
体外受精の話
※2人目不妊治療の話です。この手の話が苦手な方はご覧にならないことをおすすめします。
現在、東京の加藤レディスクリニック(以下、KLC)で2人目不妊治療をしています。
加藤レディスクリニックは体外受精専門で「最後の砦」と呼ばれる有名クリニックなので、名前を耳にしたことある方もいるかもしれません。
KLCでの治療に至る経緯と、KLCでの治療の話を思いつくままに書いていきます。
病院名を公表するか伏せておくかは迷いました。
自身もクリニック探しの時に色々な方のブログやXでのポストを見て情報収集させていただいたので、同じようにクリニック選びに迷われている方の参考になればとの思い公表します。
身バレ防止のため、時間差での投稿となります。
2人目不妊治療開始の経緯
私たち夫婦は1人目のときから原因不明不妊で通院していました。当時地方に住んでおり、そこそこ地元で有名な不妊治療クリニックに通っていましたが、タイミング法では結果が出ず。人工授精にステップアップする前のお休み期間で自然妊娠しました。子を望んでから、約2年かかりました。
その後、1人目妊娠時の吐きづわりが壮絶で「2度と妊娠・出産は無理!」という気持ちが強く、なかなか2人目に踏み切れませんでした。
ただ、すくすくと成長する子を見ながら、「こんな可愛い子がもう1人いたらどんなに幸せだろう」、「もう一度赤ちゃんを育てたい」という思いが湧いてきて2人目妊活に取り組むことに。ただ、我が家は原因不明不妊なので2人目もすんなりとはいかないだろうと思い、早々に通院することを決意。
まずは家から近く、クチコミのよい病院で検査から始めました。
体外受精を選択した理由
近所のクリニックで夫婦で一通り検査をしたところ、やはり不妊の原因となる直接的な原因は見つからず。ただ、卵子の残りの在庫を示すホルモン(抗ミュラー管ホルモン)の値が実年齢よりだいぶ低く、あまり残された時間がないことがわかりました。自然妊娠歴があることから、とりあえずはタイミング法で数回様子をみてステップアップをすることに。
タイミング法→人工授精で半年ほどそのクリニックにお世話になりましたが、妊娠には至らず、このまま続けても時間を浪費してしまうかもしれないとの思いから、高度不妊治療専門の病院への転院を決意しました。
1人目の治療の時は、まだ不妊治療の保険適用開始前だったため「体外受精=超高額」のイメージでしたが、今は保険適用となり、加入している民間保険からの給付も受けられそうなため、体外受精へ踏み切るにあたって経済的な不安はあまりありませんでした。
KLCを選んだ理由
数ある高度不妊治療専門クリニックの中からKLCを選んだ理由は3つ。
「立地」「実績」「治療法」です。
「立地」・・・新宿(最寄りは西新宿)は通勤圏内のため、通いやすいと判断。
「実績」・・・KLCは受精卵の培養力が高いらしいです。治療成績
「治療法」・・・薬はあまり使わずなるべく自然に任せる自然周期がメイン。卵子の在庫が少ないため、高刺激で一度にたくさんの卵子を作るクリニックよりは自分に向いているのではないかと思いました。
仕事との両立
KLCは朝は7:30オープンのため、普通の診察だけであれば一番早い時間の予約が取れれば始業時間には間に合っています。ただ朝イチの予約は早くに埋まってしまいますので、フレックスを利用して遅めの出社となることも多々あり。
採卵や移植となると半休や1日休みを取る必要があるのですが、私の職場は休みが取りやすいので、今のところスケジュールどおりに治療ができています。採卵/移植周期序盤のホルモン値計測のための通院は、再診指定日の都合が合わなくても1日程度はずらして予約してもOKのようですが、採卵や移植は基本的には指定された日からずらせません。どうしても休めない予定がある周期はバッティングしないかヒヤヒヤしています。
終わりに
個人的には体外受精にステップアップして良かったと思っています。とにかくタイミング法の「◯日と△日にタイミング取ってね」というのが身体的にも精神的に苦痛だったので、それがなくなっただけでも随分と気持ちが楽になりました。治療は毎回採血するし、薬を飲んだりと痛いことややらなきゃいけないことも増えたけど、今のところなんとかやれています。
少しでもKLCの受診を検討している方の参考になればと思いますので、かの有名な無麻酔採卵など、治療についてはまた別の記事で書きますね。