12月16日『文男スポーツ』赤上優人投手に体系化された流れに風穴を開けて欲しい
個人的に今年もライオンズの育成ドラフト1位選手に注目である。
(昨年の出井敏博投手は母校の後輩なので)
赤上優人投手。
出身校の東北公益文科大学初のプロ野球選手という経歴もさることながら、
「ピッチングを教えてくれるコーチがいなかった。いろんなことを聞いてみたい。」
この発言に無限の可能性を秘めていると確信した。
現代日本のスポーツ界において、体系化されたレールに乗らなければ選手としての可能性が狭められることが問題だと私は考えている。
良い学校を出て、良い会社に入れば組織が何とかしてくれて人生安泰みたいな幻想。この考えがスポーツ界にも蔓延しているのが何とも腹立たしい。
スポーツや芸術が進学した学校や経済的側面等を理由に可能性が狭められてはならない。個人の能力がどこにいても正当に評価される、それをしっかり見ている大人の存在も不可欠である。
スポーツや芸術には夢がある。
ましてや日本においてプロ野球は大きな夢を持つコンテンツだ。
『プロ入りしてピッチングを初めて教わった』
そんな選手がライオンズのエースになったらジャパニーズドリームであり、これこそ育成選手契約の醍醐味ではないか?
何事にも体系化と塾化されたレールに乗らなければ上に行けない。そんな空気が蔓延した日本に風穴を開けて欲しい。
『陽は昇り 風熱く 空燃えて 地平を駈ける獅子を見た♪』
大きな夢の実現に向け、赤上優人投手は地平を駈ける獅子となってくれるでしょう!
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