グレイスケール、分散型AIトークンファンド組成の中でAVAXトークン商品を発表
グレイスケール・アバランチ・トラストは、取引手数料の支払いに用いられ、高速かつ非常にスケーラブルなブロックチェーンを保守するAVAXトークンに対しての機会を投資家に提供する。
グレイスケールは直近、分散型AIトークンファンドを多数発表している。
暗号資産(仮想通貨)による資産運用と上場投資信託(ETF)を提起するグレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)は、同社がここ数週間で導入した多数の新商品に対してアバランチ(Avalanche)・ブロックチェーン・トークン・トラストを追加したと発表した。
現地時間8月22日に発表されたグレイスケール・アバランチ・トラスト(Grayscale Avalanche Trust)は、イーサリアムに対抗し非常にスケーラブルで、高速処理を保守し、取引手数料の支払いに使用されるAVAXトークンに対する機会を投資家に提供する。
米国証券取引委員会(SEC)が米国初のビットコイン(BTC)ETFを承認した1月以降、暗号資産およびその周辺のエコシステムに紐付く、公開取引が可能な商品への関心が高まっている。デジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)の一角を成すグレイスケールは、承認後最初のETFのひとつとなった同社ビットコイン・トラストを通じて、10年にわたりデジタル資産を従来の投資家に提供してきた。同社はまた最近、グレイスケール・イーサリアム・トラスト(ETHE)をETFで組成した。
元ゴールドマン・サックスのピーター・ミンツバーグ(Peter Mintzberg)氏が1週間前に新CEOに就任したグレイスケールは、現在20以上の暗号資産投資商品を提供している。同社は直近、分散型人工知能(AI)に注力しており、AIに特化したデジタル資産信託を導入し、その後、2つの単一資産ファンドを導入した。具体的には、Grayscale Bittensor TrustとGrayscale Sui Trustであり、それぞれTAOとSUIトークンを保有する。
「重要な戦略的提携とユニークなマルチチェーン構造を通じて、アバランチはRWA(現実資産)をトークン化する道程において極めて重要な役割を果たしている」と同社プロダクト・リサーチ責任者であるレイハネー・シャリフ・アスカリー(Rayhaneh Sharif-Askary)氏は声明で述べた。
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