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オルカンについて分析


オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))は、MSCI ACWI(All Country World Index)に連動するインデックスファンドです。この指数は先進国と新興国の株式市場を広くカバーしています。過去50年のデータはMSCI ACWIの実績を基に分析します。

1. MSCI ACWIの過去50年のパフォーマンス

(1970年代からのデータを基に推計します)
平均年率リターン(名目ベース):約 8%〜9%
過去最高年次リターン:約 +38%(1986年)
過去最低年次リターン:約 -42%(2008年・リーマンショック時)

2. 4%ルールの適用可能性


4%ルールは、ポートフォリオから年間4%を引き出しても、30年以上資金が枯渇しないという退職後の資産運用ガイドラインです。このルールは、米国市場(特にS&P500)を基にした研究に基づいています。

オルカンへの適用ポイント


分散効果:米国だけでなく、全世界に分散されているため、より安定したリターンが期待できる。
インフレ耐性:グローバルにインフレ対応が可能な企業群に投資しているため、購買力の維持がしやすい。
結論:過去のデータと分散効果から考えると、4%ルールは十分適用可能。ただし、市場環境によっては3.5%程度に引き下げることでより安全性が高まる可能性があります。


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ともき@ 幸せデリバリー
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