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グレイスケールのソンネンシャインCEOが辞任──TradFiのベテランが後任に

  • グレイスケールのマイケル・ソンネンシャインCEOが辞任し、8月15日付でゴールドマン・サックスのピーター・ミンツバーグ氏が後任となる。

  • 同社の主力商品であるビットコイン・トラストがETFに転換されてからわずか数か月でCEOがTradFiのベテランに交代することになる。

デジタル資産投資会社グレイスケール(Grayscale)のマイケル・ソンネンシャイン(Michael Sonnenshein)CEOは10年務めた会社を去り、伝統的金融(TradFi)のベテランが後任を務めることになった。同社の主力商品であるビットコイン・トラスト(Bitcoin Trust)がETF(上場投資信託)に転換されてからわずか数か月での交代となる。ソンネンシャイン氏は2021年にCEOに就任していた。

グレイスケールは20日、ソンネンシャイン氏の後任には、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)のアセットマネジメント・ウェルスマネジメント戦略の責任者を務めていたピーター・ミンツバーグ(Peter Mintzberg)氏が8月15日付で就任すると発表した。ミンツバーグ氏は伝統的金融の世界で20年以上の経験があり、以前は世界最大の資産運用会社ブラックロック(BlackRock)やOppenheimerFunds、インベスコ(Invesco)で勤務していた。ミンツバーグ氏が就任するまでは最高財務責任者(CFO)のエドワード・マギー(Edward McGee)が暫定的にグレイスケールを率いることになる。

グレイスケールの親会社デジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)のバリー・シルバート(Barry Silbert)CEOはX(旧Twitter)で、「マイケル氏は会社を指数関数的な成長に導くとともに、ビットコイン現物ETFを市場に投入する際に果たした極めて重要な役割を監督し、より広範な金融業界に向けて拡大する道を主導した」と投稿した。

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