米スターバックス、公共の無料トイレ利用を終了
米スターバックス、公共の無料トイレ利用を終了
北米のスターバックスで過ごしたり、トイレを利用したりするには、何か購入しなければならなくなる。
スターバックスは、これまで誰でも自由に店舗に入れるようにしていた方針を終了すると発表した。
コーヒーチェーンの広報担当者、ジャシ・アンダーソン氏は、新しいルールは「支払う顧客を優先するためのもの」だと説明している。アンダーソン氏によると、ほとんどの他の店舗ではすでに同様のルールを採用しているという。
スターバックスは2018年に「オープンドア・ポリシー」を導入した。これは、フィラデルフィアのスターバックスで、ビジネスミーティングのために訪れていた2人の男性が逮捕されたことを受けた対応だった。
その店舗では、購入しない客に退店を求める方針を取っており、2人は何も購入していなかった。しかし、この逮捕の様子が映像で拡散され、大きな批判を浴びたため、スターバックスにとって大きなイメージダウンとなった。
当時、スターバックスは「公衆トイレとして機能するつもりはないが、常に正しい決定をし、人々に鍵を渡す」と述べていた。
しかし、スターバックスの従業員からルールの変更を求める声が上がり、会社側はそれに応じた。
スターバックスは、「店舗の使い方や、誰が利用するのかを見直す必要がある」と説明している。
一方で、新ルールは妊娠中の人など、外出先で頻繁にトイレを利用する必要がある人にとって問題になるとの指摘もある。
アメリカでは公衆トイレを見つけるのが難しい。2021年の「Public Toilet Index(公衆トイレ指数)」によると、全米の公衆トイレの数は平均すると人口10万人あたりわずか8カ所しかないという。
海外で無料トイレを探す最善の方法
は、以下の2つのアプリを活用することです
1. Flush – Toilet Finder & Map
• iOS、Androidで利用可能
• 世界各国の公衆トイレを検索可能
• ユーザー参加型のマップで情報を取得
2. Where is Public Toilet
• Androidアプリ限定
• 位置情報をONにして使用
• WiFiまたはデータSIMが必要
追加のヒント:
• 事前にルート上の公衆トイレを確認
• コンビニやカフェのトイレも選択肢
• ポケットティッシュを常に携帯