王会長のスピーチをどう受け止めるかが人生の分かれ道?

12月2日(水)に行われたソフトバンクホークス球団納会での王会長のスピーチ。
これはホークスの選手だけではなく、現代の日本人に向けたメッセージだと思えて感動した。


そして、スピーチを"永久保存版スピーチ"として全文公開した東京スポーツさん、さすがは私が信じる数少ないマトモな日本のメディアだなと。


(政権の圧力に屈して忖度し、五輪プロパガンダの片棒担ぎ化している全国紙。今やマトモなメディアは、東スポの他に日刊ゲンダイと菅首相のパンケーキ屋への呼び出しを断った京都新聞くらいが私の考え。)


『上手にしてくれるんじゃないんでね、監督、コーチは。自分が上手になるんだと、自分がね。自分が監督、コーチの意見を聞きながら生かして、自分が上がっていくんだ、自力で上がっていくんだということね。人が上げてくれるんじゃないんだと。』(一部抜粋)

『誰かがしてくれる…。』

これが蔓延しておかしな方向に向かっているのが今の日本ではないか?

日本に生を受け小学校に入学すれば、『先生が、学校が、塾が…』、社会人になれば『会社が…』等のオンパレード。

多くの日本人が自らの考えを示さず選挙にも行かずを続けた結果、今こそ『国民のために…』をしなければならないご時世に、"国民のためをしないし出来ない"政権と社会を誕生させてしまったのではないか?

立場上、上に立つ人間や機関等が何かをしてくれると思うのは時代遅れ。
実質的にトヨタ自動車でさえ終身雇用を放棄したのですから。

王会長のメッセージを自分自身へのこととして受け止めるか、或いは福岡ソフトバンクホークスの納会での出来事こととして他人事にするか。私はこの選択が近い将来の大きな分かれ道になるような気がしてならないのである。

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