#950 ファンに媚びずに尖ってた2004年3月22日の修斗。

2023/05/04のじりラジオの内容を文字起こししたものです。

川尻達也のじりラジオ。
はい！みなさんどーもです。
このラジオは茨城県つくば市並木ショッピングセンターにある初めての人のための格闘技フィットネスジムFIGHT BOX FITNESS代表の川尻がお送りします。
今日もよろしくお願いします。
一人で収録してます。


昨日は久々に朝5時に起きてT-BLOODで行われるおはようグラップリングに参加してきました。
やっぱり楽しかったですね。
若い子とやるのは特に面白いです。


その後は以前言っていたように家族で下北沢に行ってきました。
目的は格闘家としてプロデビューした場所、北沢タウンホールです。
駅前はだいぶ変わってたんですけど北沢タウンホール自体は何も変わってなかったです。
試合会場だった2階のホールに行きたかったんですけど階段が登れないようになってました。
ちょっと残念でした。
その階段を見ると、いつもあの階段を緊張しながら登ってたなとか、試合後はホッとして笑顔で降りたなとかノスタルジーな気持ちになりました。


僕は2000年4月12日にプロデビューして北沢タウンホールで300人規模のこの会場で8戦して6勝1敗1分けの戦績でした。
当時はこの300人しか入らない小さなホールが僕の格闘技の全てだったんですよね。


そこからいろいろ大きな会場で戦えるようになってPRIDE武士道で五味隆典選手と戦った時とか、ストライクフォースでメレンデスとタイトルマッチやった時とか、UFCに出場して勝った時、いつも決まって思うことがあるんです。
『思えば遠くに来たもんだ』ってことなんです。
いつも思うんですよね。
本当懐かしかったし初心に戻れました。


その後は以前、弥益ドミネーター聡志選手がラジオで仕事行く時に着ているとお勧めしていたワークウェアスーツ、WWS新宿店に行ってスーツを買ってきました。
洗えるスーツです。
正確に言うとスーツではないらしいんですけどね。
ボーダレスウェアって言うらしいです。


会計の時に女性の店員さんに「弥益ドミネーター聡志って知ってますか？」って聞いてみたんです。
残念ながら知らなかったんですが、「サラリーマンとして働きながらRIZINで活躍している格闘家の弥益選手がラジオでここのお店のスーツをお勧めしてたので買いに来ました。」って言ったら、そのワークウェアスーツの社長さんが格闘技が大好きらしく『RIZINも会社のTVでいつも観てるんですよ』って言っていたんです。
すかさず弥益選手はサラリーマンで毎日このワークウェアスーツを着て仕事に行って格闘家としても頑張ってるってことを伝えて、是非弥益選手のスポンサーになってくださいと社長に伝えておいてくださいって営業しておきました。
もしも本当に弥益さんにワークウェアスーツからスポンサーの話が来たら今度ご飯を持ってください。


他には毎日じりラジオをnoteに文字起こしして載せてるんですけど東京に行ってる間noteから通知がきて、じりラジオのメンバーシップ配信も文字起こしして一記事300円で売ってるんです。
それが有り難いことに最近まだ全然多くはないんですけど売れてきてて、その通知が来たんですよ。
それがすごく嬉しいんです。
本当に精神衛生上すごくいいです。
ありがとうございます。
もし興味ある方はメンバーシップに入会していただいても嬉しいし、noteの読むじりラジオの方もよろしくお願いします。
普段のじりラジオは全文無料で文字起こししてます。
メンバーシップ配信は一記事ごとに購入できるようにしてますのでお願いします。


あとは5月6日のRIZIN.42のPVVがU-NEXTさんが副音声で斎藤選手、武田選手、金原選手、梅野選手、堀口選手の解説でやるとTwitterで告知がありました。
メイン解説は僕と杉山さんと鈴木アナや矢野さんなんですが、メインとセミのバンタム級の2試合が堀口選手が副音声なんですけど、みんな堀口選手の方聴いちゃうんじゃないかなと思ってちょっと怖いです。
僕も解説として頑張らなきゃいけないなって改めて身が引き締まりました。
メイン解説でも副音声でもいいのでPPV買ってくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。


それではレターもいっちゃいましょう。

“川尻さん、小林さん
おはようございます！
ラジオネーム、マカロニグラタンです。
先日のランドマーク楽しく拝見しました、ふと感じたのが、試合数についてです。
以前のナンバーシリーズは10試合以上でしたが、今回9試合と言う事で全ての試合集中して観れました。私だけかもしれませんが、集中して観るには9試合ぐらいがベストかなと思いました。川尻さんはどうお考えですか？”

ありがとうございます。
どんなエンターテイメントでもそんなに長くやらないですよね。
映画だって2時間、長くても3時間ぐらいだし、サッカーだって2時間弱ぐらい。
野球はもともと長かったんですけど、短縮しようと努力してますよね。


正直、僕は格闘技を観る側としたら、以前のコンセプトのLANDMARKみたいな全5試合でもカードが濃ければ納得するんです。
でも主催者としては、特に後楽園ホール規模の大会をやっている主催者としては、選手の手売りがすごい大きいし、なるべく試合数を増やしたい、選手にもチャンスを与えたいって気持ちもあるだろうし、試合が多ければ若手やチャレンジマッチなんかもどんどん組みやすいですよね。
選手も試合数が少ないとなかなか試合する機会も作りづらい。
だから少な過ぎてもダメだと思います。


ホント10試合前後がちょうどいいんじゃないでしょうか。
そういう意味では僕最近のRIZINの試合数を調べてみたんですけど、この前のRIZIN LANDMARK5が全9試合、4月1日のRIZIN.41が全10試合、大晦日RIZIN.40が全15試合でした。
そして11月のRIZIN LANDMARK4が全11試合、10月末のRIZIN.39福岡大会が全12試合でした。
大晦日は特別だから別として、他の大会は10試合前後で良い大会ボリュームだったんじゃないかなって思います。


それこそこの前のパンクラスはすごい長かったし、タイトルマッチは全部5分5ラウンドなんですよ。
最後4試合5分5ラウンド全部判定で、すごく長かったです。
今月5月21日に行われるFighting Nexus、T-BLOODのアオキング一輝が渡部修斗選手に挑むんですけど、ホームページ見たら20試合以上ありました。
正直全部観るのはなかなかしんどいです。
せっかくRIZIN.42の資料作りのためにFighting NexusのYouTubeのメンバーシップに入会したので、リアルタイムのメンバーシップ配信で応援しようかなと思います。


ちなみにですが、2004年3月22日に後楽園ホールで行われた修斗公式戦。
メインイベントは宇野薫VS川尻達也。
この大会が全6試合でした。
出場選手も、第一試合にはリオン武選手、第三試合にはT-BLOODの代表の岩瀬茂俊選手、第五試合には元UFCライト級王者ジェンス・パルバー選手が出てました。
すごい濃いカードです。
元UFC王者が出て植松君と戦ってました。


忘れてたんですけど、調べたら平日の月曜日開催だったんですよ。
17時開場、18時開始で全6試合。
めちゃくちゃ硬派な大会でした。
それでも会場は満員でしたからね。
ファンの都合に合わせず、観たければ自分でなんとかしろスタイル。
いいですね。
昔の修斗は尖ってました。
すごいですよね。
今、観る人に合わせて平日はなかなか格闘技大会は開催されないですよね。
平日、月曜日18時から全6試合って尖り過ぎていて面白かったです。


そんな感じで今日はこれで終わりにしたいと思います。
レターもどしどしお持ちしております。
よろしくお願いします。
それでは皆様、良い一日を。
まったねー。