新しいマイニングプールを試すときはstratum-pingも試してみよう!接続速度がちょっとわかる
マイニングプールのサーバー選びで使うSonarの紹介記事を書いたんですが、stratum-pingの方が正しいのでは?という話があったので改めて測ってみました。
stratum-ping
以下からダウンロードできます。
# ./stratum-ping eth.2miners.com:2020
みたいな感じに、コマンドプロンプト(CMD)でプールのアドレスを指定すると通信の応答速度を計測してくれます。
Ethermineを測ってみた!
前記事でも試したEthermineの各サーバーのTLS有りとなしの接続の両方を試してみました。
Asia1
Asia1 TLS
Asia2
Asia2 TLS
us1
us1 tls
us2
us2 tls
eu1
eu1 tls
計測結果について~Ethermine~
MinとAveの値は正直どこのロケーションのサーバーでもほとんど変わらなかったので、うまく測れているのかどうかちょっと怪しいです。
-c 10000
みたいに書くと10000回試行してくれるのでもう少し正確な値になるのかもしれません。ひとまず、tlsの有りなしのMaxの大きい方の速度だけで考えると、以下のような応答速度にそれぞれなりました。
eu1 300ms
us1 112ms
asia2 106ms
us2 80ms
asia1 68ms
とりあえずAsia1が一番早そうだ、というのは何となく分かるかな、なんとなく正しいかな、直感的にもそりゃそうだという気はするし、という感じです。ちょっとしまりがないですが、Asia1でマイニングしてみて、Stale RateがFlexpoolの韓国サーバーに比べて低いか高いかでAsia1の応答速度の妥当性を見てみようかなと思います。
F2Pool
HiveOSをみてみるとサーバーが4つある、選択できるように見えます。
しかし、これを鵜呑みにしてはいけません。私は以前SparkPoolのすでに存在しないサーバーに対してシェアを送っていた事がありました。。HiveOS上で選べるからといって、そのサーバーが存在しているとは限らないし、公式なプールが運営を続けているとは限りません。
なので公式サイトのドキュメントを見てみます。
Ethereum stratum+tcp://eth.f2pool.com:6688
stratum+tcp://eth-backup.f2pool.com:6688
USAとEUのサーバーはドキュメントには記載がないですね。怖いのでここはChinaとHiveOS上では記載があるメインのアドレスとバックアップのアドレスの2つを有効にして、それ以外は無効で使いたいと思います。
実際にPingを測ってみるとChina、かどうかはわからないが、メインのサーバーが1番早そうです。ドキュメント通りが良さそうですね。
China
USA
EU
Backup
おわりに
どこのサーバーに繋ぐのが良いか悩んだらググるよりもツールを使って自分で調べたほうが確実で早いです。そのための1つのツールとしてこちらも試してみては、と思いご紹介+自分の調べた結果をメモしてみました。
それでは。読んで頂きありがとうございました!