Vivident、AI活用のバーチャルキャラクタープラットフォームで150万ドルの資金調達を達成
「MoeLive」を通じて提供する新しいエンタメ体験！
Vividentは、K-POP文化と日本のアニメ文化を融合した新しいエンターテイメント体験を提供することを目的に、AI技術を活用したバーチャルキャラクタープラットフォーム「MoeLive」を開発しています。
このプラットフォームでは、生成系AI（Generative AI）技術を用いて、バーチャルキャラクターとリアルに社会的なシミュレーション体験を楽しむことができます。
150万ドルの資金調達
Vividentは、韓国、日本、アメリカ、香港の投資家から150万ドル（約2億円）のシード資金を調達しました。
主要な投資家には、Hashed、Mashup Ventures、TheVentures、Modhaus（韓国）、およびSfermion（アメリカ）が含まれます。
また、日本最大のベンチャーキャピタルであるCVC Z Venture CapitalやDecima Fund、香港拠点のCMCC GlobalのTitan Fundも支援に加わっています。
「MoeLive」の特徴
MoeLiveは、ユーザーがAIキャラクターと対話したり、その活動や成長に参加したり、自分専用のAIキャラクターを作成・管理することを可能にするプラットフォームです。2024年5月に設立されたVividentは、Krafton、Hyperconnect、Neosapience、Supertone、UNOPNDなど、エンターテインメントやゲームテクノロジーのリーダー企業での経験を持つメンバーによって運営されています。
1.高度なAIキャラクター作成機能
生成系AIを活用して、ユニークなアニメスタイルのキャラクターを作成可 能。
2.インタラクティブ成長システム
ファンが投票やアクティビティを通じてキャラクターの成長に関与できる仕組み。
3.コミュニティ主導の体験
複数のユーザーが協力してキャラクターを育てることが可能。
4.マルチプラットフォーム統合
リアルタイムでの対話、ライブストリーミング、ソーシャルメディアとの連携が可能。
5.自律的パフォーマンス
AIによって完全に動作するキャラクターによる本格的なエンターテインメント体験を提供。
新たなエンタメの形を目指して
Vividentは、現在バーチャルキャラクター産業が直面している「人間のパフォーマーへの依存」という課題をAI技術で解決しようとしています。
同社の戦略は、単なるチャットインターフェースを超えたリアルタイムライブストリーミング機能やマルチユーザー参加システムを組み込むことで、AIセレブリティエンターテインメントの新しいパラダイムを築こうとしています。
Titan Fundのプリンシパル、Jonathan Cheung氏のコメント
「GDとそのチームは、Web2およびブロックチェーン技術を活用した消費者向けプロダクト構築で素晴らしい実績を持っています。MoeLiveの特徴は、AI技術の革新的な応用だけでなく、ファン文化への深い理解にあります。日本のキャラクター育成文化と韓国のアイドル産業の枠組みを融合させたMoeLiveは、非常にユニークで魅力的なアプローチを提供しています。」
GD Kim氏（Vivident CEO）のコメント
「MoeLiveを通じて、テクノロジー、コンテンツ、コミュニティが融合する新しい形のIPを創出したいと考えています。ただAIキャラクターを作るのではなく、ファンと共に成長・進化するキャラクターIPを開発することが私たちの目標です。」
今後の展望
Vividentは2025年前半にMoeLiveのテストサービスを展開し、キャラクターとの直接的なチャット体験を提供する予定です。そして、2025年末までに韓国、日本、アメリカでの同時リリースを目指しています。
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