投信カード積立:SBI証券
概要
本記事は、SBI証券の投信積立をカードで行った場合、どの程度ポイント還元が見込めるか計算した記事になっている。2024年には改悪も行われたが、全体として高い還元率を維持しているようだ。
SBIはいくつも商流があるようだが、まとめて紹介する。本記事で扱うのは、
三井住友カード
SBI新生銀行 アプラスカード
高島屋カード
東急カード
である。
収支の計算
月間の積立上限
月に10万円が月間の積立上限である。従って、年間120万円積み立てることができ、これをベースに検討する。
還元率
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\begin{array}{|l|r|} \hline
カード & 還元率 \\ \hline
三井住友カード プラチナプリファード \\ Olive プラチナプリファード & 3% \\ \hline
三井住友カード Gold(NL) \\ Olive Gold & 1% \\ \hline
三井住友カード (NL) \\ Olive & 0.5% \\ \hline
ラグジュアリーカードゴールド & 1.5% \\ \hline
ラグジュアリーカードブラック & 1.25% \\ \hline
ラグジュアリーカードチタン & 1% \\ \hline
アプラスゴールドカード & 1% \\ \hline
APLUS CARD with & 0.5% \\ \hline
タカシマヤカードゴールド & 0.5% \\ \hline
タカシマヤカード & 0.3% \\ \hline
\end{array}
$$
三井住友カード系
以下のような収益となる。
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\begin{array}{|l|r|r|r|} \hline
カード & 還元ポイント & 年会費(税込) & 収支 \\ \hline
SMBCCard PP \\ OlivePP & 36,000円 & ▲33,000円 & +3,000円 \\ \hline
SMBCCard Gold(NL) \\ Olive Gold & 12,000円 & ▲5,500円 & +6,500円 \\ \hline
SMBCCard (NL) \\ Olive & 6,000円 & 無料 & +6,000円 \\ \hline
\end{array}
$$
SBI新生銀行・タカシマヤ
こちらもまとめた。結果として、あまり選択肢に入らない可能性が高い。
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\begin{array}{|l|r|r|r|} \hline
カード & 還元ポイント & 年会費(税込) & 収支 \\ \hline
ラグジュアリーカードゴールド & 18,000円 & ▲220,000円 & ▲202,000円 \\ \hline
ラグジュアリーカードブラック & 15,000円 & ▲110,000円 & ▲95,000円 \\ \hline
ラグジュアリーカードチタン & 12,000円 & ▲55,000円 & ▲43,000円 \\ \hline アプラスゴールドカード & 12,000円 & ▲5,500円 & +6,500円 \\ \hline
APLUS CARD with & 6,000円 & 無料 & +6,000円 \\ \hline
タカシマヤカードゴールド & 6,000円 & ▲11,000円 & ▲5,000円 \\ \hline
タカシマヤカード & 3,600円 & ▲2,200円 & +1,400円 \\ \hline
\end{array}
$$
東急カード
こちらは月5万円までの積立となり、年間60万円が上限となる。還元額は最大3%であるが、東急沿線に住み、使い倒さないと難しいため、現実的な達成ラインとして、1.25%程度と置いた。
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\begin{array}{|l|r|r|r|} \hline
カード & 還元ポイント & 年会費(税込) & 収支 \\ \hline
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド & 7,500円 & ▲6,600円 & +1,100円 \\ \hline
\end{array}
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まとめ
改めて見てみると、一時のような勢いはなく、かなり改悪されてしまったようだ。
三井住友カード Gold(NL)は年間100万円使うと、翌年以降ずっと無料となる。そのため、既に無料の人はメリットを享受しやすいだろう。
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