イーサリアム-Solanaブリッジの開発者がトークンセールで4,000万ドルを調達

Neon Labsは、あらゆるEthereumアプリをSolanaにシームレスに移植できるNeon EVMの開発を継続するために資金を調達しました。

ソラナのエコシステムは、今年も注目を集めています。

最近では、世界第3位のダウンロード数を誇るインターネットブラウザBraveとの統合や、先月、SolanaのDeFiエコシステムにロックされた総額が過去最高になったことを受けて、開発者チームがその勢いを持続させるために新たな資金を調達しました。

Neon Labsは、著名な投資家にNEONトークンを売却して4,000万ドルを調達しました。Jump Capitalを筆頭に、Solana Capital、Three Arrows Capital、Ethereal Venturesなどの投資家が参加しました。

Jump Capital社のパートナーであるSaurabh Sharma氏は、Neon Labs社の製品であるNeon EVMと、Javaのバーチャルマシンの類似性が投資の動機になったと述べています。イーサリアムであれ、Javaであれ、仮想マシンは、ファイルの保存、インターネットへの接続、プログラムの実行などができるという点で、物理的なコンピュータやラップトップと同じように動作します。しかし、重要な違いは、仮想マシンがハードウェアではなくコードであるということです。

「Neonは同様の機能を提供しており、開発者はEVMと互換性のあるチェーンで実績のあるスマートコントラクトと、Solanaの並列処理と超高速実行レイヤーを組み合わせることができます。マルチチェインの世界では、Neonは、開発者に多くのスケーリングの可能性をもたらす中核的なインフラブロックとなる可能性を秘めています」と述べています。

Neon EVM（Neon Ethereum Virtual Machine）により、開発者はUniswapやAaveなどのEthereumプロジェクトを、Solanaネットワークに直接簡単に移植することができます。実際、AvalancheやTronのようにEMVに対応しているプラットフォームであれば、簡単にSolanaにコピーすることができます。

Neon EVMはまだテストネット上にありますが、Neon Labsは本日の資金調達のニュースを受けて、メインネットの立ち上げに向けて準備を進めています。


「Neon LabsのディレクターであるMarina Guryeva氏は、「Sushi、AaveをはじめとするいくつかのDappsがNeon EVMへのデプロイに興味を示していますが、そのためにはインフラプロバイダとの統合を実現する必要があります。「これは、メインネットの立ち上げと並行して、当社の最優先事項です。このような大きな関心とサポートがあれば、Neon EVMはEthereumとSolanaの間のギャップをうまく埋める運命にあると信じています。"