡ぐエモーショナルメロディは、胸を締め付けられるような寂寥感を煽ります。落ちサビから転調して“孤独の海~"でラスサビに入るトコが特に泣けてくるので好き。『カルタグラHD』も紛れもない名作でした。


#5『真夏の輝き』/ 夢乃ゆき

 2023年10月27日にWonder Foolより発売された『彼方の人魚姫』の主題歌から。歌唱:夢乃ゆき、作詞・作曲:mo2、編曲:Yugo Ichikawa。
 近年稀にみる名曲エロゲソングでしたね。爽やかな夏を連想させるオーケストラサウンド、ノスタルジックでエモーショナルなメロディ、一気に解放感を魅せる曲展開と、OP曲としてもう完璧です。タイトル通り輝きに満ち溢れており、終始サビが続いているかと錯覚させるメロディ作りと構成は珍しいなと思いました。夢乃ゆきさんの輪郭がハッキリとした歌声も非常に美しいです。『彼方の人魚姫』も確かな"泣き"をもたらしてくれた作品でした。


ーーー以上、劇伴・ノベルゲーム部門の5選でした。やっぱり劇伴や主題歌を聴くと、その作品の想い出が蘇ってくるので最高ですわ。来年はノベルゲーム触れる数を増やしたいなと思います。
 ここまでお読みくださりありがとうございました。もしよろしければ以下の記事から他の部門もチェックよろしくお願いします!

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