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道を一本ずらすだけで知らない世界が待っている

どこかに出かけたときには、行きの道と違うルートで帰ってきたい。
少しでも違う景色を見たいからだ。
ただ、最近はというと、違う景色よりも時間を優先してだろうか、好奇心が以前よりもなくなったからであろうか、同じ道で帰ることが増えたきた。

あるお店に食事に行く。
雨の中傘をさしながら歩く。
傘に当たる、雨音を聞きながら。

予約したはずのお店が閉まっている。
人の気配がありそうなので、扉を開けてみると、
「今日は休みですよ。予約されたのは、別館では?」
とのことで、さらに雨の中を4〜5分歩く。

普段通り慣れた道から、たった一本だけ中に入った細い道。
そこには、まるで別世界が待っていた。
オシャレなお店、美味しそうな居酒屋が所狭しと並んでいる。
さらには、こんなところに、こんなに立派な神社まで。

一本道をずらすだけで、こんなに違う世界が見れてしまう。

おそらく思考の過程も同じことが言えるのではないか。
ある目標を立てる。
ゴールへの到達方法は、人それぞれであるが、
到達するための考え方や行動を大きく変えることは難しいであろう。
自分の経験値をもとに、筋道を立てることがほとんどだから。

以前にもこんなnoteを書いたことを思い出した。

筋道を立てるときに、意識的に道を一本ずらすことはできるだろうか。
何かと組み合わせる。
何かが思い浮かばなければ、広げた新聞に手を置いた先の言葉と組み合わせても良いかもしれない。
すると、今まで通り慣れた、思考の道を一本ずらすことができるかも。
すると、そこには、知らない世界が待っているかもしれない。

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牧野 泰尚 Makino Hirotaka l メディカルライター
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