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コロナ渦でヨーロッパ旅行に行ってみた。(前編)

どうもJINです。趣味は投機です。Twitterで仮想通貨やFXのトレードなどを呟いています。アカウントはこちら。Noteではそれらの主にシステムトレードの部分について書いています。

今回は趣向を変えて先日行ったヨーロッパ旅行について書きたいと思います。日記形式で書いていますがサマリーを最後に書いたので、行った場所、必要な物や掛かった費用などをざっくり見たい人はそこだけ読めば充分かと思いますwエピローグも長いので飛ばしてもいいですw

では始めたいと思います。

プロローグ

2017年の年末、仮想通貨に出会った私は妻とある約束をしました。もし数年分の年収を稼いだら仕事を辞めて数年間海外を放浪させてくれと。その頃の私は、数年間頑張っていたプロジェクトが本番環境にリリースされて数か月間安定稼働していて、会社も少し休憩がてらまったりしていいよという雰囲気で完全に燃え尽き症候群でした。

元々株式投資をしていたのでそれを調べていく内に仮想通貨に出会い、当時は億り人を量産していたのでこれで一気に稼いで仕事を辞めたいなぁと思っていましたw

担当していたプロジェクトは海外企業とのやり取りが主だったので、数年間英語をちゃんと勉強して海外で働くのも悪くないなぁなんて気持ちもありました。

そこから半年でバブルは弾けて当時は夢は叶わなかったのですが、2020年夏に唐突にまたビットコインのバブルが始まりました。私は100万円台から現物を買い始めて今年に入ってからはアルトや色んな歪みトレードを駆使して無事に妻との約束の額を稼いだので海外放浪したいと妻に話をしました。

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ところが、あっさり却下されましたww

冗談だと思ったからいいよと言った、とかひどくないっすかwそのためだけに頑張ったのにwまぁ子供もまだ小さいので当たり前っちゃあ当たり前です。でも今の会社はあれからずっと退屈なままでモチベーションはありません。そこで妥協案として半年間くらい海外留学して英語力を上げて海外企業とかに就職するというのはどうだろうか?という提案をしました。

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次の会社に受かるかどうか分からない中で辞められるのは不安といわれました。まぁそうだよね。。なので、転職あるいはフリーランサーになるという条件で活動をしていました。およそ半年間くらい活動をしていて、テキサス州にある日系のグループ会社の最終面接まで行った所、

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本当に行きたいとは思ってなかった。いつも冗談か本気か分からない。一人にされたら子供の反抗期を耐えられない。と言われてしまい。。結果、面接は落ちたのですが、やはりもう少しは日本で働こうという方向性に。

そして9月に次の転職先が決まり、1か月半の時間が取れたので海外旅行に行こうと!これだけ前からずっと行きたいのを我慢してきたので短期の旅行くらいいいじゃないかと!そういう経緯で、このコロナ渦の中でヨーロッパ1人旅に行くという無謀な試みをしたという訳でございます。平時とは違い今の時期に出入国するのに必要な物を準備するのが結構大変で実体験は参考になると思いましたので、ここに書き留めておきます。また、費用等は記憶で大体の額を書いているのもあるので参考までに。それとこの記事にある情報を参考にしたのに入国拒否されたとかは責任を持てないので、必ず自分でも調べて自己責任でお願いします。

11/3 1日目

初めてのヨーロッパに興奮して昨日はあまり寝れなかった。朝起きてEチケットでフライト時間を確認し、検索した時の記憶で場所は羽田だったよなーとワクワクした気持ちで向かう。この時確認していれば。。

なんでここに空港名が書いてないのか、しかも東京都発ってなってるやんw

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電車に1時間ほど揺られて羽田のターミナル2に着く。いよいよフィンランドか、胸が高鳴る。中に入ってチェックインカウンターを目指すが、、、

JALがない。しばらく思考停止。。あれ、もしかしてやっちゃった?成田なんじゃねえの!!

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やっぱりそうじゃん。。往路は成田やん。。分かった瞬間の絶望度は人生でかなり上の方にランクインしましたw

なんとなくチラ見してた時は復路の方がHNDってのを目に入ってて完全に往路も羽田だと勘違いしてた。。しばらく呆然とする。。

いやいや、こうしちゃいられんと、まだ9時なので成田行きを調べると、9:20に出てて10:55くらいに着く電車を発見!フィンランド航空のチェックイン時間を見ると45分前なんてのも見つかったので希望を捨てずに行くしかない!きっと間に合う!今まで何度もピンチがあったけど、なんだかんだでなんとかなってた!!

チェックイン間に合いませんでした。。CAさんに泣きつくも規則なんでダメですの一点張り。そりゃそうですよね。。

ああ、俺が乗る予定の飛行機が、、まだ飛んでないのに。。

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この時、11:15。我に返り、すぐに予約変更しないとまずいと気持ちを切り替える。飛行機は出発前なら差額で日程を変更出来る事があるのだ。

無事、翌日の出発にして差額も5000円ほどで済む。エクスペディアとJALに何度もたらい回しにされて色々と大変だったけどとにかく良かった。但し、初日に宿泊予定のホテルと2日目の午前中のイヴァロ行きの飛行機はキャンセルせずるを得なかった。合計で3.7万円くらいの損でした。まぁ航空券を取り直しだと20万円の損だったのでなんか得した気分でしたw

明日の同時刻に出発で面倒だから成田空港近くのホテルに泊まる事に。結構埋まっていて今コロナ渦なので当日でも取れたけど、落ち着いたら無理なんだろうなぁ。

ガラガラの空港

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成田東武エアポートホテル。ディナービュッフェが6,000円くらいで高いけど旨かった。

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そういう訳で初日は飛行機に乗り遅れ、各種対応に追われて雑用で終わり。ヨーロッパは遠いぜ

費用合計  (1日目) 240,000円
・往復航空券(日本→ヘルシンキ)  194,500円
・日程変更手数料 5,720円
・クラリオンホテル ※キャンセル料 17,669円
・航空券(ヘルシンキ→イヴァロ)※キャンセル料 13,030円
・成田東武エアポートホテル 16,010円
・昼飯、夜飯、ビールやお菓子、鉄道、タクシー代など 約15,000円 



11/4 2日目

という訳で今度こそ行ってきます!!ちなみにフィンランド入国にはワクチン接種証明書が必要です。陰性証明書でいいかもしれないけど私はワクチン接種証明書を持っていきました。多分どちらかがないと搭乗する事が出来ません。取得方法は、自分の住んでいる市のHPを見ると分かると思いますが、取得までに1週間ほどかかります。陰性証明書はPCR検査を受けれは翌日に結果が分かってメールに証明書のPDFファイルが添付されてきます。結果が早く分かるAntigenテストなどもあるけど、入国要件に認定される検査方法が書かれているのでしっかり読みましょう。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html#Finland2

あと、行先の国で使える通貨もある程度空港内で両替しておきましょう。フィンランドはユーロです。5万円分くらい変えといた。

飛行機間に合って離陸(当たり前)機内は10人くらいで3シート占領して快適~😆

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ロシア上空。Wifiは1,000円/1h

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フィンランド。長い木がある~(小並感)

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そしてヘルシンキに到着!とうとう初めてヨーロッパに来たー!外国人いっぱいじゃーん(小並感)てか日本人は一人もいない。コロナのせいなのか、旅を通して最後の日本行きの飛行機を待つロビーまで誰にも会わなかったw

成田と違って結構人が多かった。

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空港ではSIMカードを買いましょう。これが後に私の命を救うのであった。北欧は物価が高いらしく、カフェラテが3.5ユーロ(約500円)もする。空港料金かと思いきや市内のキオスク(コンビニみたいなもの)でも一緒だった。

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次はそのまま国内便で直接サーリセルカに向かう。今回の旅の目的はオーロラを見る事!フィンランドの北の地方は北極圏なので夏は白夜と呼ばれ太陽が落ちず、冬は極夜と呼ばれ太陽が上がらない状態になる。これは夏至、冬至辺りに発生して今回は見れないけど、やはり日照時間が短いのでオーロラを見れるチャンスは多い。

イヴァロ空港から出ているバスで30分くらい。バス車内から撮影。正面は空港。

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雪。何もない道のり

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到着。ここは世界の北の果ての方だなぁと感動の束の間、、、誰もいない。何もない。本当にホテルみたいなのあるの?不安で死にそうなんですが。。

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受付Closeだとっ!?バスの運転手が電話してくれる。そっち行くから15分ほど待っててとの事。少しほっとするもバスの運転手は行ってしまって取り残される。。超不安なんですけどw来なかったらどうするの!?寒いし。

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30分後、誰も来ないので自分で電話する。出ない、また電話する。出ない。充電もなくなってきてる。どんどん恐怖が沸いてくる。。遠くでは犬の遠吠えが聞こえる。野犬に襲われて死ぬのか。凍死で死ぬのか。ここは郊外で近くの町まで10kmくらいはある。絶望で圧し潰されそうな中、再度電話してやっと繋がる。つたない英語でとにかく来てくれと懇願w久しぶりの英会話だが人間は追い詰められると火事場の馬鹿力という物が出ます。とにかく来てくれる事にw

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15分後、インド人のリゾートのバイトの人が迎えに来てくれた。話を聞くと、バス停とメインのロッジがある場所は5kmくらい離れているらしい。私が来たレセプションは普段人がいないので電話が来たら迎えに来る手筈なようで通常フローらしいけどそんなの知らないからめっちゃ焦ったわwメインロッジでディナーをとる。人がいっぱい居てホッとする。人間って孤独じゃ寂しくて生きられないんだよね。

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トナカイの肉なのかな?すごい癖あって牛でも豚でもなさそうだけど聞くの忘れた。コース料理で35ユーロ(約5,000円)くらいだった。

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歩いて5分の所に私が泊まるホテルがあった。これは天井がガラス張りで室内でオーロラ鑑賞が出来る人気のホテル。あいにく今日は曇りで見えませんでした。しかもどっと疲れが出てすぐ寝てしまった。。

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明日からの予定決まってないのでどうしようかな~

 2日目までの費用合計 300,000円

・カクシラウッタネン アークティック リゾート 36,034円
・航空券(ヘルシンキ→イヴァロ) 16,010円
・バス代 1,500円
・朝飯、夜飯 7,000円 


11/5 3日目

朝、目が覚めると素晴らしい景色が目の前に広がっていました。ここは北極圏でもう少し北に行くと世界の北の果てじゃないか。最北端とかいう響きがなんか好き。前に北海道旅行した時、日本の最北端の宗谷岬に行きたかったけど遠くて断念した事があって心残りがあったりする。

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朝ごはんを食べながら次の目的地を考える。まず天気予報を見ると、今週はずっと曇りとか雨。これはオーロラ日和ではないなぁ。。

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そうなるとここに留まるのは勿体ない。地球の歩き方(北欧)を見ながら考える。。フィヨルド見たい。ヨーロッパ最北端に行きたい。鉄道やバスとかで地上を移動して国境を越えたい。その時はこんな感じの目標が出来ました。

そして一番都合が良さそうな町はどこだと鉄道やバス、飛行機やノルウェー、スウェーデンのあるゆる経路や入国の条件も含めて調べて一つの町が浮かび上がる。それはサンタクロースの町、ロヴァニエミ。移動手段はバスで二時間ほど。丁度よく30分後に出るのでバス停まで送っていってもらう。

送迎後に返っていく車。ロッジから10分くらいかかったので、来なかったら戻らないといけないと思い、道中はずっと動画を撮っていた。

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きっちり時間通りに来て無事に乗り込みロヴァニエミへ。道中は湖などがきれいだったなぁ。フィンランドは国土の7割が森と湖らしいけどロヴァニエミは結構な都会です。郊外にサンタクロース村という場所があって観光客で賑わっていました。

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歩道はほとんど砂利が撒かれていてスーツケースを引くのが大変でした。これはおそらく凍結防止とかしても歩きやすいようにしているのかなぁって思います。

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そしてビットコインATMを発見。サイトによるとノーKYCで買える伝説の端末があるのだが、見てきた感じだと全部古い情報で、全てモバイルID(携帯を長期契約すると貰える?プリペイドSIMじゃ無理)か銀行口座などの情報が必要でした。。いや別に残念だなんて思ってないですよ、いや本当にw

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ホテルの地下に喫煙所があって吸いに行ったら妙にオシャレな紳士淑女が。どうやらパーチーしているようで楽しそう。都会に来て少しほっとしたけど関係ない、僕は孤独。誰も僕を気にしていない。なんならこのアジア人はなんなんだと忌み嫌われる存在。そうこの場所では誰にも認識されない石ころ帽子をかぶっているのと一緒なんだ!と思っていましたw(その時は寂しくて病みかけていましたw)

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そして夕方になりベッドに横になったら、、やっちまった夜中まで寝てしまった。この町で何もしていないなぁ。とりあえず今朝考えていた目的地の具体的なルートを調べようかなと夜中に思うのでした。。

 3日目までの費用合計 320,000円

・アークティク シティホテル 18,147円
・バス代 3,000円

11/6 4日目

深夜に目が覚めて早速ルートを確認する。この時、ノルウェーの入国条件も合わせて調べれば良かったんだけど、地上ルートで国境を超える時はたいして厳しくないという情報が頭に残っていてやっていなかった。。

地上ルートでロヴァニエミからノルウェーのカラショークまでのバスは冬は出ていないのでダメ。鉄道ルートだとバスと鉄道でスウェーデンのルーレオに行くとそこからノルウェーのナルヴォークに行けるっぽいんだけどサイトの時刻表を見ても分からず。しかもスウェーデンの鉄道だと入国審査があったりして帰されるなどの情報も見つけて慎重になる。

見つからない。。ルートは地球の歩き方で見つけたものだからちょっと古い。もしかしたらこのご時世だから色々と変わっているかもなので確定的な物を見つけないと動けない。他のルートも探し出してしまいどんどんと収拾が付かなくなる。そうこうしてる内に朝になってしまった。何か困ったら一旦ヘルシンキに戻ろうと決めていたので飛行機の時間を調べるとあと3時間。。エクスペディアの予約ページを見ると既に取れなくなっている~まずい、ここから動けなくなる。そうだフィンランド航空のページで直接予約すればまだとれるかも!

というわけで地上ルートを諦めてヘルシンキに戻って、飛行機でノルウェーのオスロに行って、南からフィヨルドを見ながら北を目指してオーロラを見てヨーロッパ最北端を目指そうと決めたわけです。

2回目の朝食だけどほぼ同じ組み合わせだから飽きてしまう。。
私はゴハン派でパンは好きじゃないんです。。

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朝8時くらいでも暗い。この辺はだいぶ北なので日照時間が短い。

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ヘルシンキ空港に着いて市内の中央駅を目指す。移動しながらホテルの予約を取った。鉄道マークの方向に進むと直接ホームに到着。また、この時は分からなかったけど自動販売機でチケットを買わないとキセルになってしまう。フィンランドは鉄道もトラムという路面電車も改札はなくて事前にチケットを購入し乗り込み、たまーに駅員さんが見回りをしていてチケットを見せる。この時持っていないと問答無用で罰金80ユーロくらいになるそうだ。ちなみに7日ほどヘルシンキに滞在して数十回は乗ったけど一度も駅員さんは見回りに来なかったw

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LかPというルートを通る電車に乗れば終点が中央駅。

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券売機。一日券が10ユーロくらいだったかな。

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30分ほどで中央駅に到着!晴れてて良かった。

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路面電車に乗ってホテルの近くまで移動。

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泊まるホテルが見えた!少し歩いて到着するもチェックインは15時からと言われ、荷物を預けて市内観光に出掛ける。

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ヘルシンキ大聖堂

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美しい街並み

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観光客が集まる港。有名なマーケットとして紹介されていたけど、あまり客がいない状況なのか1軒しか出ていない。お昼を取ってないのでホットドッグを食べる。本当はレストランとかに入りたかったけどどこも激混み。観光客は少なそうだけど。

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突然の雹。しょうがないのでホテルに戻ったw

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ホテルからのいい眺め

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まだ時間があるので地下鉄に乗ってショッピングモールに行く事にした。夕方で暗くなってきてたし、海外の地下鉄に初めて乗るのでかなりびびってたけど無事に着くw

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お寿司。メニューを見るとサーモンばっかり。焙ったりと芸が細かいし普通に旨かった。

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ホテルに帰ってきた頃は真っ暗だった。

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結構歩いたせいで足が軽く筋肉痛になった。ホテルに着いてベッドに横になったらまた爆睡してしまった。毎日早寝で夜は何もしてない。。ワシは北欧の繁華街(主に女の子がいるお店)を見たいんや!

4日目までの費用合計 350,000円
・航空券(ロヴァニエミ → ヘルシンキ) 13,567円
・ クラリオンホテル 16,059円
・鉄道、トラム、飲食代 3,000円

11/7 5日目

本日は特に予定を持たずにヘルシンキをブラブラする予定。まずは朝食だけど、マジでどのホテルもほぼ一緒の物なのでもう飽きた。日本もビュッフェはそんな感じが多いからいいんだけど。

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遊歩道をブラブラしてると自動キックボードなる物があった。

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スマホをアプリを入れてクレジットカードを登録するだけでこれに乗れるようだ。しかもそこら中にこのキックボードがあってどこでも乗り捨て可能。なんて素敵なシステムなのだ、、とりあえずQRコードを読み取って乗ってみる。

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動きませんでした。。15分くらい頑張ったけどダメ。後で分かったけど、最初は自転車みたいに足で少し漕ぐとアクセルで加速出来る状態になるらしい。後半の方はバリバリ乗りこなしていてすごい便利だった。1分で0.25ユーロなので4分乗ると2ユーロ(固定で+1ユーロ)だから大体300円くらい。歩いて30分くらいの道のりだとトラムを待つのもめんどいので丁度いい。

暇なので先に日本入国時のコロナ陰性証明書を取得するためにどこでテストを受けるか調べる。始めにフィンランド、コロナ、テストなんて日本語でググったけど今思えば無駄だよなwこんな状況下でこの情報が日本語ですぐに出てくる訳ない。ヒントでもないかと旅行代理店のページ見たりフィンランドの事書いてるブログなどをサーフィンするもそれといった情報もない。そこで外務省のHPに行く。その中で大使館のリンクがあるのでそこに行くとやっとそれっぽい情報があった。

テストが出来そうな病院のHPに行くと予約するフォームを見つけた。ところが、国民IDを入れないと進めない。何件かあるので全部行くけど全部一緒。北欧はIT化が進んでおり、こういった管理も進んでるしてるらしい。

困ったので大使館に問い合わせしようと日本の方に電話するも出ない。メールも受け付けているけど翌営業日対応。やり始めたからにはすぐに結果が欲しくなる性分なのでフィンランド側に電話問い合わせすると、外国人が出て日本人に変わってくれた。事情を話すと、それは電話なら予約できます。との事。どういう理屈か分からんけどとりあえず病院に電話してみる。

流れてくる音声ガイド、全く理解できない言語。これフィンランド語じゃねの?1ミリも理解出来ないww

しばらく聞いているとIn English threeって聞こえるので3番をプッシュすると英語になった!一瞬また絶望を感じたよwそこで指示通りにプッシュしていって発信音に切り替わり誰かが出た。

とりあえずコロナのテストを受けたい事を説明。なんか聞いてくる。さっぱり分からないw後で色々と知識を得たので理解出来たがPCRかAntigenのどっち受けたいのという事だった。その時は理解出来ずままにPCRと答えた。その後、テンポラリの国民IDを作らないといけないと言われ、これも仕組みが分からないのでとりあえずお願いした。次に空港に行った方がいいよと言われる。これもなぜそう勧められるかこの時は理解出来なかった。とにかくお前に所で受けさせろ!余計な事はいいんだよ!みたいな事を言ったw

で、折り返しナースから電話しますとの事。これもその時は訳が分からんかったが、繋がった先はコールセンターで病院は複数の場所にあってどこがいいのかとか決めたからそこに努めている人から実際の日程を決める仕組みだった。結局1時間後くらいに電話来て12日に近くの病院でPCRテストの予約を取れた。詳細なインフォはSMSで送ってもらう事に。このインフォのおかげで大体の事は分かった。最初から送ってくれよ。

一仕事を終え、ヘルシンキ中央駅近くのショッピングモールをぶらつきお昼は適当な所でこれを食った。今はもう味を思い出せないけど左はカレーっぽかったような。右のゴハンはチーズが乗っててソバめしみたいな食感。左上はヨーグルトと思いきや、なんかすっぱいタルタルソースみたいな味。どれかに付けて食べるのかと思って全部試したけど全部不味い。結局分からんかったけどこの謎は次回に解き明かしたい所存。

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夕方くらいになってなんとなく船に乗って近くの小島に行ってみた。15分ほどで着く。驚くのはこれの乗船も電車を乗る時に買った1日乗り放題チケットでOK。

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謎の島に到着。昔は水上要塞だったらしく、兵隊さんの亡霊がいそうな雰囲気だ。

謎の洋館?怖い。

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やっていないカフェ?怖い。

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謎の住宅地?住人がいそうな感じだけどなぜか誰とも合わない。怖い。

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島の端っこ。もうなんか寂しすぎて怖い。。

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もう暗いから帰る。。。

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乗船時間になるとどこからともなく住人が湧き出ていっぱい乗って市内に降りて行った。どこにいたんやろ。。

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すっかり夜。綺麗。

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靴がびちょびちょになったのでサンダルを求めて靴屋へ。一番安いとてもダサいサンダルが大体5000円で売っていた。。しょうがなく購入。

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この後、友達のロシア人女性と会いました。詳細は言いません。

5日目までの費用合計 436,000円
・ クラリオンホテル 16,059円
・トラム、飲食代、サンダル代 10,000円
・交際費 60,000円

11/8 6日目

気持ちのいい昼。

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とりあえず街を自動キックボードで探検してついでに病院の場所も見てきて夕方くらいになって、さぁ明日のノルウェー行きの飛行機を取ろうと入国について調べる。ううん?

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10日間も隔離期間あんのかよ。。見落としてたー無理じゃん。。

あーあ、調べた内容全部無駄じゃん。。もっとちゃんと調べれば良かった。。あーあ、あーあ。(30分ほどふて寝)

しょうがない。他行こうと調べ始めるも、ヨーロッパ全域なのであまりに調べる量が膨大。あそこも行きたい、ここも行きたい。ドイツならデンマーク行けば鉄道で行ける。エストニアなら船で行ける。今日行けるとこはどこかないかなどと調べだしたらきりがなくて、などどんどん時間が過ぎていく。煮詰まってきてどうせだから誰かにいい所ないか聞いてみるか。という事でTwitterで募集しました。

この呼びかけに私の心に超絶刺さるリツイートが!!来たんです!!

これは刺さりましたねーというより元からイタリア行こうかなって思ってたけど、入国に陰性証明証と居場所をトラッキングするためにWebで登録しなければいけなくてめんどくて諦めていたんですが、このツイートを見て背中を押されて準備を始める事にしました。

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まずはイタリア入国時に必要な陰性証明書を取得するために以前に予約した病院でテストを受けようかとWebを調べる。この時、空港がどうたらと言ってたのを思い出して、もしかしたら空港近くにテストを受けられる所があるんじゃないのか?それなら行く途中で行けるしいいなと思い調べる。

なんとフィンランド航空がコロナテストセンターを持っているようだ。もっと言うと、日本航空が現地でコロナのテストを受ける時の手配をやってくれてしかも無料らしい!?いや、教えてくれよ!もっと分かりやすく航空券取る時のフォームとかに入れとけよ!病院で受けると自腹で240ユーロもかかるだぞ!しかも事前に依頼しないとだめとかw今旅先で困ってるんだから助けてくれよw

しょうがないので自腹でフィンランド航空で予約する事に。国民IDいらないじゃんwしかも90ユーロで安いなぁw更にイタリアはAntigenテストで良くて60ユーロでめっちゃ安いし2時間後に結果出るんやって!!明日の飛行機を見るとミュンヘン経由でローマ行きが12:55だ。これは朝早くAntigenテスト受ければ2時間後に結果が出るので乗れるんじゃないか?そう思い、予約ページの日程を見ると8:30が空いていた!待てよ、その前にEUR Digital Passenger Locator Form登録しないと。登録OK。というわけで両方の予約を取る。さて、明日は早いので寝るか。ずっと調べものをしていて腹が減っていたけど、ホテルの周りはレストランっぽいのないのでこっちのウーバイーツみたいなWoltというサービスでケバブを頼んだ。

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そして就寝。明日はローマに行くけど果たして入国できるのかな?その前にPCR検査で陰性出てくれ!と願うのでした。

ちなみにフィンランドは半分以上の人がマスクをしていませんでした。

6日目までの費用合計 457,000円
・ クラリオンホテル 16,059円
・飲食代 5,000円

長いので後編へ続く

旅のサマリー

11/3 1日目 日本(成田)
07:00 自宅 → 09:00 羽田 (空港間違える)→ 11:00 成田(飛行機間に合わず) → 14:00 成田東武エアポートホテル
11/4 2日目 フィンランド(サーリセルカ)
11:55 成田 → (21:30)14:30 ヘルシンキ → 16:35 ヘルシンキ →  18:10 イヴァロ → 20:30 サーリセルカ(カクシラウッタネン アークティック リゾート)
11/5 3日目 フィンランド(ロヴァニエミ)
11:10 サーリセルカ → 14:30 ロヴァニエミ(アークティク シティ ホテル)
11/6 4日目 フィンランド(ヘルシンキ)
09:35 ロヴァニエミ → 10:50 ヘルシンキ (クラリオン ホテル)
11/7 5日目 フィンランド(ヘルシンキ)
移動なし(クラリオン ホテル)
11/8 6日目 フィンランド(ヘルシンキ)
移動なし(クラリオン ホテル)
11/9 7日目 イタリア(ローマ)
12:55 ヘルシンキ → 14:35 ミュンヘン → 16:10 ミュンヘン →  17:40 ローマ (ザ ハイブ ホテル)
11/10 8日目 イタリア(ローマ)
移動なし(ザ ハイブ ホテル)
11/11 9日目 フィンランド(ヘルシンキ)
18:40 ローマ → 20:35 フランクフルト → 21:40 フランクフルト →  25:05 ヘルシンキ (スカンディック ヘルシンキ エアポート ホテル)
11/12 10日目 フィンランド(タンプレ)
11:00 ヘルシンキ → 13:00 タンプレ (スカンディック ヘルシンキ エアポート ホテル)
11/13 11日目 フィンランド(ヘルシンキ)
11:00 タンプレ → 13:00 ヘルシンキ (ハイアット ホテル)
11/14,15 12,13日目 日本(自宅)
17:40 ヘルシンキ → (27:10)10:10 羽田 → 13:00 自宅











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