パラダイム、イーサリアムの開発加速への取り組みを発表
暗号資産に特化したベンチャーキャピタル企業「Paradigm(パラダイム)」が、イーサリアムのエコシステムを加速させるための役割を明らかにしました。同社は「開発スピードの向上」を目指し、イーサリアムの発展を後押ししています。
主なポイント:
・イーサリアムのアップデートは年1回と遅すぎる
・研究チームは、もっと効率的に改善できると提言
・2025年3月には「Pectraアップグレード」が予定され、価格の上昇が期待される
イーサリアムの課題:アップデートの遅さ
Paradigmによると、イーサリアムのアップデート頻度は年1回程度と非常に遅く、これは理想的ではないと指摘しています。この遅さの背景には、「慣性(Inertia)」と「固定化(Ossification)」という2つの考え方があると説明しています。
特に「固定化」に関しては、イーサリアムが分散性を維持するためには、コアチェーンの変更を慎重に進めるべきという考え方が影響しているとのこと。しかしParadigmは、イーサリアムはまだ技術的ポテンシャルを最大限に発揮していないため、価値観(分散性など)を優先しすぎるのはリスクがあると警鐘を鳴らしています。
Paradigmの主張:
・「固定化はイーサリアムにとってリスクが大きい。これにより、中央集権的なプラットフォームにユーザーやアプリケーションが流れる可能性が高まる。」
・「また、固定化そのものがイーサリアムに中央集権化のリスクをもたらす。」
これらの課題に対処するため、Paradigmは以下の施策を提案しています:
1.開発チームに「発言権」を与え、単なる拒否権ではなく建設的な意見を反映させる。
2.R&D(研究開発)へのリソース配分を強化する。
3.「All Core Devs」プロセスを改善する。
Paradigmの貢献
Paradigmは、研究者やエンジニアとして、イーサリアム改善提案(EIP)に直接関与しています。具体的には、「EIP-7862」を推進しており、この提案はイーサリアムのロードマップに矛盾しない内容です。
さらに、同社は「Reth」というSDK(ソフトウェア開発キット)を開発し、イーサリアムの実験や開発を支援。また、「Foundary」「Alloy」「Solar」などの基盤ツールも提供しており、エコシステムの成長に貢献しています。
Paradigmは、「イーサリアムはアップデートを迅速化すれば、さらに競争力を高められる」とまとめています。
今後のアップグレードと価格見通し
イーサリアムの開発者と主要ステークホルダーは、2025年3月中旬に「Pectraアップグレード」を実施することで合意しました。このアップデートは数カ月間準備が進められており、開発者やユーザーの利便性を向上させると期待されています。
市場の専門家たちは、このようなエコシステムの変化が価格にもプラスの影響を与えると予測。記事執筆時点で、イーサリアムの価格は1ETHあたり3,341.89ドル(24時間で0.48%上昇)でした。
長期的な予測としては、暗号資産運用会社「Bitwise」が、2025年中にETH価格が7,000ドルに到達する可能性があると発表しています。
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