Web業界に未経験転職した方法まとめ【書類作成・面接・内定】
どうも、PENです。
IT関連の会社でWebマーケティングをしています。
僕はもともと接客業として働いていましたが、26歳の時に未経験でWeb業界に転職しました。
その後、Webの中でも特に広告に関わる経験をして、その後事業会社にWebマーケティング担当として2回目の転職して、現在に至ります。
初めて転職する際はWeb業界は未経験だったのですが、事前準備や対策を丁寧に行ったことで、無事に転職することができました。
この記事ではWeb業界に転職するまでの過程をまとめました。
今後転職を検討している方で、どのように未経験から転職したか、書類作成や面接対策、準備したことなどを知りたい方は、よかったらぜひご一読頂ければと思います。
転職活動の具体的な手順
転職活動のスタートから転職までの大まかな流れは下記のとおりです。
1.求人を探す
2.履歴書・職務経歴書作成&提出
3.面接
4.内定承諾・転職
一つずつ順に解説していきます。
1.求人情報の探し方
まず、求人情報を探す前の前準備として下記を行っていました。
上記の5つです。
特に大切なポイントは2つ目の転職先に求めることをリスト化するというステップです。
例えば、下記の項目は明確にしておくといいと思います。
もちろん、それらを全て満たす求人があることはほとんどありませんが、まずどんな企業に転職したいのか明確にするために、リストアップしてみましょう。
その後で、実際に求人と照らし合わせつつ、優先順位を考えていけばOKです。
✓ 求人情報の探し方
求人情報は、転職サイトで自分1人で調べてもOKですし、転職エージェントを利用して紹介してもらっても、どちらもでもOKです。
個人的には、転職が初めての人はエージェントを利用した方が、何かと(面接日程調整や職務経歴書作成など)スムーズに進むのでおすすめです。
2.履歴書・職務経歴書の作成手順と書き方
ここからは履歴書と職種経歴書の書き方について、ポイントと事例を紹介していきます。
✓ 履歴書&職務経歴書の書き方のポイント
上記が書き方のポイントです。
それぞれ詳細について説明していきます。
①求人内容を把握する(企業側のニーズの確認)
まずは求人の内容を確認していきます。
特に見るべきポイントは、企業側のニーズです。
求人内容でいえば募集要項や必須条件、歓迎条件などがそれにあたります。ニーズを知ることで、企業がなぜ募集をかけているか、何ができる人を求めているのかを知ることができます。
②自分ができることを定性的&定量的に書く
次にニーズ(企業の課題)に対して、自分ができることを具体的に書いていきます。その際に大切なことが2つあります。
自分ができることを伝える際には、その裏付けとなる経験を伝えることが大切です。また、それがどこの企業でも同じようにできるような再現性の部分も伝える必要があります。
転職すると、もちろん働く環境が変わるわけですから、それに伴い前職とは異なる部分で仕事の難しさがあります。それを踏まえて、自分ができることや強みを再現性の部分も意識して伝えることが必要です。
3.面接対策
面接対策としては、下記の3つを行っていました。
①質問の想定リストを作成
まずは、面接で聞かれそうな内容をリストアップしていきます。
どの業界・職種でもほぼ必ず聞かれるであろう必須の質問と、受ける職種や企業によって変わる質問の2パターンを考えておきます。
どの業界・職種でもほぼ必ず聞かれるであろう必須の質問と、受ける職種や企業によって変わる質問の2パターンを考えておきます。
今回は未経験からの転職を前提とした質問を記載します。
例えば上記のようなものです。
思いつくものを全て書き出すことが大切です。一通り予想ができたら、次にそれぞれの回答を考えていきます。
②リストを元に回答する内容をまとめておく
質問の一覧が出来上がったら、次に回答を考えます。
回答を考える際には下記のポイントは、結論→理由→具体例(根拠・事例)の順に話すことを想定することです。
知っている方も多いかもしれませんが、これは論理的な説明を行う際に用いられるPREP法という文章構成方法です(本来は最後に再度結論を話します)。
有名な方法ではありますが、自分がいざ話したり考えたりする時に頭から抜けがちになるので、ある程度型に沿って話の内容を組み立てておくと、練習もしやすくなり、本番でも質問に対してわかりやすい回答ができるようになると思います。
例として「どんな種類のネット広告に携わりたいですか?」という質問に対しての回答をいきます。
最初に結論として「動画広告に興味があります」と伝え、その後に理由を説明しています。合わせて「現在は動画コンテンツ自体が増えてきているので〜」というところで、具体例を出して自身のキャリアをどういう風に考えているかについて意見を出すといった形です。
質問の内容によっては、「結論→具体例」「結論→理由」で終わったりなど回答の仕方を変える必要がある場面もありますが、いずれにしても大切なのは相手が一番何を知りたいかという部分を意識して話すことだと思います。
③自分の言葉でスムーズに話せるように練習
回答する内容が決まったら、きちんと自分の言葉で話せるように練習していきます。
ちょっと恥ずかしいかもですが、録画しながら練習するのがおすすめです。
話す時の自分の癖がすぐにわかるので、変だなと思うところはすぐに改善することができます。
自分の話し方の特徴みたいな部分は、実際に自分が話しているところを見てみないと意外と気が付かないものなので、ぜひ試してみて、改善につなげて頂ければと思います。
注意点として、練習しすぎて話し方が淡々としすぎてしまったり、自分の言葉で話しているのではなく、文章を覚えてただ喋っているという感じが出てしまうケースがあります。
なので、「面接では会話をする」という意識を持って練習しておくとよいでしょう。
4. 内定承諾・転職
ここでは、内定を貰った後、転職手続きを進める際に注意すべき点についていくつかまとめてみました。
①年収交渉について
②内定通知〜承諾に関して
③退職〜転職までの流れ
①年収交渉について
未経験での転職の場合、低くなる可能性が高いので、その点は認識しておきましょう。
僕自身も未経験転職で、前職よりは年収は下がりました。大切なのは、面接の際やその前後で、自分の納得のいくような金額をきちんと提示して、不当に下げられないように交渉することです。
一方で、初めての転職、ましてや未経験の業界への転職だと積極的に年収交渉するのは難しいと思うので、転職エージェントなどを利用するといいでしょう。
そちらのほうが、スムーズに進められると思うので、余計なストレスなく転職活動に集中できると思います。(僕自身も転職エージェントを利用して、転職しました)
②内定通知〜承諾に関して
上記の年収交渉の話と重複する部分もありますが、内定通知を貰って承諾をする差には、年収以外にも面接で話した内容や、求人に記載のある内容と相違がないかきちんと確認するようにしましょう。(待遇、年収、福利厚生など)
③退職〜転職までの流れ
転職の際に気になるのは、いつ退職するか・どういう風に会社に伝えるかだと思います。
できれば内定を貰ってから最終出社までに2~3ヶ月程度は確保したほうが、比較的穏やかに転職することができるはず。
「1ヶ月後には転職します」だと引き継ぎや新しい体制づくりで会社側の負担が大きくなってしまいますので。
※円満退社じゃなくても問題ない場合は、最悪2週間前までに伝えればよいかと思いますが、おすすめはしません。
転職の旨を会社に伝える際に大切なのは、会社側に納得してもらう理由をセットで伝えることです。
例えば未経験でWeb業界に転職を希望している人場合を例にすると、「Web業界に興味を持った理由やその業界でどういうキャリアを積んでいきたいか」など、「今いる会社では実現できないことがあり、自分の描くキャリアにとって転職は必須のこと」だということを説明することが大切です。
引き止めに合う可能性があったり、転職で今の会社に少なからず迷惑をかけることにはなることもありますが、その点についてはある種仕方の無いことでもあるため、気にしていてはいつまで経っても転職はできません。
残りの期間できちんと引き継ぎを行うなど、できる限りのことをやった上で転職すれば大丈夫です。良くも悪くも自分でなければできない仕事というのは無いですので。
最後に
転職は自分のライフスタイルを作っていく上で大切な選択だと思います。
僕自身20代で2回転職し、生活が大きく変わりました。
接客業で働いていた際は朝は7時出勤して、遅いときは21時頃に帰宅といったように仕事付けの部分もありました。
もちろん楽しくやりがいがあった面もありますが、一方でずっとこのライフスタイルを続けていくのは難しいなと感じてもいました。
現在は在宅ワークとなり、在宅ワークとなり勤務時間は基本9:00-18:00で、残業は1時間程度(多くてたまに2時間)と、生活の中で自分の時間を持てるようになりました。その間に家庭を持つことにもなったの家族との時間に充てることができています。
このように仕事はライフスタイルに大きく関わり、転職は理想のライフスタイルを作っていく上での1つの選択肢だと思います。
最後になりますが、このnoteを読んでくれた皆さんの今後の活動を応援致しております。
それでは。