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Capital DAO protocol最新情報まとめ

はじめに

私も投資している仮想通貨プロジェクトのひとつであるCalital DAO protocolの最新情報(2022年3月初旬時点)をまとめます。
このプロジェクト自体についてのご紹介もしたいですが、すでに投資しているコミュニティのメンバーさんへの共有用に、アップデートから先にまとめてみました。参考になれば幸いです。
※投資はすべて、自己責任となります。

これまでのおさらい

すでに十分理解されている方も多いかもしれませんが、まずはもともと明らかになっていた情報のおさらいをします(今後の予定など、若干は最新情報あり)。

$CDSについて

2021年にプロジェクトのネイティブトークンである$CDSのシードセール・プライベートセールが行われ、私もYoutuberさんたちの導きのまま、セールで$CDSを購入しました。初期コスト等を差し引いても、初期セールで約870万$を調達したとのことです。
初期セール後、$CDSは同年11月に私たちのウォレットに購入分の一部(参加したセールによって20~50%)が配布され、またUniswapV2に上場しました。セール価格が0.01~0.018$で上場価格が0.02$なので、セールで購入した方は始めに含み益からのスタートになりました(これが、上場前のセールでトークンを購入するメリットです)。
上場後しばらくは$CDSの価格は維持されましたが、徐々に低下し現在は初期セール価格を下回っています。初期セール後の値上がりで利益確定した人だけではなく、価格低下による不安から手放してしまった人もいるかもしれません。

2022年3月頭の時点では、約0.08$

しかしながら、上場後いったん上昇した価格が低下することはほとんどのトークンでみられること、今回は仮想通貨相場全体の落ち込みにつられている面が多分にあること、何よりCapital DAO protocolの本態はCDS価格で決まるものではないことから、価格の低下自体はあまり気にする必要がないと考えられます。
ここ数ヶ月で運営から発表された情報から、プロジェクトは着々と進行しており、特に我々一般的な貧乏人ユーザーにとっては非常に魅力的なプロジェクトであることを、再確認しました。

トークンモデルと、ステーキングプール

Capital DAO projectには3種類のトークンが用意されており、それぞれは連続性がありますが、獲得方法や用途が異なります。
これまでの公式のアナウンスをおさらいし、今後について考察していきます。※トークンの名前が似てて、ややこしいですねー。

Capital DAOのtriple token model

今回の投資のスタートは、$CDSを購入して預ける(poolする)ことから始まります。すでに2021年11月から、CDSステーキングおよびCDS/ETH LPファーミングが開始されています。こちらが、V1からV4まで用意されているプールのうちV1プールになり、現時点では当初の予定より遅れて、V1プールのみが利用可能となっています。

現在は、V1プールのみ利用可能

CDS単独のステーキング、CDS/ETH LPのファーミングともに$CPDTを毎日獲得できていますが、後者の方が多く獲得できるように設計されています。
現時点では$CPDTをclaimしても使い道がなく、ETHチェーンのため毎トランザクションごとに結構高い手数料が発生するため、いったんプールしたらひたすら放置しておくのがいいでしょう。

今後は、まず最初のIDOとして$CPDTのセールが予定されています。予定がたびたび変更となり、現時点では4月の前半に予定しているとのことです。このため、おそらく3月~4月頭にCDSのV2プールがオープンするものと考えられます。
V2プールに$CDS単独ないしCDS/ETH LPを預けることで、$CDSおよびIDOのアロケーション(割り当て)を獲得できます。ここで獲得できるのはあくまでアロケーションなので、$CPDTの購入には代金として$USDCが必要になる点に注意してください。$CPDTの価格は0.02$とアナウンスされており、おそらくこれより小さい価格で購入できるものと考えられます。資金に余裕のある方は、V2プールがオープンし次第こちらにプールし、セールで$CPDTを大量に購入するのもいいかもしれません(私はお金ないので、参加しない予定です)。
セール後、$CPDTはおそらくUniswapに上場します。

V3プールについては、新しいIDOごとに様々なタイミングで起動するとのことで、IDOされるトークン自体が獲得できるようです。詳細は不明ですが、記載の雰囲気としてはひとつのIDO(プロジェクト)ごとに別々のプールがオープンするような感じがします。$CPDTのIDOについては、そもそもV1プールで$CPDTを獲得しているので、対象外と考えられます。
いずれにしてもまだまだ先の話なので、いまは気にする必要なさそうです。

V4プールがひとつのゴール

V4プールに$CPDTを預けることによる$CPDPの獲得、およびその売却益を得ることが、Capital DAOに投資した我々のひとつのゴールとなっています。
2022/2/7のアナウンスではV4プールのオープンは2022年の第1四半期となっていましたが、$CPDTのセールや上場が遅れているため、まだ待つ必要があります。ただし、$CPDTが上場さえしてしまえば比較的すぐにオープンするのではと考えられます。なぜなら獲得した$CPDTを預けさせた方が、$CPDT価格の低下を防げるからです。

$CPDPの売却で、VC利益を得る

$CPDPは、VCとしての利益から運営(DAO)がユーザーから買い取る

Capital DAOはVC(ベンチャーキャピタル)ですので、新しいプロジェクトに投資・支援し利益を得ます。まず初期の予算の60%である約520万$が、投資ファンドに回されています(残り40%は、運営費およびシステム開発費)。
ファンドの資金はマルチシグウォレットで運用しており、3人の創設者のうち2人の承認がないと資金を移動できず、また今後資金の割り当ては、ガバナンストークンである$CPDTのスナップショットにより保有者の投票で決まるとのことです(このへんがDAOの要素)。
※2022/3/4に確認したところ、ウォレット残高は約275万$で、ETHと数種類のステーブルコインに分散されていました。おそらく資金の一部はすでに投資に回っており、ETHについては昨今の価格下落の影響を受けていると考えられます。

投資ファンドが得た収益は、50%(?)が$CPDP保有者への報酬、25%が投資ファンドに追加、25%が運用費に追加されるとのことです。
$CPDPは、どの取引所にも上場しません。V4プールで$CPDTを預けることのみが、獲得方法になっています。
我々は獲得した$CPDTを板取引で運営に買ってもらうことで、VCの利益から直接報酬を得ることができます(Solana上のDEXであるSerumでの取引を予定しているが、未定とのこと)。報酬の割り当ては、(所有する$CPDP)/(すべての$CPDP割り当て数)×投資利益の50%(?)です。
※2022/2/7のアナウンスでは利益の60%となっていましたが、2/16のアナウンスでは50%となっていました。Telegramで問い合わせ中です。

Capital DAO protocolから支援を受けたプロジェクトが成長すればするほど、我々投資家へのリターンが大きくなります。個人の単位では、$CPDPの獲得が多いほどリターンが大きくなります。

最新情報アップデート

ここまでは、これまで明らかになっていた情報のまとめでした。
ここからは、2/18以降に出た最新情報をアップデートします。当初は予定されていなかった、新しいアイデアが含まれています。

① シード販売について

IDOとは別に、シードセールを実施できるようになりました。
アフェリエイト機能を通じて、KOL(キーオピニオンリーダー)≒インフルエンサーがSNSを通じて紹介報酬を獲得できます。
またこれとは別に、下記の限定NFTを保有するユーザーのみが参加できるホワイトリスト枠が設けられます。

② INO(Initial-NFT-Offering)について

詳細は不明ですが、後日CapitalDAO-VIP-NFTが限定で販売予定になっています。このVIP-NFTはDAO自体から公式に発行されるもので、保有によりシードセールのホワイトリスト枠が獲得できるようです。
VIP-NFTとは別に、トークンと同様NFTのローンチもCapital DAO protocol内で行うことができ、NFTのシードセールのホワイトリスト枠は、CDSまたはCDS/ETH LPのステーキング量、シードの量(④に別記)、VIP-NFTの保有で割り当てられるとのことです。
つまり、第一のINOがホワイトリスト目的の公式CapitalDAO-VIP-NFTとなり、その後いろいろなNFTプロジェクトがローンチされる可能性があるようです。

③ DAOワーカーについて

Capital DAOは世界中からマーケティングの専門科、ビジネス開発者、デザイナー、インフルエンサーなどを募集し、これらの個人に対するクラウドソージングを提供します。
Capital DAOに支援されるプロジェクトは、登録されているユーザーを選択してタスクを要求することができます。またユーザーは、共同作業を希望するプロジェクトを選択してタスクを受け入れることができます。
つまり、プロジェクトは何らかの専門知識やスキル、情報拡散能力を持った個人に対して、peer to peerでタスクを依頼することができ、タスクを担うDAOワーカーはプロジェクトから任意のトークンで報酬を受け取ることができます。未払いを防ぐため、スマートコントラクトで管理され(WEB3.0版のクラウドソージング)、問題が発生すればDAOが解決します。
また、プロジェクト側はタスクを登録するために$CPDTを一定数賭ける必要があり、ユーザー側は必ずしも賭ける必要はないものの、$CPDTを賭けることで信頼を得ることができます(アピール)。ここでも、$CPDTの需要が生まれて価格維持・上昇にも寄与します。

④ IDOトークンセールの方法について

DAOが、新しいプロジェクトのトークンがローンチするためのプラットフォームの役割をします。トークン販売の方法はプロジェクトの要求によって様々であり、異なるフォーマットを使用して柔軟に行われます。ユーザーは、様々な方法でIDOに参加できます。

トークンセールの一例

上記がセールへの参加方法になりますが、アロケーションの割合は一例です。パブリック(一般)セールとシードセールに分類され、当然シードセールの方が条件が良いでしょう。
※公式発表の記載内容がややこしく、以下のは部分的に作者の解釈も入っています。

<パブリックセール>
以下の3種類の条件で、IDOのアロケーションが決まります。
・V2プールへの、CDSまたはCDS/ETH LPのステーキング量(トークン購入の割り当てを獲得)
・V3プールへの、CDSまたはCDS/ETH LPのステーキング量(CDSおよびIDOされるトークン自体を獲得)
・コミュニティやプロジェクトへの貢献によって獲得できる、【SEED】の量(CDSは不要)

<シードセール>
以下の2種類の条件で、シードセールが行われます。
・CapitalDAO-VIP-NFTの保有(確定枠がもらえるものと思われる)
・早押し(インフルエンサーはSNSでシードセールを宣伝することで、紹介報酬を獲得できる)


⑤【SEED】について

シードセールとややこしいですが、関連はしているものの別の話です。DAOへの貢献によって獲得できる、ポイントのようなものみたいで、3種類用意されています。

各シードの説明

DAO自体や各プロジェクトの発展・成功に貢献した人に、セールのアロケーションを与えますよということですね。

さいごに

非常に長くなってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
ややこしいといえばややこしいですが、プロジェクトにとってもユーザーにとっても、このDAOへ参加する際の選択肢が豊富であることや、$CDS・$CPDTの需要、ひいては価格の維持・向上策についてよく設計されているなと、改めて感じました。

もちろん、昨今ではローンチパッドは数え切れないほど乱立し、レッドオーシャン化しているかもしれません。IDOされるプロジェクトが鳴かず飛ばずなことが続いて、人気を失っていくというリスクもあります。
しかし、ブロックチェーン業界では非中央集権化・分散化に美学を持っている人も(おそらく・・・)多く、またクジラ(大金持ち)に有利な従来のローンチパッドの問題点を解決しようとする取り組みを評価し、優秀なプロジェクトやユーザーが参入してくることが期待されます。

すでにCapital DAOに投資している我々としては、今はひとまず気絶しておき、たまにアナウンスがあるときに目覚めて語り合いながら、本格的にプロジェクトがスタートしたらわいわい盛り上がって、一緒に育てていきまっしょい!!

リンク

Capital DAO公式ツイッター
White paper (2022/2/28更新)
Medium DAOワーカーについて (2022/2/21)
Medium トークンセールの方法について (2022/2/18)
Medium 初期セールの結果と最新情報 (2022/2/16)
Medium CPDP(V4プール)について (2022/2/7)
Medium CDS・CPDTについて (2021/12/28)
筆者ツイッター(大した発信はしてません)



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