"弟子入り"への違和感と自らへの葛藤
最近ネットの記事だったかに、私がファンでもある高橋慶彦氏が「最近の選手は"個人事業主"と言う考え方が緩くなってきたのでは?」と述べていた。
そして、これまた私がファンである掛布雅之氏が二軍監督時に「タムロをするな1人に強くなれ!」とおっしゃっていた。
両氏の考えに同感である。
ドラフト指名された選手がインタビューで「◯◯選手に弟子入りしたい。」とコメントしていた。これもキャンプ前の自主トレで「◯◯選手は△△選手に弟子入り」と伝える報道の影響かな?
ポジション争いとは個人事業主の競争なのに弟子入りとは…。私は違和感を覚えるのである。
個々が勝利に向かって仕事をする。そこで強い個性が激しくぶつかり合っても、結果としてチームワークが形成されると私は思う。
そして『仲良し≠チームワークが良い』なはずだ。
チーム内に師弟だの弟子入りだのという関係が甘えを導かないか。甘えはチームワークではなく馴れ合いを生み出すと私は考える。
と同時に、そう考えるのは古いタイプの人間なのかと葛藤する自分もいるのである。
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