死んだようで生きている『バンドやろうぜ!』というコンテンツ
こんにちは、なんのんです。
何かを好きになるたびに、ツイッターをフォローして、いつのまにか動かなくなったアカウントが久々に呟いたときって謎に嬉しくないですか?
そのワクワクを定期的に届けてくれる『バンドやろうぜ!』について、今回は書いていきます。
『バンやろ』すごいぜ!
2016年10月にリリースされたアプリ『バンドやろうぜ』は昨年の3月にサービス終了しました。
「ゲームのサービス終了=死」であると当時の私は思っていたので、楽しかった思い出を振り返りながら『バンやろ』とお別れしました……
と思いきや、動くんです、ライブ、コラボカフェ、今年の4月には新曲発売も発表されましたね。
むしろ何故サービス終了したのか知りたいです。
何をもってコンテンツの死とするかは、人によって違うと思います。私の考えは「そのコンテンツを好きな人または応援する人がいる限り、死ではない」です。
あるコンテンツを温泉だとします。サービス終了、公式からの供給がなくなる、つまり源泉が止まってしまうと、それからはずっと同じお湯に浸かって、そのお湯は段々冷えていきます。「好き」の気持ち「応援する」行為がお湯を温め続ける。そんなイメージです。
『バンやろ』は「湧かなくなったかな?」と思った次の瞬間「あれ?湧いてきたぞ!?」というサイクルを繰り返しています。
これは決して普通のことではなくて、作り手の愛とファンの愛、色々な努力と奇跡の結果だと思っています。
だって、ゲームというメインコンテンツが終わったのに、こうして生きているコンテンツを私はあまり知りませんもの。
今からでもハマっちゃおうぜ!
さて、ゾンビコンテンツ『バンやろ』にはたくさんの魅力があります。
「ゲームはもう無いし、今更…」なんてことはありません!確かに、頭のおかしいイベントストーリーは読めないですし、リズムゲームを遊ぶ事もできません。ですが、『バンやろ』における最大の魅力は今からでも十分堪能できます。
その魅力とは、楽曲です。
余談ですが、私がゲームをする理由は大体
①絵がいい ②曲がいい ③推しの存在
この3つです。
私的には『バンやろ』は、「バンド」がテーマなので当たり前なのですが、なんといっても曲が最高です。
『バンドやろうぜ!』には基本のバンド4組が存在します(他にも双子ボーカルユニットや、つよつよバンドなどいますが割愛させていただきます)。
ザ・青春!熱血高校生バンド BLAST
クール&最強のビジュアル OSIRIS
爽やかな春の嵐 Fairy April
キュートでみんながメロメロ Cure2tron
二つ名的なものは私が勝手につけました。
公式サイトには、もっとまともな説明やそれぞれのキャラクターのプロフィールがあるので、気になったらみてください。
バンドやろうぜ!公式サイト
https://www.banyaro.net/sp/
4組のバンドにはそれぞれボーカル、ギター、ベース、ドラムがいます。
『バンやろ』ではソロの楽曲以外で、ギターやベース、ドラムの子たちがガッツリ歌うことはありません。だからこそ、バンドごとの特色が凄く出てくるんですよ。本当に1つの「バンド」として曲を聴くイメージです。
例えば、ハロウィン曲はどのバンドも曲を出しているのですが、それぞれ全く違った「ハロウィン」を魅せてくれます。クリスマス曲「Ding-Dong Rock Night」は4人のボーカルが歌っていて、これも楽しいです。
私は現実のバンドに詳しくないのですが、『バンやろ』はカバー曲も良くて、なるほどこれをカバーするのか、こんな風にアレンジして演奏されるのか、と聴き比べることも飽きません。私はキュアトロ(Cure2tron)のカバーがきっかけで「One Night Carnival」が好きになりました。
絶対このバンドの曲が好みだな、とか出てきます。私もそれぞれのバンドでのお気に入り曲があります。
曲はまだiTunesなどでも買えますし、試聴だけでもしてみてください!
推しを紹介するぜ!
Cure2tronのボーカル、私の推しマイリーです。
可愛いでしょう?男の子なんです。
Cure2tronは一見ガールズバンドですが、実のところ男の娘バンドなのです。もちろん全員ですよ。
その中でも唯一女装に抵抗を持ち続けるマイリーが、可愛いんです。周りも全員男だけど、ちょっとタジタジになったりするところも愛おしいですし、妹の服を着る緊張感を一緒に味わえました。
女の子の格好をしていない状態でも、最高に可愛いです。彼の歌声は芯がありつつも弾けたり、甘くなったり、切なくなったり、色んな表情を見せてくれます。黒沢ともよさんありがとうございます…🙏
『バンやろ』ってバンドの顔であるボーカルばかりが目立つ訳ではなく、ちゃんとストーリー上で全員のキャラを立たせてくるので、歌ってないから云々とかはないんです。私の2推し、フェアエプ(Fairy April)の一真くんとかね。
格差がありそうでないのが、すごいんですよ。
キャラストーリーでどんだけバカやっても、ちゃんとキャラの範囲に収まってるんですよね、不思議です。
バンドやろうぜ!
この記事を書いていて、思ったより自分が『バンやろ』が好きで、『バンやろ』が色々な形で続いてくれていることが嬉しいのだと思いました。
最高に頭おかしくて、最高に気持ちいい『バンドやろうぜ!』を、あなたも愛してみませんか?
それでは、また(*´-`)/