来週末はリグ圧縮をしよう!
宣誓します!私は来週末リグ圧縮をします。
本当はこの3連休でするつもりでしたが他のことがあり全く進まず。。
現在の私のリグの状態
HiveOSで管理しているのはこれらの12リグです。
一部修理に出しているので5GHsを下回っていますが、NiceHashでの管理分を加えればギリギリ5Ghs。
以下の12リグを「リグ圧縮」していきたいと思います。
リグ圧縮とは
マイナーの方々がよく口にする「リグ圧縮」とは、「マイニングリグ」を「圧縮」することです。圧縮は「1リグあたりのGPU枚数を増やすこと」を指します。
リグ圧縮のメリット
次のようなメリットがあります。
消費電力(システム電力)の削減
リグ母艦のコスト削減
HiveOSの利用料の削減
消費電力(システム電力)の削減
だいたい最小限の構成(CPU、メモリ、USBメモリ)で25-50Wぐらい使っていると思います。50Wと50Wの2リグで4GPU450Wずつ使っているとした場合、1000Wで8GPUですが、リグを1つにまとめた場合、950Wで9GPUにできますね。
たかだか50W程度ですが、もったいないものはもったいない。システム全体のワッパ・Efficiencyは結構改善されます。出来るならすると良いと思います。
リグ母艦のコスト削減
マイニングリグの母艦はCPUがCeleronだったりPentiumだったりAthlonだったりとするとは思いますが、マザーボード・メモリだけで1万円ぐらいはします。それを中古で売れるならリグ圧縮して数千円を手に入れるのも悪くはないでしょう。
手間と労力が見合うかは微妙ですし、保守部品としてマザボ・CPU・メモリのリグ母艦セットは1-2個あったほうがいいですし、売るかどうかは人それぞれですね。
HiveOSの利用料の削減
HiveOSは非常に便利なんですが、有料のOSです。1リグあたり月間3ドルかかります。リグを圧縮して減らせばその分月300円以上の利用料が浮くのです!ラッキー!
リグ圧縮のデメリット・マイナス面
リグを圧縮するのがいいこととは限りません。私の場合は以下の3つの理由で分けていました。
リグが落ちたときのリスク分散
電力の系統ごとのリグ管理
ノイズ等の低減による不安定さの減少
リグが落ちたときのリスク分散
12GPUのリグが1つ落ちるのと、6GPU6GPUの2リグのうち1つが落ちるのでは、後者のほうがダメージが少ないです。リグがよく落ちる事がある場合、リグは分けたほうが良いでしょう。
電力の系統ごとのリグ管理
私の場合は一般家庭にマイニングリグを置いているので、あちこちのコンセント・系統で家庭の電気使用に差し障りがないよにしていました。コンセントの系統とリグをあわせていて、これは~のコンセントから電力を取るリグ、みたいにしています。
なんとなくそうしていましたが、別にGPUがどこのコンセントから電力を受け取っていようが、安定して動いていれば統一しても問題ないのでリグ圧縮をしようかと決めました。
一方で、ブレーカー(子ブレーカー・漏電ブレーカー)がよく落ちる場合、システムだけ落ちる、GPU数個分だけ落ちる、みたいなことが起きやすいので、ブレーカーがー落ちやすい環境ではリグは電力の系統ごとに分けることをおすすめします。
ただしそもそも、ブレーカーが落ちると電源ユニットなどが故障しやすいので、ブレーカーは落ちないように最善の注意をすべきです。
ノイズ等の低減による不安定さの減少
リグをまとめるということは、マザーボードと一番遠いGPUの距離が広まることを意味しています。(もしくは、GPU同士が密接になりすぎて暑い!)
ノイズが乗りにくいUSBケーブルが必要になります。割と私は1m、2mのものも使用していますが、意外と大丈夫そうなので、リグ圧縮しちゃおうかと思います。
使っているUSBケーブル(最近買ってないのですがたしかこれ!)
なおUSB延長ケーブルは本当に不安定なので使わないことを強く推奨します。
私のリグを圧縮しよう!
この章は自分用のメモ書きなのでスルーして大丈夫です。こういう考えでリグ分けてるんだな、ぐらいに思ってください笑。
上から順にこういう構成になっています。
リグフレームを使ったリグ。取り付け・取り外しがしやすいので一時設置場所として活用。リグ圧縮対象外
コンセントの位置とエアフロー的に分けているリグ。リグ圧縮対象外
11GPUのリグ。3070が11枚で、12枚めはこのマザーボードは認識しないので、リグ圧縮対象外
11GPUのリグ。3070が8枚、1660Superが3枚。3070系とそれ以外を分けていきたいので、これは整理したいリグ
12GPUのリグフレームに1660Super/tiを載せているリグ。リグ圧縮対象外だが、GPUの入れ替えが発生したら1660Superを移動させてくるかも?
2GPUのリグ。もともとは5GPUリグだったが修理や別リグへのGPU移動などで2GPUに。圧倒的リグ圧縮対象
設置位置的に5GPUしか物理的に無理なリグ。5GPU構成に戻す。今は修理に出してる子の分で1スロット空いている。こちらに1個移動させてくるかも
4GPUのリグ。コンセントの系統的に分けた。リグ圧縮対象。6番目の2GPUのリグと圧縮する。
4GPUのリグ。コンセントの系統的に分けた。リグ圧縮対象。11番目の6GPU乗り具と圧縮予定
11GPUのリグ。3070が9枚と、Samsungでめっちゃワッパのいい1660Superが2枚。リグ圧縮の対象外。強いて言えば1660Super2枚を3070を1枚に変える可能性があり?
7GPUのリグなのであと4枚増設出来る。このマザボの認識上限がおそらく11枚。9番のリグと圧縮
9GPUのリグ。これは電気的にも設置位置的にもエアフロー的にも維持利用がないのでいじらない
=>必ず圧縮するリグとしては6番と8番を結合、9番と11番を結合で2リグ減るだけですね。それ以外は圧縮というよりは整理という感じなので、急ぎでやるのではなく、吟味してやっていきたいと思います。
楽しいマイニングリグいじり!
リグを圧縮して消費電力を削ったり、かかってる電力や、その場のエアフローを考慮してGPUの数を調整したり、いじるところがたくさんあって楽しいです!
1つだけリグいじりで注意すべきことは、「睡眠不足やお酒を飲んだ状態などの状態でいじらないこと」です。睡眠不足、眠たい、判断が十分に慎重に出来ないときにリグをいじると、大切な10万円超えのGPUを壊してしまう危険性が非常に高まります。居眠り運転、飲酒運転が厳禁であるように、リグいじりも厳禁です。注意してご安全にリグいじりをしましょう!
それでは!今後ともハッピーマイニングライフ!