プロジェクトの入場面談では何が見られるか?
今日もご質問ありがとうございます!
今日の質問は、「面談時に何を見られるか」ですね。
では、フリーランスやSES会社員の面談をする側、された側、両方を経験した自分から回答します!
面談では、「成果を出せる人か」を確認する。
面談では、「成果を出せるか」もう少し具体的に書くと、「スキル」と「人間性」が一定以上かが見られます。
スキルはスキルシートで確認しているから、別に改めて確認する必要ないじゃん、という考えもありますが、
「スキルシートに書いたアレは完全に営業トークだ」ということがありますので、その確認ということになります。
スキルシートに記載した内容から「○○されてたのですね」「どういうところが大変でしたか?」みたいな形で質問することが多かったです。
この質問の受け答えで、ある程度相手の人間性もチェックしています。「トラブルは起きるのが当然」という考え方か、自分の知らない問題にあたった際にどのような対応をするタイプか…などなど。
そもそも求めているスキルに完全マッチしている人は滅多にいないので、足りない部分がキャッチアップできる人ならスキルはOKと判断していました。
これは何を伸ばしたいかを聞いたりして成長意欲や興味関心ごとを見極めて判断していました。
あと、趣味でソフトウェアやサービス運用されている方は、その部分もどういう技術で作っているかも聞いています
まぁ趣味でやってるという時点で独学するタイプで成長力ある方なのでまずOKですが。
人間性の部分については、挨拶がちゃんとできる、自己主張がネガティブ過ぎない、相手の目を見て話ができる、など
最低限のコミュニケーション力があるかを見ていました。
エンジニアでコミュ力爆発なんてまずいないので、意思疎通が可能か、極端な考えに偏っていないかを見る程度でした。
以上のようにして、「スキルと人間性」、つまり「成果を出せる人か」を見ています。
PL側からすれば「予算内で納期までにプロジェクト完遂させたい」という思いだけですので、それが出来る人ということになります。
ここで大事なのはバランスです。「スキルが突出しているけど人間性が余りにダメな人」は通りにくいです。
挨拶しないエンジニアがツイッタランドでこの前話題になっていましたが、やはり最低限コミュ力無いとコミュニケーションロスが大きくなるので、
成果を出しにいと判断されてしまいます。
人と話すのが苦手な人は、「相手はなぜこれを言っているのか」を常に自分に問いかけてから返答すると良いかも知れません。
また、知っておいてほしいのですが、こういった面談では、リーダーとの相性が見られる場合があります。これは単純に話していて「好き」「嫌い」レベルで振り分けるパターンです。
こればっかりはその人の考え方なので仕方ないです。入ってからお互いストレス掛かりそうならダメだよねって考えですね。
スキルシートもそれほど大げさに書いてなくて、挨拶や受け答えも出来ているのに落ちた場合は単なる相性の問題だと思いますので割り切って次の案件探すのが吉です。気に病むことは全くありません。
5件連続で落ちたら少し何がまずいか考えるぐらいの気楽さでいいんじゃないかな。
他の人のおまけでの面談はあるか?
他の人のおまけで面談しているだけ、実際は意味ない面談はあるのか、ということですが、
「んなことねぇ!」というのが回答になります。面談する人も無駄な仕事したくないし。
面談ってMP(精神力)結構使うので、必要じゃない面談をしたがる人はまずいないです。(質問の意図違っていたら教えてください)
希望者が多い場合はどうしても倍率があがりますが、スキルシートで足切り出来る方法がありますので、
面談に行く=入場の可能性はあります。
営業との付き合いで営業が面談ノルマとかある…とかだったら形だけの面談もあるかもしれませんが、そんなことは今まで聞いたことはありません。
面談の通りやすさについて
面談が通るかどうかの難易度の差についても書いておこうとおもいます。
面談の難易度は、「プロジェクトの切羽詰まり度」によって左右されます。
新規開発案件で、「プロジェクトは実装フェーズに入ってるのに急に受注したせいで実装者がまだ集まらねぇ!」
「マイナースキルでどう考えても人が集まりそうにねぇ!」みたいな時は、発注側も選べる余裕はありません。
その為、「最低限実装できそうであれば、スキルがマッチしなくても受け答えに少し問題あってもすぐに入ってくれ!」
となります。(そしてそういうプロジェクトは無理な受注してしまったせいで、炎上しやすかったりする。すまぬ…)
一方で、運用案件など比較的継続して続く案件については、ある程度吟味することがあります。
まぁ何ヶ月も掛けて選んだりは出来ないので、「中で勉強してくれる人なら次第点」ぐらいの基準にはなりますが。
最後に
以上で質問者さんの回答になりましたでしょうか?
少なくともスキルシートの内容は通った状態での面談ですので、スキルシートに極端な営業トークがなければスキル面では余り気にする必要はないです。
それより、前向きな回答が出来るかどうかを重視すると、面談は通りやすくなると思います。
そして、最後は相性などのご縁(=運)もありますので、思った結果にならなくても余り気にしないで良いと思います!
では、がんばってくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?