DODOでステーブルコインのシングル/ペア(BUSD/USDT)流動性マイニングする(SafePal利用)
今回はDODOというDEXにてステーブルコインの流動性マイニングにトライしたいと思います。
注意:主に筆者(暗号資産投資初心者)のトライ内容を記録したものになります。アプリケーションのインターフェースや数値は今現在のものと変わっているかもしれません。ベターなやり方もあると思います。
投資は自己責任でお願いします。m(_ _)m
DODOとは
詳しくは以下を読めばよいかと。
https://lawrencetokyo.com/technology-crypto-dodo/
https://www.owl-coin.com/coins/dodo
以下、私の理解。
・PMM方式のDEXであり、Binanceと提携してたり有名VCが投資していたりと信頼できそう。取引高もそれなり。
・PMM方式なのでPancakeSwapなどのAMM方式のインパーマネントロスのリスクが少ない。
※今回はステーブルコインの流動性マイニングなのでそもそもインパロスはほぼないものと思われる。
なぜ興味を持ったのか
ステーブルコイン(米ドルペッグ系)のペア/シングルでのマイニングができるから。シングルマイニングもできるのが便利だなと思った。
個人的に買い場に備えてある程度のステーブルコインを保有するようにしている。そのステーブルコインを放置するのももったいないので運用できないか探していたところDODOを見つけた。
APR(年換算利回り)も20~25%となかなか良いと思った。
(DODO以外にも似たようなサービスはあると思います。)
実際にマイニングしてみる
前提
・スマホのSafePalウォレットを利用。
・利用するチェーンはBSC(Binance Smart Chail)※ERC20じゃないです。
DODO(BSC)サービスへ接続
SafePalのDappsからDODO(BSC)を検索してつなぎこむ。
ちなみにDODOをGoogle検索するとDododexという全く別のサービス(恐竜のゲーム??)が出てくるので注意。
フワッとタイトルが出てきて以下のフロント画面が表示されるので、ウォレット(今回はSafePal)を連携する。
規約同意チェックボックスにチェックを入れ、今回はSafePalなのでWalletConnectを選択する。
Trust Walletなど別のウォレットを連携する場合は他の選択肢として表示されることがあるようです。
接続する。
連携が成功するとSafePalのアドレスが表示されるので確認。
なお、今回のネットワークはBSC。
これからの流れ
1、流動性プールに通貨(BUSD/USDT)を預け、LPトークン(Liquid Providerトークン)をもらう。
2、LPトークンをDODOに預けて(セットして)マイニングを開始する。
余談:DODOでもらったLPトークンを他のDeFiサービスに預けることもできる?
流動性を提供するために、右上メニューのLiquidityを選択。
流動性を提供するプールを選択。
ただし、流動性のボリュームから現状使えるプールは1つしかないように見える。
流動性を提供する。ステーブルコインはBUSDおよびUSDT。
両方預ける(ペアマイニング)もできるし一つの通貨だけ預ける(シングルマイニング)もできる。今回はペアで預ける。
提供するコインと数量を入力する。
「Available」を押すと全額入力できる。
初めて預け入れる通貨については登録(Approve)が必要な模様。
わずかな手数料がかかる。(BSCなのでBNB払い)
なおDEXでは何かしらの操作の度に手数料がかかるので、現在のBSCの手数料は安いと言っても極力無駄な操作は避けること。
「Approve」ボタンをクリック後、「Add Liquidity」ボタンをクリック。
するとLPトークンがもらえる。(ウォレットに戻ると残高にLPトークンが追加されている。)
ちなみに今回、ウォレットの挙動もしくはDODOアプリケーションの挙動がおかしいことがあり、以下の画面から進まないなどの不具合が頻発した。
こういう場合は、画面右下のウォレットアドレスをクリックして「Disconnect Wallet」を選択し、再度ウォレットを連携し直したところ正常に処理されるようになった。バグ?
次にもらったLPトークンをDODOに預ける。
右メニュー「Mining」から「Liquidity Mining」を選択。
表示された画面でStake BUSDを選択。(現在APR26.8%)
預け入れるLPトークン(BUSD LP)の量を入力。「Available」の部分を押すと全額入力される。
注意:最初の画面ではAPR表記であるが、枚数入力画面ではAPY表記になっている。APRとAPYではだいぶ違うのでどちらが正しいのか検証する必要あり。誤植?
追記:後日1日のDODO報酬から計算したところ、しっかりAPRでした。良かった。
「Stake」ボタンクリック。
次に、USDTの方でも同じ操作を行う。(現在APR30.45%)
すると「Claim(報酬払い出し)」ボタンが表示される。
試しにクリックしてみると、DODOコイン(DODOサービスのネイティブトークン)の報酬額が増えているのがわかる。
「One-Click Claim」を押すと、選択しているステーブルコインについての流動性提供報酬がDODOコインでウォレットに振り込まれる。
以上でステーブルコイン(BUSD/USDT)の流動性マイニングをAPR25~30%で始めることができた。
プールに預けたステーブルコインを取り出すには
手順は以下のイメージ。
1、LPトークンを引き上げ、溜まっていた報酬を受け取る。
2、流動性提供の解除操作を行う。するとLPトークンと引き換えに預けていたコインがウォレットに戻ってくる。
右メニュー「Mining」から「Liquidity Mining」を選択し、LPトークンを引き上げたい通貨のStakeボタンをクリック。
そして「Unstake」タブをクリック。
Unstakeする枚数を入力する。
「Unstake & Claim Rewards」ボタンをクリック。
ペアで預けている場合はもう一つの方も同じ作業を行う。(はず)
これでLPトークンをDODOから引き上げることができる。
次に右メニュー「Liquidity」で表示される画面の最下部に提供している流動性についての情報があるので、「Manage」ボタンをクリック。
「Remove」タブをクリック。
引き上げる枚数を入力して解除する。
(今回はLPを預けっぱなしにしているのでRemoveできる枚数はゼロです。)
疑問
DODOでは例えばBUSDだけ預けるシングルマイニングも可能なのだが、ペアで預けた場合とシングルで預けた場合の違いが分からない。APRも同じ??
その他
DODOを100枚獲得すると1枚のvDODOを得ることができ、枚数に応じてDODOの手数料収入が分配されるようになるらしい。詳しくは調べておらず。
DODOは比較的信頼できるDEXであると思うが、CEXもDEXも簡単に信用してはいけない。CEXでもDEXでも資金持ち逃げリスクはあると思う。(それってDEXと言えるのか?)
あまり頻繁にDODOと接続しない場合はウォレットとの連携を切っておいたほうがより安心。
DODO側の画面のウォレットアドレスをクリックし、「Disconnect」ボタンをクリックして解除する。私の場合、切断処理がバグっていてうまく切断できず。
ちなみにDAppsとウォレットとの連携を切るには以下のサービスが便利らしい。
https://app.unrekt.net/