見出し画像

フリーランスで上流工程に関わるには

最近毎日のようにマシュマロを頂きます!ありがとうございます。今後は長文回答はNoteも使っていきます!

さて、質問者の方は今までSIerで開発をされていたかと思います。(HP制作だとあんま上流下流とか言わない)

開発(実装)オンリーのエンジニアが上流にかかわるのに必要なこと、それはただ一つです!

それは、

一緒に働いてるリーダーに「成長のために設計工程に関わりたい」と言っておく

これだけです!

実装(と詳細設計)だけのエンジニア、結構いるのですが、そこから次のステップの基本設計できる人はホント少ないです。
基本設計=お客様の業務を理解する、折衝する、開発者に適切に伝えるということなので、上流ができる人って限られるんですよね。

そんな状態でプロジェクトリーダー(PL)から見ると、フリーだろうが下請けだろうが基本設計やってくれる人はとても頼りがいがあり、囲い込みの対象となります。

なので、実はほっといても「設計やらない?」って会社員の場合は言われることが多いです。一方で、フリーランスは既に積んだ実績で勝負する前提があるので、何も言わないと開発だけに押し込まれる可能性はあります。

PLに「設計に関わりたい」と言えば、お客様とのヒアリングに同行する可能性がアップし、同行したら設計書の修正を任されることがあります。議事録など面倒なことも頼まれると思いますが、体を壊さない程度に下積みをしてください。(上流はストレスフルなので、その分、開発の仕事減らしてもらうようにお願いしてね)

そして、客の言ってること何言ってるか全くワカラン状態をしばらく経験してください。システムにもよりますが、業界用語+会計などの用語が飛び交い、意味不明な状態になります。(ここで諦める人も結構多いと思う)

自転車と一緒で、何度も繰り返して、分からない用語を調べて、業務フローを理解すると、ある時急に「完全に理解した」モードになります。(勿論ここからが長いです)このレベルになるとお客様の言っている内容をもとに、業務フローや基本設計書が書けるようになっていると思います。

そうやって同じ業界の業務フローを何度も理解してくと、自分から業務フローを提案したり、当然この部分も考慮すべきだよね?という提案もできるようになります。つまり、「要件定義」も担当できるレベルになります。

この時あなたは、ITコンサルへの入り口に立つことになります。

ここまで長い道のりですし、心が折れることも沢山あるとは思いますが、みんな失敗しまくって上に行っていますので、気楽に長い目でステップアップすれば良いと思います。 頑張ってね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?