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SEC、2020年からバイナンスUSを調査
米証券取引委員会(SEC)は、少なくとも2020年からバイナンスUS(Binance.US)を調査していたことが、6月7日に公開された裁判所提出書類で明らかになった。
提出書類の中で、SECはバイナンスUSによる数億ドルの利益供与に触れている。
SECは5日、バイナンスUSとバイナンス・グローバル、チャンポン・ジャオCEOを提訴。さらにバイナンスUSの資産凍結を求めた。
SECの提出書類によると、SECは2020年8月17日に調査を開始している。
「調査は、特にBAM Trading Services Inc,による連邦証券法違反の可能性に関したものだった」と提出書類はバイナンスUSを運営する同社に触れている。
SECは、BAM Tradingが4年強の間に4億1100万ドル(約575億円)の収益をあげ、この期間の粗利益は2億2500万ドルと述べている。同社は上場企業ではないため、通常、財務状況を知ることは難しい。
バイナンスUSは5日にツイートした声明の中で、約2年半にわたってSECと誠意を持って交渉してきたと述べ、提訴は「根拠がなく…(中略)事実、法律、あるいはSECの先例に照らしても不当なもの」と続けている。
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