MACDの使い方【仮想通貨トレード手法⑤】
どうも、PENです。
仮想通貨トレードの基礎知識note、第5回はMACDについて紹介します。
第4回はこちら。
MACDは下記画像の赤枠の部分で示したようなものです。
今回はMACDとはどんな指標なのか、トレードでどのように活用できるかについて紹介します。
では早速見ていきます。
MACDとは
まずMACDの概要についてです。COINPOSTさんの説明がシンプルなので引用します。
これだけ見るとわからない部分もあるかと思いますが、簡単に言うと直近の値動きを敏感に反映し、トレンド形成の動き出しを見るのに活用できる指標です。
詳細やMACDの計算式などについては引用記事の内容をご確認ください。
MACD(青)とシグナル(オレンジ)というワードが出てきますが、チャート上だと下記に表されているラインのことです。
では実際にトレードでどのように活用できるのか見ていきます。
MACDの使い方
MACDの使い方として、下記の3つのポイントを見ていきます。
ゴールデンクロス
デッドクロス
ゼロラインクロス
ゴールデンクロス&ゼロラインクロス
まずは上昇トレンドに転換する際の目安として、「ゴールデンクロス」と「ゼロラインクロス」を見ていきます。
ゴールデンクロスはMACDがシグナル線を下から上に抜けることで、上昇転換の目安となります。下記画像が一例です。
10/16 21時〜にかけてゴールデンクロスが起き、実際にそれ以降価格が上昇していることがわかります。
次にゼロラインクロス。
ゴールデンクロスの後、10/17 9時〜ごろにMACDがゼロラインを超えています。
ゼロラインを下から上に抜けるタイミングも上昇トレンドの1つのポイントになります。ここでもゼロラインクロスをしたあと、価格が更に上昇していることがわかります。
基本的にゴールデンクロス→ゼロラインクロスで上昇トレンド継続となるイメージです。
デッドクロス&ゼロラインクロス
次にデッドクロスとゼロラインクロスを見ていきます。
下記画像の10/19 1時〜にかけてMACDがシグナル線を上から下に抜けていることがわかります。
それに伴い価格も下落しています。デッドクロスもゴールデンクロス同様にトレンド形成時の目安として活用することができます。
更にゼロラインを上から下に向かって抜けていることで、価格も更に下落しています。これがデッドクロスからのゼロラインクロスで、こちらも下落トレンド継続の1つの目安となります。
ヒストグラムに関して
ここではヒストグラムについて紹介します。
ヒストグラムは緑・薄緑や赤・ピンクで表されている棒グラフです。
これはMACDとシグナル線がどのくらい離れているかを示しています。
緑・薄緑はMACDがシグナル線よりも上に位置している状態で上昇トレンドを示し、赤とピンクはその逆です。
濃い色が徐々にヒストグラムの値が大きくなっている状態で、薄色は小さくなっている状態を示しています。
値が小さくなるにつれてトレンドの転換が起きる目安として扱うことができます。
MACDの表示方法
最後にTradingViewでのMACDの表示方法について紹介します。
画面下の+をタップすると下記の画面が開くので「インジケーター」 をタップ。
検索画面が出るので、macdを検索します。
星マークでブックマークもできます。
設定でMACD算出時の計算式の、短期EMAと長期EMAの期間を指定できるので、必要に応じて設定するといいでしょう。
僕自身は、デフォルトで使用しています。
設定できたらチャートの下に表示されるかと思います。
MACD、便利な指標なのでぜひ活用してみてください。
本日は以上です。
Twitterでも日々トレードの様子を発信してるのでぜひチェックしてみてください。
それでは。