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この人に会いたい1(補足)

先週お会いして忘れないうちにと、旅の途中で急いで書いた「この人に会いたい」の第一回目の補足です。今回の旅の第一目的は自家用車で関東から関西へ向かい、特養に入所している母を見舞う事でした。その前後で、古い古い同級生やSNSメンバーにも会って、お礼を述べたかったのです。“この人に会おう”と思い立って会うようになったのは、数十年前にさかのぼるのですが、「この人に会いたい」という企画を考えるようになったのは、つい最近のことです。それは、親しい友人やスタッフの相次ぐ死がきっかけです。親交が続いていたのに急な死の知らせが書面で届いたり、人を介して連絡があったりということが毎年一人か二人はあり、かなりショックがありました。そこで、会えるうちに積極的に会うべき、いや、会わなければ!
と、思うようになったことです。当たり前のことですが、死んだら会えません。墓参りなどというのは無駄な事だと思います。会えたのに自分の自己都合で会わなかっただけではないだろうか。難しいものもありますが、自分次第のような気がしてきたのです。自分にも終わりが近付いてきていることが自覚できる年齢なのでしょう。そしてそのお一人目ですが、SNSメンバーの作野周史さんです。同じ写真家であり、私より数年先輩で、SNSでやり取りをしているうちに、お互いにどのような経歴なのか分かりだして親交が深まりました。そして仕事のアイデアで悩んでいた時に作野さんの投稿された作品を目にして閃き、アイデアを二つ使わせてもらったことがありました。そして是非、対面してアイデア使用した写真の印刷物を直接手渡し、お礼を述べたかったのです。SNSが無ければお会いできなかった方で、現代を象徴する人間関係だと思うのであります。いや、SNSだから出来たのかもしれません。写真という同業者が、文字と写真で少しずつ交流したことが、今回のことに繋がったのではと。

レギュラー撮影して印刷まで携わっているロケしごとです。

作野さんも写真家ですから、帰り際にちゃんと私を撮影してくれました。そして私からのお土産(庭で採れたカボス)をさっそく使ってそれも撮影。
流石です!

お会いした場所で帰り際に撮影してくださいました。


うちの庭で採れたカボスをから揚げに使ってくれました。

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尹哲郎
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