配置を変えるだけで文章は面白くなるんだが。
文章を書くなら配置を考えようって話をします。
文章術って「漢字をひらいて~」とか「見出しの語尾を整えて~」みたいなライティングルールが語られがちですよね。
ライティングルールも大事ですが、もっと根本的な配置を変えるだけで文章の面白さがグッと上がります。
あ、簡単に自己紹介しておきます。
海辺に住んでるネテロです。
普段は海外企業に記事を納品したりYouTubeのマーケティング担当やったりSNS運用代行をしたりしています。
自分が関わってるweb3系のYouTubeチャンネルは、月商で1,200万円突破しました。動画の台本やセールスレターは僕が担当しています。
最近はAIを使ってインスタとかも始めまして、2週間で2万フォロワー到達しました。
すべての成果は文章力あってこそ。
文章に関する話もしている記事はマガジンにまとめてますので、よければフォローしてください。
配置を変えよう
配置を工夫すると文章の展開が面白くなります。
同じ文章であっても配置を変えるだけで、期待値や煽りを適度に文章に組み込むことが可能です。
具体例を挙げます。
12月28日にニュースレターで「ブランディング」をテーマにした記事を配信しました。
最初に記事を作成した時は
ブランディングとは~
ブランディングのメリットは~
みたいに、ありきたりな構成になっていて「これはクソつまらんわ。」と思いました。
書き直す時間もないし、見出しの配置を転換。
自分がブランディングに失敗していた過去を冒頭に持ってきました。
わからない方だけ続きをどうぞ。みたいにクイズ形式にすることで読者の思考を促してます。
シュガーマンさんも「読者に思考させろ~」って言うてますし。
冒頭に「ブランディングとは~」みたいな基礎を語るよりも伏線を作った方が幾分面白く感じます。
配置というのは、話の展開ですね。
どの場面でどの話を挟むかで面白さが決まります。
アニメでも1話でラスボスを倒したらつまらないでしょう。
一方でアニメで面白い事例があります。
葬送のフリーレンが面白い
配置を変えるだけで面白さが変わる典型例として、葬送のフリーレンを紹介したいです。
全体をとおして魔王を倒すまでの思い出(過去)をフリーレンが振り返っていくみたいな構成になっています。
魔王を倒すまでの物語
魔王を倒してからの物語
たったこれだけの違いで、話の面白さが変わります。
配置って大事です。
キングダムの配置はオープンエンディングを使ってる
あと配置が面白いのは、キングダムも同じです。
キングダムでは戦争が始まる前にかならずエンディングの一部が語られます。
秦国はこの戦いで、過去最大の戦死者を出してしまう
こんな感じですね。
漫画を見た読者は「えー。秦国の人たち、こんなにやる気満々で出陣してるのに死んじゃうの?誰が死ぬの?」みたいな気分になるわけです。
古畑任三郎はドラマの冒頭で犯人が開示されます。
これもオープンエンディングです。
最後に:配置を変えるだけなんだが
配置を変えれば物語の印象はガラっと変わります。
「自分の書いた文章がパッとしないなぁ~」と感じたら、配置を変えてみたらどうでしょうか?
本記事は以上です。
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