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PolygonチェーンやETHチェーンGMTの交換方法

皆さん、こんにちは。FSL Championのバベです!
今回の記事は、GasHeroで使用するPolygonチェーンのGMTへの交換方法や、ETH、BNB、Solana各チェーンへの交換方法についてまとめた記事を作成しました。

ただ、初心者の人には説明が少し足らないかもしれません。ちょっと細かく作る時間が取れないため、すみませんが、分からない方は各コミュニティやX、本記事最後に記載の公式LINEオープンチャットなどで聞くなどし、解決を目指していただければと思います。


GMTは何のチェーンに対応している?

STEPNでは、Solana、BNB、ETHチェーンでGMTが展開されています。
また、FSLが出しているGasHeroというゲームでは、PolygonチェーンのGMTが存在します。

つまり、2024年1月2日時点で、GMTは4つのチェーンで流通しているということになります。

ここでは、各GMTを次のように記載します。
SolanaチェーンのGMT = sGMT ⇒STEPNのS国やMOOARで使用
BNBチェーンのGMT = bGMT ⇒STEPNのB国で使用
ETHチェーンのGMT = eGMT ⇒STEPNのE国やMOOARで使用
PolygonチェーンのGMT = pGMT ⇒GasHeroやMOOARで使用

最安のルート

基本的にDOOARによるSwapが最適レートではあるものの、後述するBitgetでPolygonGMTの出金ができるようになったため、出金手数料や取引所内での交換手数料と、DOOARでのSwapレートを比較し、安い方を選択してください。正直なところ、私個人としては手数料よりもsGMT⇒pGMTが簡単にできるBitgetの方をよく使ってしまっています。(回し者ではない)

また、MetamaskやPhantomウォレット内での交換の場合、DOOARではないDEXで交換される可能性があり、その場合レートが極端に悪いため、おすすめはしません。

この、交換レートが悪い理由や、DOOARの手数料などについては、後述の「交換用の通貨を用意と手数料について」の項目で解説しています。

Polygon GMT(pGMT)をCEX(海外取引所)で交換する場合

pGMTはBINANCEでのみ取り扱われていますが、「BINANCEグローバル」になるため、日本在住者の皆さんはpGMTを直接ウォレットへ入出金できません。ですが、Bitgetという取引所であれば、SolaanのGMTとPolygonのGMT両方の入出金に対応しています。

・Bitget
https://www.bitget.com/ja/

口座開設などは、よそのサイト等(例えば以下)を参考にしてください。

なお、執筆時点(2024年6月)で
・Bitgetから出金する際の手数料:5.88305GMT
・Bitgetから出金する際の最低出金量:30GMT

という制限がありますので、気を付けてください。

入金手順(Solanaチェーンからアプリへ)

Bitgetは海外取引所ですので、他のウォレット等から入金する必要があります。例として、SolanaチェーンのGMTを入金する手順を記載しておきます。つまり、自分のSTEPNウォレットやPhantomWallet(Solana)に、GMTが入っている状態からスタートです。

流れとしては、次の2ステップです
ステップ1:Bitgetアプリで入金用アドレスをコピーする
ステップ2:自分のウォレットから入金用アドレスへ送金する
ちなみにスマホアプリで説明します。

実際の手順は以下の通りです。
①アプリの「資産」をタップ
②「資金を追加」をタップ
③「暗号資産を入金」をタップ

①~③の手順(各手順画像1枚)

④検索バーで「GMT」と検索し、「GMT STEPN」をタップ
⑤ネットワークを選択 で「SOL(Solana)」をタップ
⑥表示されるアドレスをコピー

④~⑥の手順(各手順画像1枚)

⑦送付するウォレット等でコピーしたアドレス宛にGMTを送付する

以上です!送金~着金まで、通常であれば数分でアプリ内に表示されます。

出金①アルファドローに参加する場合の注意点

続いて、出金の手順です。出金はPolygonチェーンのGMTで出金するため、Metamask等のPolygonチェーンに対応したウォレットが出金先です。

なお、STEPNGOのアルファドローへ参加する場合、FSL IDに紐づいたウォレットアドレスへ出金する必要があります。

以下、FSL IDへログインの上、画面上部のメールアドレス欄をタップすればウォレットアドレスが表示されます。

・FSL ID
https://id.fsl.com

もし、表示されるウォレットアドレスが、使った事がないアドレスであった場合、STEPNGOではこちらのウォレットアドレスを使用していくため、ガス代のMATICも送金しておくと良いでしょう。

出金②実際の手順

実際の手順は次の2ステップです。
ステップ1:送金先のウォレットアドレスをコピー
ステップ2:Bitgetアプリから送金する

手順は次の通りです。ステップ2から説明します。
①アプリの「資産」をタップ
②「出金」をタップ
③検索バーで「GMT」を検索しタップ、その後「オンチェーン出金」をタップ

①~③の手順(各手順画像1枚)

④左画像1番上の赤枠「出金ネットワーク」をタップ
⑤右画像Polygonをタップ
⑥左画像2番目の赤枠「出金アドレス」に送金先のウォレットアドレスを張り付け
⑦左画像3番目の赤枠「出金額」に出金したい金額を入力
※出金額は執筆時点で最低30GMT~となっていました。
⑧左画像3番目の赤枠「出金」で認証などを行い、出金を実行

④~⑧の手順(各手順画像1枚)

以上です!出金~着金まで、通常であれば数分でウォレットに表示されます。

Polygon GMT(pGMT)をDEX(分散型取引所)のDOOARで交換する場合

DEXでpGMTを扱っている(流動性がある)のは、DOOARのみです。
こちらで他の通貨から、pGMTへ交換しましょう。

ウォレットの用意

DEXであるため、ウォレットが必須です。
一般的にはMetamaskや、STEPNユーザであればPhantomのマルチチェーンでPolygonアドレスがあるはずです。

MetamaskでPolygonチェーンの表示がない方は、チェーンの追加が必要です。手順はFSLアンバサダーであるMetaX'Nさんの記事をご覧ください。

Phantomではこの部分のアドレスを指します。(アドレス自体は黒で塗りつぶしてます)

ガス代であるMATICの入手

次に交換するためにはガス代であるMATICの入手が必要です。
MATICは海外取引所や日本の取引所でも取り扱いがあるため、少額(0.1MATICで十分ですが取引所の出金最低数量を要チェック!)を取引所等で調達し、ウォレットへ送付しておく必要があります。

交換用の通貨を用意 & 手数料について

続いて、交換するための通貨を用意します。
おすすめはUSDTです。なぜなら、DOOARで流動性提供されているプールは"GMT/USDTのペア"であるためです。

それ以外、例えばMATIC⇒pGMTへ交換しようとするとプールの違いから、次のような交換ルートを辿ります。

WMATICは通常のMATICが使われるので、本記事では説明を省きます。

WMATIC(MATICと思ってください)⇒USDT⇒GMTというルートを辿っていますが、これは
・WMATIC/USDTのプールでMATICをUSDTへ交換
・GMT/USDTのプールでUSDTをGMTへ交換
という処理を一気に行っているため、こういったルートになります。

このルートを取った場合、交換(Swap)処理は1回ですが、裏ではそれぞれのプールから計2回交換されているため、手数料やスリッページ等の影響を2回分受けます。従って、1回で交換するときよりもレートが悪くなります。
DOOARでは手数料が1%かかるため、交換する金額が大きいほど手数料額も大きくなります。

ちなみに、手数料1%と大き目ですが、活用方法が明記されています。
以下はSTEPNのホワイトペーパーからの抜粋です。
0.3%:流動性提供者へ配布
0.6%:①GMTのバイバックとバーン、②NFTスニーカーのバイバックとバーン、③エコシステム構築イベントをサポート、④コミュニティの景品
0.1%:今後の開発費用

STEPNホワイトペーパー「分散型取引所」

従って、なるべく1つのプールでの交換の方が手数料などを安く抑えられるために、GMT/USDTプールを使いましょう。
つまり、PolygonチェーンのUSDTを用意することをおすすめします。

また、以前DOOARはPolygonはUSDCに対応していましたが、2023年12月30日ごろ、PolygonチェーンのみUSDCからUSDTへ流動性が変更されました
現在、USDCプール自体は存在しますが、プールの額は小さく、USDCの交換レートが悪くなってしまうため、USDCでの交換は行わない方がよいです。

USDTの実際の調達手段ですが、海外取引所で他の通貨からUSDTへ交換し、PolygonチェーンのUSDTとしてウォレットへ出金しましょう。

pGMTの交換手順

それでは、実際に交換の手順を書いていきます。
前の項目で以下をウォレットで用意した上での手順となります。
・ガス代のMATICを用意
・GMTに交換するためのUSDTを用意

①DOOARへアクセス ※スマホ/PC両方OK
https://beta.dooar.com/swap

②「Connect Wallet」から、ウォレットを接続(MetamaskもPhantomも対応)、USDTとGMTを選択し、交換するUSDT量を入力

画像では1000USDTをpGMTへ交換する画面になります

③Swapを実行します。初回のみ、ウォレットの通貨を交換するために「Approve」の実行が先に行われます。Approveの実行後、Swap(交換)を行いましょう。

④交換完了です。

ETH GMT(eGMT)の交換

おまけでこちらも簡単に解説します。

eGMTをCEX(海外取引所)で交換する場合

pGMTと同様にBINANCEグローバルになるため、日本在住者の皆さんはeGMTを直接ウォレットへ入出金できません。

従って、eGMTを扱っているDEX(分散型取引所)で交換するしかありません。

eGMTをDOOARで交換する場合

pGMTと同様にDOOARで交換するのが、手数料含め最もレートが良いです。

なお、STEPNのアプリ内トレードは裏でDOOARを使っているため、STEPNアプリ内でのトレードを行うことと、DOOARへウォレットを接続してトレードをすることは手数料など含め同じです。

そして、ガス代であるETHを用意しましょう。ETHはガス代が高いため、25ドル~100ドル分くらいないと残高不足というエラーが出てしまう可能性があります。

DEXでは、交換する際に事前にガス代や交換手数料から必要ETH量を推定し(実際かかる数量より多めに算出される場合がある)、それに不足しているETH残高である場合、エラーを返します。従って、交換がうまくいかない場合はETHを補充することをおすすめします。

また、eGMTへ交換する場合、DOOARはUSDCに対応しているので、海外取引所でUSDCを購入し、ウォレットへ送付しましょう。

ガス代のETHとUSDCを用意した上で
①DOOARへアクセス ※スマホ/PC両方OK
https://beta.dooar.com/swap

②「Connect Wallet」から、ウォレットを接続(MetamaskもPhantomも対応)、USDCとGMTを選択し、交換するUSDC量を入力し、交換

③交換完了です。

BNB GMT(bGMT)・SOL GMT(sGMT)の交換

bGMTについては、海外取引所で取り扱っている場合があるため、海外取引所でGMTを購入し、ウォレットへ送付することが可能です。

また、eGMTと同様に、ウォレットへUSDCを送付し、DOOARやSTEPNアプリ内トレードでGMTへ交換しましょう。

各チェーンのGMTコントラクトアドレス

・Solana
7i5KKsX2weiTkry7jA4ZwSuXGhs5eJBEjY8vVxR4pfRx

・BNB
0x3019BF2a2eF8040C242C9a4c5c4BD4C81678b2A1

・ETH
0xe3c408bd53c31c085a1746af401a4042954ff740

・Polygon
0x714DB550b574b3E927af3D93E26127D15721D4C2

ブリッジは作らないのか?

各チェーンに渡ってGMTが展開されている現状、各チェーンのGMTを入手するために様々な方法が必要になり、非常に手間ですよね。
ユーザからもブリッジを作ってほしいという要望が多いです。

※ブリッヂとは、あるチェーンからあるチェーンへ通貨を交換する仕組みです。今回でいうと例えばSolanaチェーンのGMTをPolygonチェーンのGMTへSwapするように交換できることを指します。

ただ、ブリッジはハッキングリスクが非常に高いです。今までも数多くのブリッジプロトコルがハッキングされ、資金が流出しています。

生成AI、BRC-20、クロスチェーンブリッジ……セキュリティ専門家が予測する2024年の仮想通貨リスク

2023年12月31日にもクロスチェーンブリッジがハッキング被害に遭いました。

FSL運営が今後ブリッジを用意するかは私もわかりませんが、こういったリスクを考慮すると、ユーザの利便性とハッキングリスクを天秤に掛けなければいけず、中々悩ましいですね。



本記事は以上です!
分からないことがあれば、LINEのオープンチャットもありますので、そちらで質問いただければ私含めた有志の方が回答いただけると思います!!


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