「Web3に来て正解だった」、最前線で働くエンジニア対談
2018年のWeb3黎明期に創業し、「ブロックチェーンゲームで、ゲームをもっと楽しくする」をミッションに掲げ、自社BCG開発・協業BCG開発支援・NFT領域の新規事業支援を行うCryptoGames株式会社。
そんな急成長Web3企業で活躍する人物とは。
今回は、主に日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」を開発するエンジニアメンバー2人へのインタビューを実施。
大企業、スタートアップを経て、「Web3に来て完全に正解だった」と話す背景とは?
CryptoGamesは、泥臭く、最もアクセルを踏んでいる
──簡単に自己紹介をお願いします。
瀬戸 昨年よりCTOを務めている瀬戸です。新卒で入社した企業でHRSaaSやアドネットワークの開発を担当した後、2021年6月にCryptoGamesに入社しました。
入社後は『NFT Studio』や『OEM事業』『AstarFarm』の立ち上げをして、現在は主にゲーム特化型ブロックチェーン『Oasys』の開発にコミットしています。
白井 自社ブロックチェーンゲーム(以下、BCG)の『NFT Wars』、Oasysのトランザクションやイベントを可視化する『Explorer』を開発している白井と申します。
僕は新卒で大規模開発に従事した後、スタートアップ2社を経て、昨年CryptoGamesに入社しました。
──お二人はどういった経緯でWeb3業界への転職、CryptoGamesへの入社を決めたのでしょうか?
白井 転職を始めたのは、あまりにもWeb3の可能性が大きすぎたからですね。
元々ブロックチェーン領域には関心があって、4年くらいウォッチしていたんですが、STEPNをはじめとするBCGがものすごい勢いで伸びているのを見て、今しかないなと。
いくつか国内のWeb3有力企業の選考を受ける中で、一番アクセルを踏んでいたCryptoGamesに入社を決めました。
国内で、自社BCGを作っていて、かつ、トークン配布も行なっていて、社員に対するインセンティブとして付与している企業はCryptoGamesくらいだと思います。
上場を志向していないからこそ、Web3の最先端の組織システムを実践できている。稀有な企業だと思います。
瀬戸 僕がWeb3に興味を持ったキッカケは、現在Metaaniのプロデューサーをされているmekezzoさんが作っていたVTuberユニット「ππ来来(パイパイ・ライライ)」です。
2020年末くらいから追いかけていて、そのユニットがNFTを出したんです。ちょうどNFTブームが始まろうとしていた時期ですね。
そこからCrypto Art Fesに参加したり、ブロックチェーンに触ってみる中で、「これはサーバーサイドエンジニアの新しい必須技術の一つになるだろうな」と技術への興味が増して、転職しようと。
中でも当時の技術的にカッコつけてなくて、新しい技術を使う必要のないところでは知見の溜まっている枯れた技術を徹底的に使い、泥臭くスピード重視で開発を進める思想に惹かれてCryptoGamesに入社しました。
1年でユニコーンが生まれる、最前線での実践知
──実際に転職してみていかがでしたか。
瀬戸 当時はコレクティブNFTもない時代でしたし、何も分からない中でNFT Studioを開発していくのは楽しかったです。
Web3の技術は枯れていない。自分が開拓者になれる余地があるので、ベース楽しいですよね。
白井 そうですね。Web3がやりたくて入っているので、そこは大満足しています。
入社して驚いたのは、案件の数ですね。
一つのプロダクトをみんなで磨き上げるスタートアップが多い中で、こんなに並行で大量のプロジェクトが動いているのかと。
加えて、インターン生がTier1企業の対応していたり、裁量の大きさも今まで見たことないレベルだったので、初めは驚きっぱなしでした。
──お二人はOasysの開発を担当されています。昨年末に上場を迎え、2023/3/9現在も時価総額は1000億円を超えています。
瀬戸 少数精鋭のチームでユニコーンプロジェクトを作り上げることができたのは、貴重な経験です。
白井 国内発で1年間でユニコーンを作るって、他の業界ではあり得ないですよ。
Oasysが一時1000億円を超えた時、「Web3に来て完全に正解だったな」と思いましたね。
この業界にいると慣れちゃいますけど、こういったミラクルがあっさり起こるのは刺激的でいいなと。
Oasysは世界でも最先端なDAOを構築していて、Layer1、Laler2チェーンとそのエコシステムの開発に参加できているのは貴重な経験です。
OasysはフルリモートのDAO組織なので、そういった最先端のチームで開発できているのも個人的には楽しいです。
瀬戸 僕は初期からOasysの開発に携わっていて、玉舎さん(玉舎直人・double jump.tokyo創業者)が物凄くパワフルにプロジェクトを進めていく様子を見れたのが良かったですね。
国内外問わず、Tier1企業を口説くためにあらゆることを実行していくと。グローバル最前線の戦い方を学ぶことができました。
求ム:自走する開拓者
──CryptoGamesで活躍しているエンジニアについて教えてください。
瀬戸 前提、みんな活躍していますね。
メンバーがどんな特徴を持っているかというと、プロジェクトをまるっと任せて、最小限のディレクションで自走できる方が多いですね。
入社2カ月目のメンバーがOasysのサイト構築をリードしていたり、先日リリースした『Oas Choice』も、入社2カ月目のメンバーが開発したサービスです。
白井 足りない情報は自分で勝手に集めて、方向性を決める上でも叩き台を作って壁打ちできるイメージですよね。
いきなり自分で裁量を持ってやりたい人にとっては最高の環境だと思います。
裁量の大きさではどこにも負けないんじゃないかな。
今ならCryptoGamesなら『Oasys』、AstarGamesなら『Astar』と日本発グローバルチェーンの開発に関わるチャンスもあると思います。
瀬戸 Web2の大手事業者がWeb3にシフトしていくフェーズに入っているので、そこに深く関わっていくことになると思います。
ノブさん(上野広伸・double jump.tokyo代表取締役CEO)が言っていたことが頭に残っていて。
「この社会で、時間を掛けて枯れた技術の上に大きな資本が乗っていることはいくらでもある。でも、こんなに未成熟で、これほど大きな資本が乗っていることは未だかつてない」と。
そんな領域で、開拓する側に立つことができる。かつ、そういった実感を持てる環境は、めちゃくちゃおもしろいと思っています。
──ありがとうございました。
CryptoGames株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています。
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