今日で競艇が終わったなと…
私は競艇の方が好きだが、ボートレースと呼ばれて随分と月日が経ち、競艇という言葉がやや古くなったのかもしれません。
そして今日1月26日、その古くなった競艇がついに消滅したと個人的には思っている。
澤大介選手がアウト屋を卒業されました。
(アウト屋についての説明は割愛します)
待機行動のルール改正でインコースを奪取の激しい攻防が減った気がします。
プロペラの持ち込みが廃止され、アウトコースから捲くるのが難しくなりました。
それでもチルト3度で『自らの信念』と『魅せる』というプロスポーツ選手として大切なことを貫かれた澤大介選手。
そんな澤選手だからこそ、アウト屋を卒業される決断に至るまで悩み苦しまれたことかと。
ボートレースの呼び名が定着して、公営競技ではなくレジャースポーツになったかもしれない。売上も好調でしょう。
一方で、ボートレースになって個性や奇襲を活かせない競技になってしまったなと。売上が良くても、それは競技の将来にとって良いことなのだろか?
個性派とか奇襲が無い方が舟券は買いやすいかもしれない。
しかし、舟券、車券、馬券はデータだけを見て買うんではない。
生き様に夢を乗せて買う…
それが公営競技の魅力の1つであると私は考えている。
その生き様に、同じプロスポーツ選手として尊敬の念を込めて澤大介選手チルト3度の舟券が買えなくなるのが本当に寂しい…。
アウト屋を卒業されても澤大介選手を応援することには変わらないのですが、ご本人以上にファンの方々が気持ちに整理がついてないだろうなと競艇が終わって思うのである。
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